この一週間を振り返る・・・・
「Sunday Morning!」のコーナー
今週「俺が気になった問題」は、ズバリ
「非正規雇用者」
が
「生活に困窮している」
という問題だ!
嫌(イヤ)になる話だが
非正規雇用者はこの「Withコロナ」で
真っ先に「解雇された」り
「シフトを減らされ減額された」り・・・
全く「不当な扱い」を余儀なくされているんだ。
しかし、泣き寝入りしてはいけない!
そもそも「非正規雇用者」にも
会社側は「休業手当」を「支払う義務がある」
からだ!
当初「給与の6割」だったものが、
現在は「最大日額15000円」と引き上げられている。
しかし、この「国の制度」が余り使われずに、
「非正規雇用者」が困窮するケースが
全国で多発しているんだ!
ナゼだ?
簡単に、しかも詳しく見て行こう!
そもそもこの「雇用調整助成金」という制度
企業側には「大きな壁」があるのだ。
と言うのも「立て替え先払い」を
「従業員全員に行う」必要があるからだ。
例を挙げると「小さなお店」で
「10万円の休業手当」を
「5人のアルバイトさん」に
お渡しするのが通常ルール・・・だとしよう。
単純に「50万円必要」ですよね。
それを「お店が自腹で立て替えるわけ」ですよ!
どう思う?
この「コロナ禍」で何ヶ月も出来そうかね?
どうやら
「システム自体に問題がある」
そんな気がするよねぇ・・・。
そこで、国も考えたんだ!
直接「国」が「未受給雇用者」に
「お金を払おう!」
というシステム!
それが「休業支援金」なんだ。
一見俺も「コレで安心」と思ったんだがね・・・
ここにも「大きな落とし穴」が!
「未受給雇用者個人」が「提出しなきゃならん書類」に
コトもあろうに
「会社から休業手当を貰っていない」
というコトを
「会社に一筆書いてもらう必要」
が有るって云うではないか!
そもそも「払っていない」という
「法律違反」をしている会社側は
コレを「拒み」このシステムも
当然「頓挫している」のよ!
そりゃぁ、「うちの会社は法律守れてません」
なんて「国へ出す書類」に書きたくないよな!
普通に考えリャ分かることだが
お役人は「先のコト」を考えないものかねぇ・・・
「困窮している非正規雇用者たち」を
「救う気」があるのだろうか?
そう憤っていた俺だが
そんな時に、遂に政治が動いた。
なんと田村厚生労働省大臣は15日
「休業手当が払われなければ厚労省に連絡を」と呼びかけた。国の労働局に相談すれば、支払うように企業に個別に働きかけるという。
(本日1月16日「朝日新聞」より)
この発表と方針が「抑止力」となり
「会社側に率先して払わせる」作戦だろうが、
それなりの効果は期待出来、
久々に遅いながらも「やや評価できる決断」だ。
ただ、コレってメディアによって
「問題が大きく表面化した」から・・・
っていう産物とも言えてね・・・
最初から「もっと策を練って」おけば
困窮により「命を絶たないでいい人」
を救えたワケなんだよ!
こう書くと
「腹立たしい気持ち」
は、一向に納まらんが、
前を向いて行くコトを思えば
大きな一歩と捉えたいね!
ここまで、
「非正規雇用者」として書いてきたが
もちろん「正規雇用者」でも、この
「休業手当」を貰えていない事例がある!
「派遣」も含め「全ての雇用者」が貰える!
それがこの法律なんだ!
しかしココまで書いて、1つ注意!
法人なら問題ないお話だろうが
個人事業主の下で働く労働者は
「雇用保険」を「事業主」が納めているか?
(自分の給与から天引きされているか?)
がとても重要なのでチェックだぞ!
雇用保険が払われていなければ
今日俺がココに書いた様な「保障ではなく」
コロナ特別の「緊急雇用安定助成金」となります!
それと
「週20時間以上」
働いていない人には、そもそも
「雇用保険加入義務は無い」
ので、短時間労働者は
「加入されていない場合が多い」
です。
気になる人は
「雇用契約書」
や
「給与明細」
を今一度、確認して欲しいぜ!
ちなみに、この
「緊急雇用安定助成金」
の受け取り方法も同じです。
以下の『国の窓口』
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10702.html
にてご相談か
『支援金、雇用調整助成金コールセンター』
℡:0120-60-3999
受付時間 9:00~21:00
(土日・祝日含む)
『厚生労働省公式LINEアカウント』
→ 友だち追加用リンク https://lin.ee/qZZIxWA
を、どうぞ!
期限は一応「2月28日」まで
と云うコトですので、お急ぎ下さい!
《 編集長「MASH」筆 》
https://hardp.crayonsite.com/