狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

リローディングについて

2012年09月09日 | 狩猟と銃
リローディングを行う者は少ない。費用も安く作れるというが作成道具一式を買うと70,000円ほど必要だ。計量器も天秤であるが電子式となるとグンーと値が上がる。安い弾が作れるといっても、この初期投資を回収するにはたくさん作るか、何年も使用しなければならない。つまり、中々ペイしない。
しかし、熱心な人はいる。それは趣味の世界だからだ。理由は次のことが考えられる。
1、火薬量と弾頭の組み合わせが出来、自分の銃にあったただ一つの種類の弾が作れる。
2、比較的に安価に作れる。
3、作ることが楽しい。
4、特殊な口径の銃で市販弾がない場合。
5、その他
このように思いますが、いかがでしょう。

国内で市販される火薬は国友さんが独占的に輸入しています。そうたくさんの種類がなく、国産はさらに少ない。個人輸入も可能らしいが労力と手間が必要で現実的ではない。マニアは別です。自由な組み合わせはできますが、あくまでマニアルの範囲以内です。76Grsがマキシムの場合77Grs装入すれば暴発かと言えば違います。しかし雷管が潰れたり、危険の兆候はあります。小生はSpeer社のマニアルを使用していますがマニアルの指示する火薬量を厳守しています。少々初速を上げてみても実猟では何の意味もありません。では火薬量を少なくすればどうなるのか。友人より聞きましたが指定量の約半分が限度だそうです。半分を割ると異常高圧が発生し事故になった例があるそうです。弾頭についても火薬と一緒でいろいろな制約があり、その中での裁量です。特に北海道では銅弾の使用が法制化されています。命中率からは劣りますが鉛害防止の観点から厳守しなければなりません。何よりも遵法です。2、は割愛します。3、が小生にとって一番の理由かもしれません。いろいろに資料を漁ったり、先輩の話を聞いたり、そして射撃場でいいグルーピングが出れば有頂天になります。資料の中には驚くような物もありますが、笑って聞き流します。しかし危険が予測されるような事案には困ります。4、は関係ありません。
今までは内地で作り、内地の射撃場で試射した弾を北海道で使用しました。温度差はどこまで影響したかわかりません。しかしテキトウに作った弾で撃った事はありません。マニアルを守り、安全に長く狩猟を楽しみたいものです。

そしてリローディングについてはホームページやブログを参考にしてはいけません。最後は「個人責任です」と逃げます。顔の見える信頼できる猟友から教えてもらってください。一人はダメです、複数の方から教えてもらってください。海外の資料を根拠にする人は敬遠した方が利口です。事故の際海外まで文句を言いに行きますか。露天商の口上に命を預けますか。そして、よく誤解しているのは散弾銃の知識をライフル銃に持ってくる人です。散弾銃のチャンピオンもライフル銃では赤子です。虚心坦懐に年下の者であっても先達の言には頭を垂れのましょう。それが上達の早道です。


最後に道具(鉄砲、弾、服)よりも、命中のコツは近寄ることです。この間に周囲を観察して安全を確認してください。特に矢先です。北海道は広いようですが、農夫が牧場に出ています。牛馬が放牧されています。防風林の先に人家があります。ハンターの嫌いな農家もたくさんあり、すぐに110番です。命中して嬉しいのはよくわかりますが、残滓の処理は良いですか、よろしくお願いします。
もうすぐ解禁です。どこかの猟場で笑顔でお会いしましょう。

豆料理

2012年09月09日 | 美味紹介
豆料理にハマってしまったようです。ネットの時代、全国各地の調理方法が手に入ります。そして試みてみると結構簡単にでき、美味しいのです。
こりゃあハマってしまいます。
今日は3種類の豆を買ってきました。ます゛、十勝産金時豆です。すでに豆は鍋に入り明日の調理を待っています。

北海道産の黒豆、地方名はありません。大豆も買いました。野菜と炊く予定です。極めは昆布です。80円引きの為北海道は道東産を買いました。羅臼産ではありません。ここが苦しい所です。
移住直後は新鮮な魚介類に関心が行きましたが、最近は田舎の豆料理です。昆布も美味しくいただいています。
美味しいレシピがあれば是非コメントをお願いします。