マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第3幕 蟹江城の攻略に加わる自衛隊組 攻略編

2018-03-01 16:58:49 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
蟹江城
鎌倉執権北条氏の一族北条時任が築城した城である。
現在は服部友貞が守備していた。

美濃攻略を目指す信長は国内の安全を確保すべく、蟹江城を狙っていた。
佐久間信盛.滝川一益らの信長の家臣を始め、信長の弟織田信興までいた。
須森ら自衛隊組のその中に加わっている。

そんな中・・・・・

「滝川彦右衛門一益でございます。」

「須森啓蔵.三等陸佐であります。」

織田家の家臣滝川一益が須森と面談していた。
滝川隊も自衛隊組と同じ場所から攻める予定である。

「しかし、変わった服装ですな。雑賀の者で?」

「いえ違います、ただの漂流者です。」

「漂流者か・・・・面白いもんだな。」

一益は須森が漂流者だと言うとふっと笑う。
ふとあたりを見回すと・・・・

「お主らが持つ銃は種子島とはだいぶ違うなぁ、何処で手に入れた?」

「それは私達の祖国の国民の皆様の税金で仕入れました。」

「民の税か・・・・なるほど」

一益は89式小銃などの自衛隊組が持っている銃に興味を持つ。
甲賀忍者の一族と言われていて忍者と強調される事があるが、若い頃に河州堺で射撃を学んだ経験もあり。
百発百中の腕前を披露するなどと射撃のプロと言っていい程の腕前の持ち主である。
射撃の名手ともあってか自衛隊らが持つ銃に関心を持った。

「試しに持ってみますか?」

「いいのか?」

「勿論です、石井。」

「はい」

「9mm拳銃を出して滝川殿に貸してやってくれ!」

「はい分かりました。」

あまりにも興味を持ちすぎる一益に拳銃を貸す。
石井は拳銃を取り出し、一益に渡す。

「これが種子島、随分と小さいな。本当に撃てるのか?」

「無論です。」

「そうか、どうやって撃つ?」

「両手で構えて撃ちます、このように・・・」

石井は一益に拳銃を握らせる。
両手で構えさせ、砲身を正面に向ける。
一益は緊張しているようだが、別の自衛官一色が同様に拳銃を構え・・・・

              ダンッ ダンッ ダンッ

拳銃を発砲する、その姿に・・・・・・・・・

「・・・・・・・」

「・・・・・まぁあのようにです。」

「うむ・・・・・・・」

一益は驚いて頭の中が真っ白な状態になる。
火縄銃は一発撃った後、次の弾を撃つのに時間がかかる。
それなのに拳銃はそれを上回る程のスピードで発砲した。

なんと恐るべき武器。
服部党なんて簡単に討ち破る事が出来る。
そう思った一益は・・・・・

「少しその銃を譲ってくれるのか?」

『えっ・・・』

拳銃と言う銃が欲しくなった。
突然の出来事に一同は唖然とした。

理由はそのはず拳銃の弾の問題・・・・・
拳銃の弾は薬莢に包まれており火縄銃の物とまったく異なる。
下手に無駄にその弾を消費したくない自衛隊の面々
いろいろと話した結果・・・・

「いいでしょう、差し上げる事はできませんが・・・・貸し出す事はしましょう・・・・だけど弾は限りがあるので弾倉はそれだけです。」

「それだけでもよい、基本わしらは槍で戦うのでな・・・・安心しろ・・・必要な時に使うだけさ。」

一益に貸し出す事に決めた。
とは言えなんか心配になってくるのだが・・・・・・・・・
自衛隊組が持つ拳銃の中で石井の拳銃を貸すことになるのだが・・・・・

「石井、滝川が誤った拳銃の使い方しないように見張ることと護衛してこい!」

「えぇぇぇぇぇ」

ついでに石井まで貸し出される事になった。
それだけでは石井が不憫なので古森と佐竹も同時に派遣される。
本当に大丈夫かなと・・・・そう思っていると・・・

古森が・・・

「この戦いは確か織田が勝つので大丈夫でしょう、俺たちの本当の活動はこれからです。」

と言った。
石井はまぁ確かになと思った。

「石井.古森.佐竹ここじゃ。」

「おぉぉぉぉぉ」

石井達は滝川の陣に到着する。
そこにはまるで時代劇のセットより凝ったいや本物の兜や武器などの一式があった。
今更なんであるが、やはり自分たちは現実的にタイムスリップしたんだなと実感する。

「なんじゃこ奴ら・・・」

「お.おなごもいるぞ!」

石井達の姿を見て驚きそれだけではなく興味津々に見る。
この反応に自分たちは見世物じゃないんだけどなぁと思った。
いやむしろそうだろう。

自分たち自衛隊のみならずここに集められた現代日本人の恰好は物珍しく見られる。
そして自分たちが持っている装備も・・・・当時にはなく魅力的な物ばかりだ。

しょうがないと言えるだろう・・・・・・・・

その後、石井達は滝川の陣に居座ることになる。

翌朝・・・・・・・・・

おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ

滝川一益率いる織田軍の総攻撃が開始される。
石井達は初めて見る本物の戦国武者達の突撃に圧倒された・・・・・・
これが本物と・・・・・・

「石井さんどうします?」

「支援射撃に徹しろまともにやりあったら勝てないぞ。」

平成の人間と戦国の人間の白兵戦の強さは違う。
白兵戦でまともにやり合えば勝ち目なんてないだろう・・・・
腕力も圧倒的に違ってくる・・・・・・

ただ・・・・・・・・・
銃がある・・・・

弾には限りはあるが、指揮官優先に狙撃するしかない。
今は自分たちは弱い立場・・・・

だけど織田家についていき、知識を生かして増強すれば強くなる・・・・

「でも本当に私たち生きていけるんでしょうね?」

「さぁな・・・・・」

これから全員生きていける保証はない。
何処かで誰かが命を失う可能性もある・・・・

戦国時代が故なのか・・・・・・・

                          カチャ

「石井さん・・・・」

「敵の指揮官だ・・・・・・・・・ここで撃つ・・・・・」

狙撃銃を使い敵の指揮官の頭を狙う石井・・・・
これが初めて人を殺す事になる・・・罪悪感があるが・・・・・
もう平成の常識は・・・・・・・・

ズガァァン

この時代には通用しない・・・・・・・・・・
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第2幕 蟹江城の攻略に加わる自衛隊組 準備編

2017-07-16 23:29:04 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
須森は信長に従属すると言う宣言をする。
その場にいる石井以下自衛官組や警察組はもちろん、その場にいた民間人は驚く。
いや・・・・・・・むしろ正解か・・・・・・

このまま従属しないで放浪するよりかは・・・・・・・・
須森の言葉に対し信長は・・・・

「よい許す・・・・・・存分にワシのために働かせるがいい。」

とあっさり了承してしまう。
一部拒否をして放置されるかもしれないと心配したが、了承した事により安堵する。
すると・・・・・・・

「よろしいのですか御屋形様?得体の知れぬ輩をそうやすやす信じて?何処ぞの国の大名の間者か服部党の手の者かもしれませぬぞ。」

「可成.....そう見えるか?こやつらは種子島を持っている・・・・・・何処の大名が見たことのない物をな・・・・服部党にこのような服装を持つ者はおらぬ・・・間者であればこの集団いや目立つ服装であるはずがない。」

「それは確かに・・・・・・そうですが・・・・」

家臣である森可成は簡単に得体の知れない石井達をそう簡単に信じていいのかと信長に申したが・・・・
信長は可成に石井達が持つ銃について語り、服部党や他国の大名の手の者ではないと語る。
可成を始め毛利良勝や服部一忠ら周りの家臣らは納得はしてないが、そこまで言うのであればとやむなく納得する。

だが

問題はこれだけではない・・・・・・・
100名以上を越すタイムスリップ組を駐屯させるための土地が必要になる。
他の領地に彼らを置けば食料問題が発生したりいろんな軋轢も生じる。
それに見たことのない集団を置けば必ず他国が察知する。

無論、同盟を画策しているこの前独立したばかりの松平三河守家康率いる松平家も・・・・・

「しかし領土はどうしますか?今の領土を与えるのは・・・・・・」

可成は良勝や一忠らと軽い協議をした上に再び申し上げる。
するとニッと笑いながら・・・・・

「それならば簡単じゃ・・・・・蟹江の地を奪えばいい。」

「蟹江?それは服部党の領土です、そこを与えるのは・・・・・・・・・」

「たわけ!!奪えばいい、服部党は桶狭間で義元の討ち死にで敗走し混乱が生じている・・・・美濃の龍興を攻めるまえに西方の安全を確保すればよい。」

信長は土地が無ければ蟹江を奪えばいいといい可成らを騒然とさせる。
蟹江城は服部友貞ら服部党が本拠地長島城の支城として治めており、今後伊勢進出を考えるならば奪取すべき地である。
それに滝川一益らが奪うべきだと言っていたので、この見られぬ者達を用いて攻略しようと考えた。

早急に攻略し武器を持つ者以外の職人を持って蟹江の地を開発。
美濃斎藤氏攻略のための後方拠点にしようと画策していた。

「須森とやら・・・・・」

「あ.はい・・・・」

「お主らを一益らの指揮下に入り攻略に加われ・・・・その後、蟹江の領地を与えようぞ。」

「ははぁぁぁ」

須森は信長の言葉を受けて腰の低い武士のようにかしこまる。
そしてファーストコンタクトから半刻後、タイムスリップ組は蟹江との国境線に駐屯した。
さっそく農家の面々は持ってきたサツマイモの苗やトマトなどを現地農民と協力して植え始める。
28名の農家ズの面々は黙っているだけだと不満と言っての行動らしい・・・・・・・・

タイムスリップ組の一角である警察関係者は周囲の警戒に当たる。
このあたりには夜盗が出るので襲撃される可能性があると言う。
警官だけではなく海上保安庁の隊員達や皇宮護衛官達も動員されている・・・・。

そして・・・自衛隊の武器や弾薬の入ったコンテナは織田家の兵を使って搬送。
大きな蔵があったのでそこに収納し、警備は普通科連隊所属の自衛官が担当する。
間者の侵入があるので警察力に限界があるので訓練された自衛官が警備する事が妥当だと。
陸海空の自衛官らは考えた。

他の面々は仮設の長屋に入居して一休みをしている。

そしてある程度、タイムスリップ組の駐屯地が完成する・・・・・・・
その夜・・・・・・

「でどうします須森さん。」

「民間人は蟹江城攻略戦には参加しませんが、俺達自衛隊は参加する事になりますよ。」

石井ら三尉以上の幹部自衛官組は須森に蟹江城の攻略について聞く。
滝川一益の指揮下に入り攻略戦に加わる。
参加するのはいいのだが、あんまり小銃は使いたくない・・・・

武器はあるが有限であり、補給が効かない・・・・・
それに織田軍に加われば激しい織田包囲網などの戦いに入るし・・・・
伊勢長島攻略戦にも参加する事になる・・・・・・
そうとなれば・・・・・・いずれは死者が出る・・・・・・

「そういきなり言われても・・・・・」

「須森さん・・・・・・何か具体的な案を・・・・・・・」

「・・・・・・・・日本地図を出せ愛知県西部のだ・・・・・・・」

須森は若干優柔不断な部分があり頼りない部分がある。
なんでも緊張しやすい性格であるとの事。
郡山駐屯地で付き合いの多い石井はその事をよく知っている。

これではらちがあかないので須森に指示を仰いだ・・・・・・・

                                【愛知県地図】


石井は自分のバックを偶然見つけ日本地図などが入っていた。
小屋に置いてあったが、須森の指示によりバックから取り出し持ってくる。

「現在我々が所在するのは大治か甚目寺ら辺です。御屋形様が指示した滝川殿の部隊が・・・・・我々の西方に控えています。」

三浦一等陸尉が石井が持ってきた日本地図を用いて作戦会議を開始する。
蟹江城は自分達がいる位置の南西に展開に所在する。
主力部隊である滝川隊は南下し蟹江城を攻略する・・・・・今回出撃する部隊はこれかではない。

「滝川隊が北東に展開し、鳴海城の佐久間隊が200名の部隊が東から攻めます。」

「佐久間?退きの佐久間の異名を持つ佐久間信盛か?」

「はい・・・・・・」

桶狭間の戦いで鳴海城を与えられた佐久間信盛と水野信元らが兵士を派遣。
総数は200名である。
彼らの任務は陽動部隊との事・・・・・

「しかし部隊の配置だけ見ても肝心の我々が・・・・」

「そうだな・・・・・・・・・」

「須森さん、進言しますが我々自衛隊は最前線だけで戦うのがモットーではありません。滝川隊や佐久間隊の後方支援する事です。後方の安全と補給路の確保が必要だと進言します。」

「後方支援か・・・・・・・・」

大体の織田家の蟹江城の攻略部隊図と配置図は分かったが・・・・
肝心の自衛隊運用が難航する。
それを見計らって石井が武器を使わずに比較的に住む後方支援を須森に進言する。

「後方支援は何を・・・・・・・・・」

後方支援をするのもいいが現代の軍事的常識の効かない戦国時代で何をするのか・・・・
悩むのは須森だけではない、この場にいる幹部自衛官はその事に悩む。
そんな時・・・・・・・・

「須森三佐。」

「どうした大森?」

「滝川様が・・・・・会いたいと・・・・・・・」

陸上自衛隊大森陸士が須森に一益が来る事を伝える。
今回の蟹江城の攻略部隊の最高指揮官・・・・・・織田家の有力家臣である一益が来る。
一体何をしにきたのだろうか?
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主要登場人物

2017-07-08 15:25:29 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
時代:1561年
舞台:尾張国

★主要人物
石井太一
【所属】陸上自衛隊郡山駐屯地.第6特科連隊
【階級】一等陸尉
【年齢】25歳
【性別】男性
【解説】
陸上自衛隊.第6特科連隊に所属する若き自衛官。
防衛大学校出身であり、明治維新から続くいわゆる軍人家系の嫡男である。
防衛大学校卒業後、いろいろと経て25歳の時に一等陸尉に昇進し郡山駐屯地に配属になる。
演習中に足を崩し気を失い目覚めたら戦国時代にタイムスリップしていた。
自分個人かと思ったが、上官である須森三佐など数多くの同じタイムスリップした様々な職業に属する日本国民がいる事を知る。
そしてそんななか三英傑の一人である織田信長と出会う。

織田信長
【所属】織田家
【役職】当主
【年齢】27歳(1561年当時)
【性別】男性
【解説】
尾張の大うつけと言われ後に天下統一を目指す、三英傑の一人。
庶流の家柄であったが清州織田家や守護大名斯波家を凌ぐ家に成長し、それらを制し尾張を統一。
駿河・遠江・三河を納める大大名今川義元を桶狭間の戦いで討ち取り天下に名をあげる事になる。
三河大名松平家康(徳川家康)と同盟を結ぼうと画策している最中、タカ狩りの最中に石井達平成の日本人に出会う。
奇抜な格好をしている石井達を見て興味を持ち自分の物にしたいと考えている。
結構苛烈な独裁者なイメージがあるが、合理主義かつ実力主義で礼儀が正しく子供のような好奇心の持ちと言う変わった人。

★自衛隊
須森啓蔵
【所属】陸上自衛隊.郡山駐屯地.第6特科連隊
【階級】三等陸佐
【年齢】42歳
【性別】男性
【解説】
陸上自衛隊.第6特科連隊第2特科大隊長で石井の上官。
ごく普通な大学卒業し自衛官であり、ごく普通に出世していたタイプ。
少し頼りない面がある。

佐竹杏沙
【所属】陸上自衛隊.郡山駐屯地.第6特科連隊
【階級】ニ等陸尉
【年齢】24歳
【性別】女性
【解説】
陸上自衛隊.第6特科連隊の若き女性自衛官。
まだ経験不足な面もあるが、ニ尉になるなど優秀だと思わせる。
福島県出身であり、郡山駐屯地に配属されて喜んだ話もある。
苗字が佐竹と言う事もあり織田家に睨まれる事になる。

古森徹
【所属】陸上自衛隊.郡山駐屯地.第6特科連隊
【階級】三等陸尉
【年齢】23歳
【性別】男性
【解説】
陸上自衛隊.第6特科連隊のまだまだ新人自衛官。
防衛大学校卒業後、配属されたばかりであり少し気弱な面がある。
農業が得意な面がある。

小谷俊介
【所属】陸上自衛隊.郡山駐屯地.第6特科連隊
【階級】三等陸尉
【年齢】35歳
【性別】男性
【解説】
陸上自衛隊.第6特科連隊のベテラン自衛官。
石井の部下であり、むしろお目付け役な面があり。
よき兄貴である。

柴田謙三
【所属】陸上自衛隊.特殊作戦群
【階級】一等陸尉
【年齢】34歳
【性別】男性
【解説】
陸上自衛隊特殊部隊特殊作戦群に所属し、タイムスリップ時に3名の部下を率いて合流した屈強自衛官。
筋トレが趣味であり、何処に行っても腹筋スクワットを欠かさずにやる筋肉馬鹿と言うあだ名がある。
大酒飲みであり、タイムスリップ組の中で一番最強ののんべぇである。

佐久間大輔
【所属】海上自衛隊.海上訓練指導隊群
【階級】ニ等海佐
【年齢】45歳
【性別】男性
【解説】
海上自衛隊海上訓練指導群の教官。
タイムスリップしていた際は部下複数人と共に石井達に合流する。

東隆介
【所属】海上自衛隊.第202整備補給隊
【階級】一等海尉
【年齢】28歳
【性別】男性
【解説】
海上自衛隊の暑苦しい自衛官。
職種柄.物を直す事と図工などの作業が得意でもある。

★警察
大野辰之助
【所属】警視庁葛西署
【階級】警部補
【年齢】48歳
【性別】男性
【解説】
警視庁葛飾署に所属する警部補。
ベテランの警察官であり、数多くいる警察官の中でまとめ役。
この時代の治安状況を見て改善したいと言う気持ちが高まる。

水野慶介
【所属】千葉県警浦安署
【階級】巡査部長
【年齢】30歳
【性別】男性
【解説】
千葉県警に所属するごく普通の巡査部長。
ごく普通に見えるのであるが・・・・・・・歴史オタクの一人でもあり、警察代表である。
銃剣道や柔道が得意である。

石井裕子
【所属】福島県警須賀川署
【階級】巡査
【年齢】21歳
【性別】女性
【解説】
須賀川警察署に配属されたばかりの東北美人の女性警察官。
大人しな性格であり、数多くいる女性警察官である中では大和撫子である。
これらもあってか戦国時代の男性を魅了させる事になる。

★民間
万則大地
【職種】漫画家
【年齢】22歳
【性別】男性
【解説】
週刊少年パフェで連載開始したばかりの新人漫画家。
タイムスリップした時に紙が不足し描けるペンがないため嘆く事に・・・・

藤森信一郎
【職種】果実農家
【年齢】32歳
【性別】男性
【解説】
福島県須賀川市で果樹農家をしている男性。
農作業を誇りに持つなど熱い男でもある。
数多くいる歴史オタク軍団の中で筆頭格になる。

船坂弘志
【職種】狩猟
【年齢】54歳
【性別】男性
【解説】
秋田県で狩猟の仕事をしている老年の男性。
旧日本兵であった父の遺品である三八式歩兵銃を用いて猟に出ていた。
9名の狩猟関係者組のリーダー格。

★織田家
森可成
【所属】織田家
【年齢】38歳
【性別】男性
【解説】
森可行の嫡男で信長に信頼されている武将。
信長が家督存続してから尾張統一に尽力し、桶狭間の戦いに参戦するなどベテランの武将であるが・・・・・
1561年時に息子と同じ年齢の弟が産まれている。
タイムスリップ組の良き理解者でありいろいろと支援する。

柴田勝家
【所属】織田家
【年齢】39歳
【性別】男性
【解説】
信長の父信秀の時代から使える武将。
かつて織田信勝側に属し信長と対立したが、後に恭順し織田家を代表する武将である。
秀でた武人であり鬼柴田と言う異名がある。
タイムスリップ組には否定的な部分があるが、後にある事がきっかけで支持派になった。

飯尾尚清
【所属】織田家
【年齢】39歳
【解説】
母衣衆の一人。
先の桶狭間の戦いで敗走した失態を見せる。
家柄は織田家の庶流である。
タイムスリップ組には否定派である。

佐久間信盛
【所属】織田家
【年齢】33歳
【年齢】男性
【解説】
信長が年少児から支えている重臣。
信長の叔父の信次の家臣である角田新五を寝返らす活躍をしており殿軍を得意とする退く佐久間の異名を持つ。
桶狭間の戦いの功績で鳴海城を与えられている。
タイムスリップ組には否定派である。

木下藤吉郎秀吉
【所属】織田家
【年齢】24歳
【性別】男性
【解説】
後に豊臣秀吉として活躍する猿顔の青年。
普請奉行や台所奉行を務めるが、まだまだ貧しく杉原定利の娘おねと結婚した時は質素な生活を強いられているが。
なんとか幸せに暮らしていると言う。
タイムスリップ組には好意的である。

★松平家
松平家康
【所属】松平家
【年齢】18歳
【性別】男性
【解説】
松平家9代目当主で、後に天下統一を果たす徳川家康になる男。
独立したてで織田家と対立したり、三河にある城を攻め落とし三河統一を目指している。
今は織田家と同盟結ぼうと画策している。
タイムスリップ組の事を偶然しり、情報を収集せよと家臣に命じる。

酒井忠次
【所属】松平家
【年齢】34歳
【性別】男性
【解説】
家康の父広忠の時から使える松平家家臣。
今川家からの独立後松平家の過労として活躍する。
ちょっと頑固者。

本多忠勝
【所属】松平家
【年齢】13歳
【性別】男性
【解説】
松平家の幼き武士で、天下無敵の武将となる男。
鳥屋根城の戦いで敵将の首を取るなど将来武将として期待されている。
家康に対する忠誠心は高い。

本多忠真
【所属】松平家
【年齢】30歳
【性別】男性
【解説】
本多忠勝の叔父であり、幼き忠勝を読み書きや武士の心得えを教えた。
現在織田家の水野信元と交戦中である。

★織田忍
月下の千鳥
【所属】織田家
【役職】下忍
【年齢】16歳
【性別】女性
【解説】
織田家に使えるくの一。
主に諜報活動を行っており楓・助蔵と共に織田家を支えている。
美人であるが・・・・・冷徹な性格をしており、一人で行動する事が多い。

桜吹雪の楓
【所属】織田家
【役職】下忍
【年齢】18歳
【性別】女性
【解説】
織田家に使えるくの一
主に諜報活動を行っているが、破壊工作をする事がある。
勝ち気な性格であり、後輩格である千鳥より社交的。

水魔の助蔵
【所属】織田家
【役職】上忍
【年齢】25歳
【性別】男性
【解説】
織田家に使える忍。
若輩ながらも千鳥や楓などを部下に持つ上忍であり、里は不明である。
口に頭巾をかぶせている。
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第1幕 織田平朝臣上総介信長と溢れたタイムスリッパー

2017-04-04 22:06:27 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
「貴様、名をなんと言う?」

頭が混乱している太一に対し信長が話しかけてくる。
心臓がぐっと刺さるような圧力でだ。
その圧力で若干後ろに下がるが、いつでも斬ってやるばかりに答えないわけにはいかない。

「自分は石井太一であります。」

と自分の名前を名乗った。

「ほう石井か・・・・・・・奇天烈な格好をしておる?南蛮の者か?」

「それは・・・・・・ですね・・・・・・」

それは流石に未来から来たとは言えない。
むしろ、そっち言ってしまったら斬られそうである。
ここはなんとも・・・・・・・

太一は言葉を濁らせるが・・・・・・
信長の目線が怖い・・・・・・・
と怯んでしまった

その時・・・・・

「隊長、皇宮護衛官と警務隊.教育大隊と和洋中の料理人の人達が合流・・・・」

草むらの中から部下の杏沙が出てくる。
太一は当然のように見るが、信長と周りにいる家臣達は杏沙を不思議な物を見るような目をする。
武士の格好をしている姿を見た杏沙はピタッと固い岩のように動かなくなる。

長い間沈黙が保たれていたが、その沈黙は信長の一言とそれに続くやりとりで崩されてしまう。

「太一とやらその女は貴様の女か?」

「はぁ自分の部下でありまして佐竹杏沙と言います。」

「佐竹・・・・・・・常陸か・・・・・・」

信長が発した問いに対し、自分の部下の名前をあっさり言ったが。
それを聞いた途端不機嫌そうになる。
佐竹・・・・・・・・・・常陸に所在する戦国大名である。
常陸源氏の名門であり、甲斐の武田氏.信濃の小笠原氏.奥州の南部氏と同じ源義光の末裔である。
その佐竹と名乗る女が目の前にいる。

信長は腰の刀をいつでも抜刀しようとする勢いになるばかりか。
他の家臣も同じような構えをし始める。
それを見た杏沙は怯えて涙目になる。

なんとしても部下を助けなくては・・・・・
と考えていた。

「まぁいいわしはお主らの格好に興味ある、それより太一とやら他に仲間はいるだろう・・・・どれくらいおる?」

「100名余はいます、自分と同じ軍人の他に各種の職人がおります。」

「職人か・・・・・」

人数の他に付け加えておいた職人と言う単語に喰いついた。
信長の性格からして新しい物が好きだ喰いつくのは当然である。
さて次はどうでるかだが、その答えは早い。

「太一、貴様の仲間をわしの元へ集めよ。」

「えっ・・・・・・」

「今すぐにじゃ!!!!」

「はぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」

圧力と名の声に負けたのか素早く飛んで行き須森三佐達を呼んでくる。
数分後、太一は須森三佐達に説明して信長の前に出てくるように説明する。
最初は歴史に介入するかどうか揉めたが、歴史マニアの果実農家の藤森信一郎がバタフライ効果【1】でどちらにしろ無駄だと説明し介入するべきではないと言う人達を鎮めた。

しかし

太一が見たのは凄かった既に倍近くの数の職業の人達が集まっていた。
野球選手やら漫画家までいろんな人がどっしり。
それに補給物資やいろんな役に立ちそうな本の入ったバック。

武器には9mm拳銃.89式5.56mm小銃.64式7.62mm狙撃銃が各陸海空の自衛隊が持っており、コンテナまである。
警察も拳銃を持っておりSATの一人がM1500を装備しマタギ達が狩猟銃を所持しており、中でも大日本帝国陸軍が使用していた三八式歩兵銃と言う古い銃を所持していた。

その他いろいろ装備を持っているが、十分に戦えるような装備ではなかった。

文化の面では。
料理の本や薩摩芋.ジャガイモ.トマト.カボチャ.メロン.西瓜.ブラックベリー.ブルーベリーなどの苗や各種の花の種を所持していた。
漫画家などは漫画やアニメ雑誌などを所持しているが、それはいい。

いろんな物の設計図の入ったファイルとかがあったりこれから役に立つ物が一杯。
これからある物はいろいろ使わせてもらうと。
太一は思っている。

さて須森三佐はどうですか?
階級と地位的には彼がリーダーである。
どうでるか・・・・

「分かった、出て信長に会おう。」

と信長に会う決心を固める。
歴史オタク達が皆にある注意をする。
絶対に信長様とかとこの時代の高い身分の者にそう呼んではダメだと。
信長などのこの時代の名前である諱は諱で呼ぶのが常に礼を失する行為であるため呼んだ場合即処断である。

明治時代になるまで続いており、諱が廃止された後は伊藤春輔博文は諱を、山本権兵衛盛武は通称に登録すると言う処置をとっている。

それを確認した後は須森三佐と信長の謁見である。
太一が連れてきましたと言うと、信長とその家臣一同は驚く。
以外に数は多く想像以上の物であった。

それぞれ来ている服が違くてどれも興味深い。
信長から見れば宝の山である。
須森は敬礼して前に出て。

「自分はこの集団を率いる須森啓蔵であります。」

「うぬ、わしこそが織田上総介信長じゃ。」

二人はお互いを見つめあっている。
そして須森が言葉を発す。

「自分達は織田上総介様に従属します。」

______________________________________

◆最終的にタイムスリップし合流した職業別の人数欄。

陸上自衛官.65名
海上自衛官.37名
航空自衛官.25名
警察関係者.54名
海保関係者.35名
皇宮護衛官.15名
医療関係者.20名
農業関係者.28名
料理関係者.10名
教育関係者.8名
建築関係者.9名
役所関係者.19名
造船関係者.5名
技術関係者.8名
狩猟関係者.9名
漫画家.6名
小説家.7名
音楽家.6名
伝統職人達.20名
武道家.8名
アスリート達.12名
法律関係者.8名
科学者達.12名

【1】バタフライ効果
バタフライ効果とは、北京で蝶が羽ばたいた風が1週間後には北米で竜巻が起こる事。
今タイムスリップした事で歴史に介入しなくても大きな影響が発生していた。
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開幕 神様の気まぐれ 

2017-04-03 12:28:10 | 戦国多種職業 現代の様々な職業の人が信長の家臣!?
この世には科学を持ってしても不思議な事がある。
どんなに人が頑張っても解けない謎がまだ無数広がっている。
突然、過去に行き。

歴史を変えパラレルワールドを造り出し元に戻れなくなってしまう。
それは神様の気まぐれであろうが・・・・・・人々が無関心のため気にしない。

「ん・・・・・・・・・ここは・・・・・・・・」

とある河川の草むらで迷彩服を着た男が目覚めた。
この男の名は陸上自衛隊の自衛官.石井太一.1等陸尉。
郡山駐屯地近くの演習中に足を崩して気を失って・・・・・・
そのあとは覚えていない。
一体何が起きたのだろうか?

「石井・・・・・石井一尉か!?」

「その声は・・・・・・・須森三佐!!皆!!」

声の導かれるようにそこを見ていると須森三佐と陸上自衛官複数人がいた。
その自衛官の中には部下の佐竹杏沙.ニ尉.古森徹.三尉.小谷俊介.三尉も含まれていた。
ざっと見て15名.男性自衛官9名.女性自衛官6名である。

しかし

ここは一体何処なのだろうか?
何も見たことのない場所である、日本の風景であるが・・・・・
何か古臭い。

「まるで戦国時代に自衛隊がタイムスリップしたSF小説のようですね。」

「馬鹿、そんなわけあるか。現代かもしれんぞ。」

「おい、誰か来るぞ。」

「あの服装は海自さんだな、それと・・・・・・・・・警官の集団だな。」

と自衛官たちは不安がるが・・・・・・
前方に警察官と海上自衛官の集団・・・そして別の方向から海上保安官と民間人の集団が現れた。
姿が見れて一同喜んだ。

だが

ここに海上自衛官がいるのはおかしい。
それに自分のいた場所には海上自衛隊の基地はないし海保。
大勢の市民・・・・・・・・・・・
なんでこんな処にいるのだろうか?

「君たちの所属は?」

「自分は海上自衛隊第202整備補給隊.東隆介.一等海尉。」

「私は海上訓練指導隊群の佐久間大輔.ニ等海佐である。」

「警視庁.大野辰之助警部補です。」

「えっ・・・・・・・・・・」

所属箇所がバラバラである。
それに民間人の男女、ざっと農家だったりサラリーマン.弁護士.建築士.医者.看護婦.先生.などと・・・・・・・・・・・

「一体どうなっていやがるんだ?」

と太一は頭を抱えることになるが、それはどれも同じである。
それに120人と言う大人数になりすごく目立つ・・・・
そろそろ近くの町でも探すとでもするか・・・・・
と須森三佐に進言しようとするが・・・・

少し偵察に行こうと草むらにある道に出た。
その時であった

「何者である!?」

と大きな図太い声が聞こえた。
侍の集団がいた、その中に身分の高い武士。
・・旗印は木瓜紋・・・・
織田家・・・・・・・・その髭の男はもしかして織田上総介信長なのか?
と太一は目の前にいるの織田信長という男に凝視する。

まさか天下統一寸前まで目指す織田信長がこの目の前にいるとは。
正直太一は頭が混乱するばかりである。
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