頂上滞在約40分、少しガスってきたこともあり11時10分下山開始先ずは火山礫尻餅注意、途端にドスン、ヤッタ~後ろで女性が。
振り向いて大袈裟にしても失礼なので、顔は向けずに声だけで「大丈夫!!」。
これって思いやりのつもり、でもリップサービスととられたかナ?
まだまだ午前中、登ってくる人と行き交う「もう~すぐ頂上ですよ」なんて余裕で声をかけちゃう、苦しんでいる人に(決して悪気はないのですが~)。
紅葉を見下ろしながら高度を少しずつ下げてゆく、登りの苦しかったのが嘘のよう山も紅葉も空気の冷たささえもを楽しめました。
そして八合目石標識に到着、ここから先はガレ場の連続膝に優しい下山を実践。
登りは腕で身体を引き上げるようにしたが、今度はは両腕で身体を支え足に衝撃を与えないように着地。
前屈みになったときバランスを失したら大変、顔からの着地だけはゴメンこうむりたいので真剣。
何とか最大の難所を通過、この頃には少し明るさが増し中禅寺湖が見えてきました。
もう雨の心配はまったくなく五合目付近では登りに気が付かなかったツツジ系の紅葉がまとまって見られました。
すっかり余裕、登りに確認できなかった標識三合目と二合目を探しながらの下山。
これは鹿の食害防止ネット
私もどうにか膝の痛みに見舞われることなく中宮祠へ辿り着くことが出来ました。
それにしても男体山(二荒山)とは良く言ったものです一気の1,200m以上の登り、6合目から8合目にかけてのガレ場の連続、脚力の衰えた頃に待ち受けている火山礫路、正に『名は体を表す』に偽りのないピッタリの山でした。
帰ってから一つだけ疑問が湧き首と頭を捻っています、それは男体山の高さなんですが?
①ツアーガイドさんから頂いた資料は標高2,484m(小数点以下を丸めているのだと思いますが)
②現地にあった木製標識の『二荒山神社男体山奥宮海抜2,486m』(周辺にここより高いところがあったように記憶しているのですが、数値上はここが最高点になっていたこと)
③1等三角点の標高2,484.4mと2,484.2mと二つの値?
こんな事を思っていたら頂上が何処だったのかよく分からなくなってきました?
近いうちに?自分の目で360度の大パノラマと頂上と標高を確認してみたいと思っています。
近いうちはそのうちですヨ。