木曽駒ケ岳を登ってから、次は伊吹山をと考えていた。
伊吹山は琵琶湖のほとりに鎮座する百名山の一つである。
標高は1377mとそれほど高くはないのだが、日本海からの季節風をまとに受けてかなりの積雪になる。
天気予報と自分の動けるタイミングがあった時が山行日(笑)。
何となく遠いイメージがあったが、実際には木曽駒ケ岳へ行くよりずっと近い。
西の方に出かけることが少ないので、心理的に遠かったようだ。🤣
登るコースはいろいろあるが、今回はメジャーな表登山道から登る。
民間の駐車場に到着。スキー場が閉鎖されてからずいぶん経つ。今は登山者が貴重な収入源となっている。
トイレ、更衣室、シューズを洗う流しなど使えて400円ならお得である。
ふもとから見上げる伊吹山。町に雪はない。
準備を整えてまずは登山口まで。
登山口から1合目までは、降った雪が融けて登山道は泥々。
また多くの登山者が歩くのでかなり荒れている。
1合目まで来ると少し雪が出てくる。ここでアイゼン付ける人もいるが、まだなくても大丈夫。😄
雨、雪はないが薄曇り。
ちょっと登ってきた。
3合目に四阿(あずまや、しあ)がある。まだアイゼンなしでも行けそうだが、段々登りが急になると付けるのが面倒なのでここで装着。
ワンタッチアイゼン楽で良いね~(笑)。
伊吹ブルーは望めそうにない。森を抜けていく。
男女問わず、ソロが多く見受けられる。自分もだけど(笑)。
写真中央のへこんでいるところの直登ルートに点々と登っている登山者がたくさん見える。
まずは避難小屋を目指して歩く。
6合目の避難小屋からの眺め。😃
小休止入れながら2時間半近くかかっている。トレーニングかねてのザックが重いかな~。雪山フル装備(笑)。
6合目から勾配がきつくなる。稜線へあと半分ぐらいまで来て撮影。
トレースがついているところは良いのだが、一歩、横を踏むと膝まではまる。
なので、追い抜くのも道を譲るのも大変なので必死に上向いて登る。写真もゆっくり撮っていられない(笑)。
最後の急登、かなり。🤣
下からは続々と登山者が登ってくる。1合目にある建物がかなり小さくなった。
そして、琵琶湖がデカイ!
動画を追ってみたが、足元固定されて上手く回転できない(笑)。
稜線直下までハアハア言いながら登ってきた。
そのしんどさ分かります!
稜線に出るとそこは平原、広い。
道はいろいろ、上野から登ってきた。自分の場合150分(2時間半)は、無雪期か軽量ザックで来ないと無理ね。😅
以前雪で登った時は、まだスキー場が稼働していた。
スキー客の横を通って、頂上に着いた。その時は雪と言うより氷でアイゼン効かしての登山だった。
頂上の三角点。ポールがたくさん立っているが、鹿避けネットのポールだ。花の百名山でも有名な伊吹山はシカの食害がひどい。
春になったら、ネットが張られる。
エビのしっぽから、風向きを知る。この場合、右側からの風だ。
強風だったら行動食だけにしようと思っていたけど、今日は無風の時があるほど穏やかなので欲張った(笑)。
ウインナー一袋はちと多かった。😆
山頂は広い。トレース以外は沈むので、歩き回るにはワカンが便利。
薄曇りだけど、遠くまで見渡せる。白山は真っ白だ。
今度は、まずまず撮れたかな。😁
古事記、日本書紀の世界。ヤマトタケル(日本武尊)の石像。今日はエビのしっぽ付いていない。
吹き溜まりはかなり雪が深い。山に隠れていた琵琶湖の半分と。
そろそろ13時。さあ、下山だ。
この時間からでも登ってくる登山者がいる。すれ違うと女性パーティーだった。
下りは急斜面過ぎてから100均の尻そりで遊びながら下る。楽しい!😆
上部の急斜面は、ピッケル使ってスピード調整しながら下る尻セードの人もいた。
話が聞こえる、サイドポケットのペットボトル落としたらしい(オイオイ🙁)。
6合目の避難小屋に戻ってきた。ここで、ワカンを外す。
だいぶ暖かい日だった。ここの雪も融けている。
1合目に到着。登山口まで0.9kmとある。
問題はここからだ。行きの泥々地帯に突入。朝、凍っていた所も全て融けてて、ここでは絶対こけられない!
1合目から車道を歩けば汚れないのだが、2.5kmぐらいあるので悩むところ(笑)。
無事下山。
今日は暖かかった。頂上でも2~3℃あった。
晴天ではなかったけど、楽しく登れた。
ただ、頂上直下の急登はザックの重さもあって、さすがにしんどい。標高差1180mもなかなか。😂
写真を撮るために、道を譲ろうとトレースを外すと膝まではまるので結構大変(笑)。
もう少し凍っていたら歩きやすいだろうけど、滑落に注意だ。
翌日、尻セードを失敗してスピードを抑えられず滑落し重傷の人がニュースになっている。気を付けないと危ない。
瀬戸から割と近いので、伊吹ブルーを楽しみにまた行こう!
💖
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます