るるの日記

なんでも書きます

平家物語「公卿による平忠盛いじめ」

2022-02-22 20:15:17 | 日記
平清盛、その先祖は
桓武天皇第五皇子
葛原親王
その九代後胤が平清盛である

桓武天皇
葛原親王
高見王
高望王(皇籍離れ平姓に)
以後6代は宮中に昇ることは許されなかった
国香(良望)
貞盛
維衡
正度
正衡
正盛
忠盛→鳥羽上皇のために三十三間堂を建て、一千一体の御仏を据えた
その報奨として但馬国守を与えられ、宮中に昇ることも許された
平忠盛36歳の仕事である

出る杭は妬まれ、公卿はこの人を闇討ちする事を計画した。その計画が平忠盛の耳に入る

「私は文官ではなく武士の家に生れ出世したゆえに、これから私は文官嫉妬心による闇討ちに会うだろう。だが私の今生の仕事は、わが身を全うして君主に仕えるのが本文である。だから、闇討ちの恥は何でもない

殿上の庭には、闇討ちの噂を聞いた平忠盛の郎党たちが薄青の衣を着て、太刀を脇に挟んで控えていた。。よって、この夜の闇討ちはなかった

平忠盛が天皇に召されて舞を舞った
公卿の人々は歌の歌詞をかえて
「伊勢平氏は、すがめだわい(伊勢瓶子は酸かめ→伊勢の徳利は酸かめにしかならない)」と歌った
【桓武平氏は桓武天皇の子孫なのに、都から遠ざけられ、昇進もせず伊勢に住んでいたという背景がある】

平忠盛はいたたまれなくなり退出。郎党たちが「どのような様子でしたか?」と聞いてきたので、宮中で受けた恥を言おうとしたが、それを聞いた郎党たちはすぐさま殿上まで斬り上がろうとする者ばかりなので
「特別な事はなかった」と答えた

公卿は平忠盛について憤る
★しきたり、儀礼を守らない平忠盛、その家来が殿上の席に列しているのは、今だかつてない乱暴なことである。罪科は免れることはできない。彼を官職から辞めさせよ!
鳥羽上皇のまえで
平忠盛釈明する
「まず、私は家来が殿上の庭にいたということは知りませんでした。ただ、、最近私を闇討ちしようと計画している人々がいるということを耳にした家来が私を守るために、こっそり殿上の庭に控えていたのは、いたしかたないことです」

鳥羽上皇「武士の家来の常。忠盛の罪ではない」と咎めるどころか、お誉めくださった


諸行無常物語「平家物語」を読む

2022-02-22 17:42:04 | 日記


平安時代末期
内乱が二度起き、これが公家後退と武家上昇の契機だった

★保元1年(1156年)保元の乱
★保元4年(1159年)平治の乱

この乱を経て、それまで地方官どまりだった平氏・平忠盛(40余歳)は初めて御殿に昇ることを認められ第一線に躍り出た

平忠盛が死んで、嫡子清盛は昇進を重ねた
1167年・太政大臣
1180年・孫が安徳天皇として即位し清盛は栄華を極めた。その直後源平合戦が起きる、、、
1185年・平氏滅亡

平氏の栄華はわずか25年、、

平家物語は「あはれ」「かなし」の物語である

祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂に滅ぶ
ひとえに風の前の塵に同じ

整えたい

2022-02-22 13:10:23 | 日記
本を読む時は、以前はノートに大事だと感じた文章を書き記しながら。現在はこのようにブログに書き記しながら、、読む

本を黙視して読むだけでは、いつの間にか速読になり、感受を素通りしてただ言葉を消化するだけになってしまって、途中で飽きてしまう。集中力が続かない

この短気で飽き性の本質は
「意味の無さ感」
本を読んで何になるんだろ?
感受を素通りすると昇華という結果が無いから無意味で飽きる。それは読書ばかりではなく生きる行為そのものに通じる。意味を持たせるというのは見聞きする事を感受し、すっかり昇華すること

ノートに記したり、ブログに記したりすることで、瞬間瞬間にインプット→感受→アウトプットという原因→結果というサイクルを繰り返し飽きが来ない。12時間は読書に没頭してしまえます。別の見方からすれば本に取り憑かれる

無意味とは
意味あるとは

この集中の仕方を暮らし全体に生かせないか?というのが私の挑戦。実は家事は嫌いで手抜きで必要最小限、生きていればいいという生活。その時間を読書にあてたいという思い。でもそんな生活を続けるとやはり、自然に考えは「生活を整えたい」に成る。美的感覚が飢えている

人の思いはきっとほっといても自然に整えたい方向にいくんだな、、