昨夜
当店ジェリーズ・ギター
のヘヴィーユーザーであり
当店で知り合って結婚した二人
「モーチン」
から電話があった。
彼らの披露宴で演奏した俺の横で
一緒にコーラスを取ってくれた男。
そして、「モーチン」の高校時代からの友人
「ナメチン」
が他界した・・・・。
という知らせだった。
電話の時は偶然にも
一緒にコーラスをした
Dr.Yuta
(Headstock工房)
とのミーティング中。
古着屋US.Bluesのアル君
と3人で、悲しみに暮れた。
死因は分からない。
朝、死体で発見されたようだ。
ただ、かなりのメンタル的な薬を常用していたようで
多量摂取によるものかもしれない。
俺たちは、あの披露宴以来逢っていないから
こんな形で彼の話をするなんて・・・・。
と、思うと、悲しくてたまらない。
店にも何度か来てくれて
その都度笑顔を振りまく
「ナメチン」
の姿が思い浮かび、
昨夜はなかなか眠れなかった。
人なつっこい、その笑顔の中で
実に多くのストレス
を感じていたのだろう。
今、いなくなった彼を考えると
もう遅く、
何も出来なかった自分の無力さ
だけを感じる。
「人はコミュニケーションがなければ生きていけない!」
そう言い続けて来た。
店の意義もそこに置いて
13年間やって来たんだけれど
人一人救えないなんて・・・・。
力に慣れなかった自分を悔やむ。
そして、彼の人生を想う。
これで良かったのだろうか?
良いはずはないんだ!
と俺は感じる。
彼が最後に当店に来て
カウンターに座り、話しをした時
「彼女とのことで悩んでいる。」
というような話だった。
「結婚したい。」
とも漏らしていた。
死ぬ直前まで彼女とは電話で話しをしていたようで、
彼の人生は彼女との関係が大きかったのだろう。
と今初めて気付く。
カウンターの前に座っていた君に
俺はもっと真剣に話を聞いてあげればよかったね。
そして、君が本音を話せる相手
にならなきゃいけなかったんだ。
でも、今、消えてしまった君に
何を言っても始まらないよな。
君を思い出す時
その「人なつっこい笑顔」しか思い浮かばない。
それは素敵なことなのだけれど、
その笑顔が満面の笑みではなかった・・・
と感じて今は辛い。
「ゆっくりなれたかい?
もう無理しなくていいんだよ!」
死んでしまった君に
言えることなんて、そう多くはない。
でも、俺らしく言わせてもらうぜ。
「次の世界でシッカリと、神様に稽古付けてもらえ!」
人間やっぱり生きなきゃいかんのよ!
死んだらダメだ!
生き続けるんだ!
<2/24 MASH>
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