The Who
言わずと知れた
ブリティッシュビート
の大御所バンド
ブリティッシュRock史は
ビートルズ
が扉を開き
それに続いたストーンズ
そして、それらをお手本に
アニマルズ
やキンクス
なんかの手法をも飲み込んだのが
The Who
実はデビューは最遅
64年7月のデビュー
これは
ストーンズ
より約1年あと
ビートルズ
からは約2年もあと
になるのだから
もう、若手も若手でしょう
言わせて頂くが
The Who
のサウンドは新しくない
ビートルズ、ストーンズ、アニマルズ、キンクス
をマトメタのが彼らの音なのだ
しかしだ
彼らは頭が良かった
と言うか、ピート
が頭良かったのだろうけれど
先輩達の良いところを上手くMixし
彼ら特有のビート重視のノリを強調
そのお陰で
「何となくオリジナルに聴こえる
」
ように仕上げている
そんなデビュー・アルバムが
キャリアの中でも一番素晴らしい
「My Generation」だ
時は
キンクス
の
「You really got me」
「All Day and All of the Night」
が立て続けに大ヒットしていた英国
そんなワイルド感を上手く利用し
キンクス
の流れに乗って
同路線の「My Generation」
がヒットしたのだ
この曲ではオックス
のベース・ソロを
大胆にフューチャーし
一見派手に聴こえるけれど
ポール・マッカートニー
の足元にも及ばない運指・・・
それを、「スゴイ
」と思わせる策士的なところも
ピート
のアレンジ力だろう
とにかく
このアルバムでブリティッシュ・ビートは終わる
ビートルズ
は「Help」以降大胆なサウンド飛躍を見せ
ストーンズ
はそれに追従
アニマルズ
は解散しキンクス
は内向的サウンドに・・・
そんな中、The Who
はモガキ苦しみ
以後冴えない作品を連発した後
「Tommy」
「Who's next」
「四重人格」
という名作3部作でピーク
を迎え
散る
ゴードン
が購入したこの1stアルバム
「UKオリジナルMono盤」
にこそ、当時の混沌としたブリテッシュ・ビートが
すべて収められた傑作
このオリジナル盤の音
でしか
The Whoの真髄
は見えてこない
JB
のカバー曲
も取り入れ
ソウルフルな手法まで飲み込んでいる
ところもツボ
市場でもこれほど美しい
コンディションは稀
彼
は迷わずGet
したゾ
今後も高騰し続ける
ロック史に残る名盤
見つけたら買い
でしょう
そーいう作品です
ちなみに
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