女子高生とセッションをした時のお話。
その子が休憩時間に
「ヤバイ!ヤバイ!」
と笑いながら言っていてね・・・。
俺からしたら
「ヤバイ=マズイ」
でしかないもんだから
「何かマズイ部分でもあったの?」
なんて聞いちまったんだ。
そーしたら
「Mashさん、違いますよ。チョーイイって意味です!」
な~んて言われてしまってね。
「ああ、今の演奏が良かったってことね・・・。」
と内心は呆れ果てながらも
作り笑いを浮かべたもんなのだが、
『最近、日本語の変容が著しい』
と思うのね。
俺個人としては
『日本語の美しさを意識して話しをする様にしている』
し
『出来るだけ、今に染まらない様にしている』
つもりだが、
『同世代でも随分と今風に呑まれ、乱れた日本語を使う奴が多い』
のも事実・・・悲しい限りさ。
「アルアル・・・」
とか俺は絶対に使わないぜ!
とてもカッコ悪いし、品が無い!
「よくある話ですが・・・」
と話せないもんかね?
「ですよねぇ!」
なんかもそうさ。
「そうですよねぇ!」
と話す方がずっと大人らしくクールだ!
前者は子供っぽいだろ?
まあ、ソー言う奴とは俺、話さないから
『言葉自体うつらない』
ワケだし、
テレビも無いから
『耳にさえ入って来ない』
のだけれど、ね。
まあ若い女子が
「チョーヤバイよねぇ!」
「メッチャヤバ!」
とか言い合っているのを見ると
「嗚呼・・・俺、絶対にこの子達を好きになれないなぁ・・・
ルックスは可愛いんだけれど」
な~んて途方に暮れたりするもんね(笑)。
『言葉使いで人格や、その人の生活が分かる』
ってもんだよ。
大切に、それこそ
『言葉を選んで話すべき』
だと俺は思うね。
最初の話に戻ると
俺だったらシンプルに
「今の演奏はとても良かったね!」
と言っているよ。
俺はその辺の小便臭いガキじゃぁ無い!
何度でも言うが
「俺は男だ!」
だからこそ
『大人の男らしい話し方をする』
に決まっている!
コレは譲れない所だし、
『絶対にブレたらダメ!』
な部分だと思うね。
《編集長「Mash」筆》