年1回の泊りを入れたアルプス山行き。
今年の目標に剱岳を上げていたがスルーして、白馬鑓温泉と考えていた・・・時間が取れず登る前に敗退(笑)。
それとは別に水平歩道、下の廊下をとひそかに企んでいたが、なかなか全面開通に至らず。
先日は滑落死も発生している。😣
と言うことで、選んだのが『白馬岳』。
決め手は、『蓮華温泉!』 鑓温泉同様に野趣あふれる野湯(のゆ、やとう)に魅かれて登山ルートを考えた。
栂池から入り白馬大池経由して蓮華温泉ロッジに一旦降りる。翌日登り返して白馬岳へ、最後は大雪渓で下山する。
2泊3日でゆったりアルプスを楽しむ計画だ。
朝一のゴンドラに乗るべく車中泊。これもだいぶ慣れてきたが、車がそれなりに泊まっているところではマナーが大切。
その一つにドアの開閉がある。開ける方はともかく閉める方は割と大きな音がする。特に夜は響く。
なので着替えや寝る時以外は割とオープンスタイル。
もちろん、季節や時間帯にもよるが出入りの回数を減らすかスライドドアは開けておく。
見る見られるはお互い様なので、カーテンなどを工夫して付ける。
朝焼け。期待に胸膨らむ。😁
駐車場からボチボチ歩いてゴンドラの切符を買う。すでに人の列ができている。
栂池自然園があるので、そこを散策するハイカーも多い。一番奥まで歩いて一周すると3時間半ほど掛かるらしい。
往復切符は少し割引だが、こっちは縦走になるので片道切符(笑)。
リフトとロープウェイを乗り継いで駅到着。多くの人が自然園に向かうが、登山者は少数。
歩き始める。良い天気!
オーっと声が出る。素晴らしい眺め!
さらに進む。いい感じ。😍
ゴゼンタチバナが赤い実をつけている。
『天狗原』の湿原に到着。小休止。
ナナカマドが赤く、青空に映える。
天狗原の木道を過ぎると岩場が現れる。結構なサイズの岩である。
途中振り返ると湿原の向こうに新潟の山々、しかし名前がよく分からない。😅
さらに登る。
この岩場を登りきると、白馬乗鞍岳。大きなケルンが建っている。
ハイマツが一面に生い茂る広々とした眺め。
ケルンから数分で、眼下に白馬大池を望む。
それにしても、10月とは思えないほど暑く、日差しも強い。
Tシャツ1枚で十分だ。焼けないようにアームカバーして(笑)。
色づき始めたナナカマドを見ながら大池をぐるりと回り、山荘に着く。
ここまで来るとかなりの登山者の数。テントはすでにいっぱいである。
山荘を後にして、ここから蓮華温泉に下る。分岐。
午後、曇ってきて光がないけどチングルマの綿毛がキレイ。明日、天気の良い時にもう一度撮ろう。😄
ガスがますます濃くなってきた。幻想的だ。
『天狗の庭』に来ると、風雪に耐えた樹が見事。
日本海の風の強さを物語る。
本日の宿、蓮華温泉ロッジに到着。
山小屋風ではあるが、温泉旅館で完全個室。窓も二重になっている。
チェックインを済ましザックを置いたら、本日のメインイベント野湯(のゆ、やとう)へ向かう。
内風呂もありそれも温泉なのだが、やはり外だよね~(笑)。
あの湯気のあるところに・・・
ここには4つの野湯があるが、ひとつ目は結構人が入っていていっぱいだったので上部へ行く。
ロッジから歩くこと15分余り、『仙家の湯』に到着。
先客がいたがもう帰るところであった。中年の女性は水着を着ている。そう基本混浴なのだ。
脱衣所も何もない。まさに野湯。
湯加減もさっきよりはいい感じだ。早速入る。
源泉かけ流し。熱いので沢水がホースで引かれている。適当に調節するらしい。
もうガスで展望はないが、晴れていれば絵ハガキの様。😄
ここから5分上部に『薬師湯』がある。看板フダが掛かっている時は女性専用という心配り。
掛かってなければ、男性もOK。
と言うことで、全裸で歩く訳にもいかないので(笑)体拭いて服を着て靴はいてと少々面倒して上に行く。
おー、わずか数十メートル違うだけで泉質が違う。まるで翡翠(ひすい)のようなエメラルドグリーンだ。
浸かると熱! ここもホースがあり沢水を入れる。近くには噴気孔があり温度はかなり高めだ。
極楽、極楽。今日歩いた汗も全部流せる。
ロッジに戻るとき最後の一つを見つけた。仙気の湯と同じ泉質でかなりぬるめ。パスして戻る。
夕食はとても美味しく県民割が使えたおかげで生ビールも頂けて大変満足。😆
明日はしっかり歩けるぞと布団にもぐりこんだのであった ・・・・つづく
💖
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます