「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

「楽しく生きる」為に「性格を変える」というコト!「性格」って、誰でも簡単に変えられますよ!

2020-08-24 14:37:01 | 編集長「MASH」の新コラム「Mashからの遺言」

子供の頃から「小児喘息」が酷く
筆者は幼少期に「死」を意識しながら
同時に「生きる」コトを考えていた。
小学校2年生くらいの話だ。

私は今では信じられないが
「小学校2年生まで、体育は見学」であり
外で走ることすら出来なかった。
当然「体育」の成績は
「がんばりましょう」であった。

勿論この幼少期の経験は
「孤独との戦い」
であり、大いに
「内向的な自分」
を創り上げていった。

ちょうど同時期の80年に
「ジョン・レノン」が射殺され
そのあまりの衝撃から
家に数枚だけあった
「ビートルズのシングル盤」を聴き
音楽が「自分を癒していく」のが分かった。
「孤独と引換に音楽を手に入れた」
そんな素敵な瞬間だった。

後に私はこの「ジョンの死」が
より自分に「死」を意識させたことを知るのだが
その話は後日またするとして、とにかく
この時を境にターニングポイントとなり
全てが好転したように思う。

その後筆者は
週に一度の「体質改善の注射」を打ち続け
「喘息」は急激に治っていき、
スポーツマンに生まれ変われたのだ。
だから今でも日々トレーニングをし
「あの頃の辛い時期に戻らないように」と
教訓の様に生きているのですね。

さて、当時当然ながら
私には時間がたくさんあった。
外に出て元気に遊べないからね。
でも、その代わりに
「自分をジックリ見つめていた」のだ。

私の性格は「常にイライラして短気」だった。
不健康って欲求不満の固まりだからね。
でも「何かに集中すればイライラが収まる」
そんなコトもこの時に知ったんだね。

逆に「人前では元気に明るく振舞って」いた。
これは「病気の自分」を悟られない様に・・・
そんな「防御術」であろう。
その両方が随分と私を苦しめていた。
また、当時大流行した「ガンプラ」なんかには
のめり込めなかった。祖母がプラモ屋経営で
無料(タダ)で貰えるにも拘らず(笑)

これで知ったことは
「出来上がりが分かる物」に自分は興味が湧かない・・・
ということであり、ソレと同時に
「皆がヤッているコトへの反発」も
多いにあったように思う。
今思うと特に後者は
「体育見学時」のヤッカミかもしれない(笑)。

しかし、この性格をも自分は早くに理解できたからこそ
「自分が興味を持てる道を信じ突き進む」
というコトを選べたのだと思う。
これが最も顕著に現れた例が、もちろん
「ビートルズ」であろう。
「ワム」全盛期に「ビートルズ」を叫ぶことへ
私は「一種の快感を覚えていた」
くらいなのだから。

その後、前述の「注射のお陰」で
病気を完全に克服し、
中学に行く頃には、もうそのバランスを
上手く取れるようになっていたのだ。
そこでは外的には
「野球」と「サッカー」を楽しみ
同時に内的には
「ビートルズ」と「文学」に集中した。
オマケに「ギター」も手にしていたのだから
まあ、すっかり土台が出来ていったワケね!

「性格を完全に変えよう」
と思ったのはその頃だ。
まだまだ「時々顔を出す怒り」を
「どこにブツけるのか?」
というコトが焦点となった。
隠れてタバコを吸うだけじゃぁ
大いに見せ掛けだったのさ(笑)
「当時の不良ごっこ」は
あの頃の皆が「通った道」だろうけれどね。

そこで私は中学3年の時に
「学校の新聞委員長」となり
色々な取材をし、
記事を書き、
新聞をマトメる・・・
そんな活動に「思いをブツけた」のだ。
「伝える側」に回るコトをココで決めたお陰で
「何かフッ切れた」そんな気がした。

高校時代は一層「ギター」に打ち込み、
エレキも手にし、曲もどんどん書いたけれど
紆余曲折しながら
結局は「書く道」を選ぶことにした。
筆者はイングウェイみたいに
早く弾けなかったからね(笑)。

とにかく高校時代は
本当に「たくさんの来日ライブ」を見たんだ。
自分の趣味とは到底違う人たちも含め、
取材として、経験として、
本当にイヤというほど見に行ったし
それこそイングウェイも買って聴いたさ。

高校卒業後には、そんな経験を生かし
「音楽ライター」をやりつつも
「自分のバンド」で都内を駆けずり回っていた。
「伝えたい!」ただそれだけの為にね。
まさか、オマケだった「ギター」が
自分の人生を支えてくれるとは・・・

ソレもコレも
知らず知らず「自分の内なる怒り」が
「戦争」や「平和」そして「愛」へと
自然と向いていき
そのような「内向的な部分」を
常に膨らませながらも
「伝える作業」を外交的な
「バンド活動」や「自分のレーベルや店」
という方法で、日々発信して行く・・・
そんなサイクルを創り上げたのだろう。

結果的に
「上手く性格を転換することが出来た」
というのが、とても大きいと思う。
そう。すべては
「自分の性格を知り、性格を転換させた」
コトに尽きる。
「自分の中に湧き立って来る怒り」は
常に「曲」や「文章」「ステージ」で
「吐き出して来た」お陰で
「すっかり角が取れて、丸くなっていった」
んだね。

結論を言うと「性格は変わる!」
「変わっていく道筋(シナリオ)」
だけをシッカリ立てれば
ホント、簡単にね!

そして
「性格を上手く転換」
すれば
「人生も上手く転換する」
んだ。

逆に
「自分はこういう性格」と、
「今の性格」にシガミ付いてウジウジしていたら
残念だけれど、一生「好転」はしません。
今のもまま体力が衰えて、死ぬだけです。
時代はこのコロナ禍・・・
君も今こそ
「マインドを変えて」みたらどうだろう?

今は間違いなく「インプットする時」でしょ?
「たわいもない趣味」を「絶対の特技」
としてしまえば
「現在抱えている最大の弱点(だと君が思っているもの)」
そんなモンだって
「感じなくなるくらいの自信」
が付いているはずだよ!
そうなりゃもう「性格変わってる」よね(笑)!

そしてコロナ後の「アウトプット」時には
それらを「バァ~っ」と出せばイイ!
今こそ自分をガラッと変えてしまおうよ!
「ピンチはチャンス!」
本当にそうだからね。

ぜひ「ゲーム感覚」でトライし、
頑張ってほしいモンだぜ!

《 編集長「Mash」筆 》



最新の画像もっと見る