『自分で薪を割れ 二重に温まる』
ヘンリーフォードの名言です。
フォード創業者の熱い情熱がこもった言葉です。
自動車生産をライン方式で大量に生産することに成功したフォードですが、今年日本から撤退することになりました。
とても残念なことです。
右ハンドルのマスタングを日本導入直前のタイミングでの撤退は驚きました。
右ハンドルのアメ車を待ち望んでいた潜在的なアメ車ファンはたくさんいましたからね。
これは自分で薪を割ったことになるのかどうか、、、
割ったとしても温まらない、、、
シェールオイルの影響で、省エネ熱が一気に冷めたような米国と、原発停止で火力発電用のエネルギーとして、さらに大量な化石燃料輸入に頼らざるを得ない日本では、安くなったとはいえガソリンは税金の影響もあって高いままです。
クルマ作りに大きな違いが出てしまったように感じます。
アメリカでは燃料大食いの大型車が復権を果たし、プリウスを代表とする省エネ車はあまり売れなくなってきているようです。
省エネは省エネルギー代金ではなく、省エネルギー思想だったはずなのですが、アメリカでは現実が理想を凌駕しつつあるようです。
CO2はどんどん排出され、地球温暖化に向かうと多くの有識者は言っています。
その真偽はともかくとして、個人的には新型ムスタングが日本で販売されないのはとても残念です。
海外での試乗リポートか上々だっただけに、残念無念なのであります。