マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

青い傭兵バルキリー ガイ参る!!

2017-03-30 22:35:34 | マクロスVFV
キオがヤバいデータの入ったゴーストを購入しシホに追いかけまわされている同時刻。
とあるもう1機の王道の外れたバルキリーが動き始めた。            

                  【オーベルト級ストロンゲージ】
オーベルト級宇宙駆逐艦ストロンゲージ。
既に2034年に退役した新統合軍の旧式駆逐艦である。
そんな宇宙駆逐艦だがフォールドが可能なアドバンスド・オーベルト級に分類される有能艦である。

その宇宙駆逐艦は今では傭兵集団シーサーペントの根城である。

アニタ「ご苦労様ですガイ。」

ガイ「今回のミッションは地味だったが、報酬は入手できた。」

この男の名はガイ・ジェナス。
傭兵シーサーペントのリーダー、キオとは腐れ縁がある。
かなりの戦闘能力があるが、実はマクロスのあるエースのクローンらしい。

マイク「アニタ次のミッションは?」

アニタ「L23から宙族から家を守ってもらいたいと、レオンがまとめたらしいわ。」

傭兵シーサーペントのオペレーター。
アニタの名は叔母アニタ・ジュリアから名付けられている。
元統合軍人であり、元超長距離移民船団マクロス1の所属。

マイク「宙族とは退屈だね~」

元統合軍人のシーサーペントの一員で、ガイのサポート役。
女好きであり、シーサーペントの女性職員に手を出す男である。
まぁ困った男である。

ガイ「だが敵は倒せる時に倒す…それが傭兵のやり方だ。汚れ仕事以外はやらん。」

マイク「へいへい。」

アニタ「マイクなんなのよ、その態度。」

ガイは信念を言っているがマイクは軽く受け流す。
その適当な態度なマイクをアニタが怒る。
そんなマイクは・・・・・・・・・・

マイク「正規軍じゃないからいいだろ?それとも叔母に似たのか?」

アニタ「マイク!!」

とアニタを茶化す。

ガイ「口喧嘩はそこそこにしておけ行くぞ。」

アニタ「任務へですか?」

ガイ「あぁ」

ガイはアニタとマイクの喧嘩を静止して任務に出ようとする。
当然作戦宙域は離れているので、指定座標に向かうように指示する。

ガイ「作戦前に言うが・・・・・クライアントに頼まれた任務は100%にこなすそれがシーサーペントだ!ベルファンと合流後ミッションを開始しよう。」

傭兵部隊シーサーペント、歴史の裏舞台で活躍する。
影の集団である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク屋VS鳳仙花 第5部

2017-03-30 21:54:46 | マクロスVFV
執拗にシホに攻撃を仕掛けられているキオ。
ここで一気に挽回すべく自ら攻勢に出る事を決めた。

シホ「だがそんなのは関係ない、私はただ任務を完遂するのみ!」

             ドドドドドドドドドドドドドド

CS「バルカン砲だぞ!」

キオ「ちっもうしゃらくせぇ、俺の本気で行くぞ!サクラ行くぞ!」

               ビュゥゥゥゥゥゥン

一回廃市街地に出てバザー会場へ出る。
ガウォーク形態で飛行しており地上にいる人間は物凄い風を受けてしまう。
その後ろからは・・・・・・・・・・・・        

「なんだ?」

「こっちへ来るぞ!逃げろ!」

               ビュゥゥゥゥゥゥン
               ガタン グラグラ
             ビリィィィィィィィィィィィィ

シホ「逃がさんぞ!」

          ビュゥゥゥゥゥゥン グラグラガターン

シホもガウォーク形態で追撃し、バザーのテントを短刀で切り裂き。
切り裂いた後直ぐにビーム砲に切り裂き
バザーに展示されていたデストロイドディホークが転倒する。

攻撃し終えるとキオの逃げる姿を探す。
見つけると再び廃市街地に入りキオのバルキリーが物陰に隠れる姿を目撃する。

シホ「おのれ!何処へ逃げた!あぶり出して、撃破してやるわ!」

        ビギューン ビギューン ビギューン
         ズドーン ズドーン ズドーン

機体をバトロイドに変形し、ホバリングで空中浮遊しビーム砲を撃つ。
シホの放ったビームは建物に命中させる。
冷静沈着なシホも苛立ちを覚える。

シホ「奴は........」

           ピィピィ ピィィィィィィィ
シホ「左か!そこか!」

               ビギューン

反応通りの所にキオの反応を確認したシホはそこに向けてビームを撃つ。
これで勝ったと思ったシホであるが・・・・・・・

シホ「ダミーバルーン?」

                 ズドーン

シホが撃ったのはダミーバルーン、レーダーに反応するようにできる物である。
てっきり偽物を撃ったシホであるが・・・・・
その隙にキオがその様子を見て・・・・・・

キオ「おらっよっと!」

                    ガン

シホ「なんて荒技だぁぁぁぁ!くぅぅぅぅ、勢いが.....」

                   ビュゥゥゥゥゥゥン

ファイターで急速接近し激突する寸前でバトロイドに変形し、シホのバルキリーを踏み台にしてその直後にファイターへ戻りスモークを放ち離脱する。
バランスが崩れたVF-17DAディープアームズはガヴォークへ変形し、更にバトロイドに変形してもう一度ファイター形態になろうとするが...

シホ「変形できない、あいつ・・・・・まんまとやりやがったな・・・・・・・」

変形機能が壊されておりファイター形態はおろかガウォーク形態に変形できない。
キオは満足したのかファイターに変形し逃亡する。

シホ「くそ待て!」

シホは追撃したいがファイターに変形できないため追いつけない。
ダンとモニターを叩いて悔しがる。
その直後に司令部から通信が入ってきた。

「よせ.ラカジーラ准尉。」

シホ「しかし.......」

「任務は達成した、帰投せよ。どうせあのデータは本命じゃないからな。」

シホ「ハッ・・・・・・・・・了解しました。」

「うむ。」

シホ「あの機体のパイロット、いつか....」

もう任務が意味がないと感じたのか作戦終了を命じられる。
シホはキオを撃墜出来なかった事に負い目を感じ悔しがった。
ゼントラーディ人のプライド故か、美しい顔が若干睨み顔で台無しである。

だけど・・・・・・・・・

シホはある言葉が気になっている。
データが本命ではない一体どういう事なのであろうか?
さっそく司令に聞いてみる事にした。


シホ「ところで司令・・・・・・本命ではないのは?」

「あぁそれか・・・・・・・YF-18ラプターⅡはプロジェクトスーパーノヴァプランの機体ではないんだが.......」

シホ「えっ!?」

今回の任務のデータは本命ではない。
一体何のために任務を実行したのだろうか・・・・・シホは頭の中が真っ白になった。
本命であるスーパーノヴァプランの機体はYF-19とYF-21となるが・・・・

きちんとYF-18やYF-20の開発も進み、支援可変戦闘機として陽の目を見る事になる。

そして

宇宙へ出てまた別の惑星へ向かうジャンク屋ラッキオ屋御一行。
キオをなんとか回収し逃げ出す事に成功した

でもキオは・・・・・・・

キオ「あぁ~せっかくの掘り出しもんが~」

ジュリ「捕まらないだけマシなもんでしょ。」

キオ「ちくしょ~9000ギャランなんだぞ~」

ゴーストを破壊されてショックを受けてしまう。
9000ギャランと言う大金をはたいて買ったお宝。
ショックを受けているのはキオだけではない。

ライナ「あ~家計が~」

サンダース「酒減らされそう......」

と家族まで大きな動揺があったらしい。
もっともデータをコピーしていたのが幸いだったらしいが・・・
このデータは誰にも見せないで死蔵する羽目になったと言う事。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク屋VS鳳仙花 第4部

2017-03-30 11:58:05 | マクロスVFV
カッコつけているキオ。
だがこの直後CSに突っ込まれるのと同時にある事を伝える。

CS「キオ.そのセリフ何処かで聞いたというかカッコつけている場合じゃないぞ、敵の援軍 機種VF-17ナイトメア 新型だぞ!」

キオ「なぁ?」

一機のバルキリーが飛来する、新型バルキリー VF-1うナイトメアである。
コックピットには、目つきが鋭い女性が乗っていた。
鳳仙花のシホと恐れられる新統合軍エースパイロット シホ・ラカジーラ准尉である。

シホ「奴が観測用ゴーストを回収した奴か、プロジェクトスーパーノヴァプランの内容を見られたからには実力行為で押さえるのみ!!」
新統合軍エースパイロット.シホ・ラカジーラ

先程ジャンク屋のオークションでゴーストを購入しようとしていた女性である。
購入して楽に任務を遂行しようとしていたが、キオが自分の持っていた金額より多く購入し任務が失敗した。
だから、部隊に連絡して実力を行使する事にしたのである。

シホ「こちらシホ・ラカジーラ准尉、これより作戦行動に入ります。あとの事は任せてください、隊長。」

「そうか......任せたぞ、ラカジーラ准尉。」

シホ「では・・・・基地で会いましょう。」

VF-11Aの指揮官機は撤退していく。
キオは何をする気か分からなかったが、この機体のパイロットは相当腕がいいと察した。
それに見た事がない、VF-17ナイトメア。
最新兵装なのか?

シホ「さて偵察ゴーストを回収した馬鹿はどのような腕前か......さっきは買うだけで済んだけど....怖い思いをするのはそう馬鹿ジャンク屋あんたの自身のせいだよ!」

           ビギューン ビギューン ビギューン

両腕からビーム兵器を撃ってくる。
ビーム兵器を撃ってくると想定していなかったキオは驚愕し驚いた。

キオ「なぁ?こいつビーム兵器を使うぞ?」

CS「データ照合が完了したぞ、VF-17DAディープアームズナイトメア、ビーム兵器試験型タイプでパーソナルカラーそしてエンブレムを照合 新統合軍治安警備試験飛行隊所属 異名鳳仙花のシホことシホ・ラカジーラ准尉機まずいよキオ!彼女はエースだよ、退避だ!!スピカ3でも若きエースだ!!!」」

キオ「いや奴が早くて退避出来ねぇ、さっきの雑魚とは....」

               ビュゥゥゥゥゥゥン

ファイター形態で退避するが・・・・・
それを逃がさんばかりにシホは執拗にビーム砲で攻撃する。
そう簡単に逃がすはずはない、今のキオはシホからすれば狼から逃げる豚。
食べるまで絶対に逃がさないつもりだ。

            ビギューン ビギューン ビギューン

CS「彼女は威嚇射撃のつもりのようだぞ、こっちが民間人だから当てないつもりだろう。」

キオ「だけど、俺たちを捕まえる気だろうよ。」

威嚇攻撃にように勘違いしているが、シホは容赦ない攻撃をしかける。
好戦的な性格であり、キオを機密保持のために消すために動いている。
本意ではないが、反統合系のゲリラ組織に渡らせるのを防ぐためやむなく殺す。
それが今の彼女だ。

シホ「ゴーストは......機密保持のためデリーマ!消えろ!!!!」

              ビギューン ズドガーン

キオ「うわぁぁぁぁぁぁ俺のお宝が!?」

シホが放ったビーム攻撃でゴーストが破壊されてしまう。
お宝であるゴーストを破壊されたキオは悲鳴に近い声をあげる。
大金をはたいて買ったゴーストがビーム砲の攻撃で一瞬で灰。
キオの心は一瞬ショックのあまり白くなりかけた・・・・・・・

CS「そんな事を言ってる場合じゃねぇぞキオ.ここから先は廃市街地、奴はここで俺たちの動きを押さえるつもりだぞ。」

キオ「そうだった・・・・・・・・くそぉしつけぇねえちゃんだぜ。」

CSの言葉で正気に戻ったキオはシホからの攻撃の対策を考える。

一方

VF-17DAディープアームズナイトメアのコックピットからキオのフラッシュライトを見ているシホは、見たことのないバルキリーであるため能力を分析する。
新統合軍でも反統合系でも違うバルキリー。

シホ「未確認のバルキリー、民間人が独自に開発したのか?」

興味を持って監察しているが、こいつらを早く撃墜せねば。
YF-18ラプターⅡのデータが外部にばれてしまう・・・・・・
それに未確認兵器がいても・・・・・・・・・・・
だったら・・・・・・・・・・・・

           ビギューン ビギューン ビギューン

キオ「オワッ!・・・・・・・奴 本気で殺す気だぞ!威嚇程度じゃないのかよ!!!」

CS「なんだって!?」

命中させるように技と攻撃するが、キオのフラッシュライトは回避する。
キオが殺す気だと叫んだ時、CSは物凄い驚きを見せる。
CSはシホがキオの事を殺す気であるのを想定してサポートを変更する。

シホ「やはり凄いな民間人では開発や製作は無理か、これは反統合ゲリラかプロトカルチャー由来の異星人の者が開発した可変戦闘機。なぜジャンク屋が保有して.......でもこのまま放置しても宇宙の秩序の脅威!!!」

キオ「いいかげんしつけねぇな、こいつ・・・・・・・。」

廃市街地へ突入する、キオはシホのバルキリーを巻くために入ったがシホもエースかなりのスピードで悪所を聞い抜けて行く。
その都度に狙いをつけてはビーム砲を撃ってくる。
だがキオはただ追いかけられているつもりはない、ここで反撃を開始する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク屋VS鳳仙花 第3部

2017-03-29 21:24:45 | マクロスVFV
                    【ジャンク山】
VF-X3号機フラッシュライトと輸送車がジャンク山に駐屯していた。
先程購入したゴーストをバルキリーに装着するなどいろいろと遊んでいる。
とその前にゴーストの内部データをコピーしライナとラージャは研究を始める。
見た目は偵察用バルキリーだけど一体何の情報が入っているか。
安全確認のため確認する、もし重要機密であればやばい・・・・・・・・
と念入りに調べる・

キオ「このゴーストバルキリーにも装備として搭載できるのか。」

ジュリ「キオ楽しそうだね。」

キオ「あぁ最高のお宝だしな。」

とジュリは楽しそうにゴーストで遊びまわるキオを茶化し。
キオはバルキリーに乗りながらガッツポーズをする。
ライナはゴーストのデータのパスワードを入力し、記録した映像を開く事ができた
が...........

ライナ「これは.......」

ラージャ「どうしたんですか........なんと」

ジュリ「なになに?」

ライナ「これはとんだ買い物ね。」

それは買っては災いと言うとんでもないものを買ってしまった。
ライナとラージャは思った。
それはゴーストの映像の中では試作機のYF-18ラプタ―Ⅱがバトロイド形態で高速移動しガンポッドを放って攻撃している様子が、偵察ゴースト内部の映像から映し出される。

この観測ゴーストは撮影するための機体であり、YF-18のテストエリアがこの近くにある事を示す。
偶然この機体はエンジンミスで落ちて、拾われたのだろう。
それを察したラージャとジュリは・・・・・・・

ラージャ「これはまずいですよ新統合軍の新型バルキリーのテスト映像ですよ。今すぐ廃棄すべきです。」

ジュリ「そうだよ捕まってしまうよ!」

ラージャ「キオそのゴーストを早く捨てろ!」

キオ「なんでだよ?大金はたいたんだぜ、捨てられるかよ!!」

ジュリ「馬鹿!新統合軍に追われるんだよ!」

キオ「新統合軍がなんだよ、そんなのは俺のジャンク屋スピリットで追い返してやるぜ!!」

とキオにゴーストを捨てるように警告する。
だがキオは大金はたいて買った物であるのか手放す気はない。


ライナ「待って......もう来てしまった見たいよ。」

夜戦カラーのVF-11Aが接近してくる。
1機ではない、数は3個小隊。
それにエンブレムから見るにVF-Xかそれに近い部隊であると推測する。

「ラカジーラからの報告だとこいつが買ったらしいぞ!イゾルデ2機体を止めるためガンポッドを撃て殺すなよ!」

「了解!」

           ズドドドドドドドドドドドド

キオ達に向けてガンポッドを乱射する。
弾は命中していないが、これは警告。
速やかにゴーストを引き渡せと警告しているつもりであろう。
だけど引き渡しても証拠隠滅のため殺すかもしれないが。

キオ「うわっ正規軍の野郎ど派手にやりやがって!お袋たち逃げてくれ!俺が追い払う。」

キオは銃弾が当たるギリギリいたためか驚いたが、行動は早い。
家族を逃がすために戦闘態勢を取る。

ライナ「えぇ合流先で会いましょう、キオ。」

ジュリ「キオ~死ぬんじゃないよ~」

キオ「あぁ任せろ!」

ライナ達のトラックは退避する。
母艦まで逃げるつもりだろう。
当然追撃部隊のパイロットも細くしており・・・・・・・

「敵トラックはどうします?」

「ほっとけ、まずはあのバルキリーだ!トラックは後で破壊すればいい。」

攻撃目標はバルキリーと決めていたため放置する。

            ズドドドドドドドドドドドド

キオ「くっ・・・・・・・・・」

2機のバルキリーがバトロイドに変形し、ガンポッドを放ってくる。
キオは手に持っていたゴーストを地面におき、バトロイドで走って逃げる。
逃げても逃げても執拗に攻撃してくる。

それほどまでにあのゴーストが重要品だったのか・?
とキオは思い始めるがそんな暇ではない。

「くそぉぉぉ」

「待て迂闊だぞ!」

キオ「うわぁこいつ!?」

そのうちの1機がキオのバルキリーを押さえようと接近する。
13年前にロールアウトした機体とは言え、格闘用に若干改造されている。
A型とは別のタイプ・・・・・・・・・・・と思いたいが・・・・
余裕はない。

キオ「だが俺が黙って見ている性格ではねぇぇぇ!!」

                  ガシャーン

バトロイド形態のまま足に内蔵していたナイフでバトロイド形態のVF-11の足を切り裂く。
足を失ったVF-11Aが倒れ、地面につく。
倒れた後コックピットからパイロットが脱出する....

「うわぁぁぁぁぁぁぁ、ひぃ~」

一目散に拳銃を撃ちながら何処かへ逃げ込んだ。

                  ドタバタバタ

残ったのは指揮官機である。
バトロイド形態で若干後に後退し。

「くそ化け物め!」

とキオに罵声を浴びせる。
化け物呼ばわり・・・・・・それは当然かもしれない。
誰が製造したのか分からないバルキリー。
化け物と呼ぶのは当然であろう。

キオ「心配するな、俺はジャンク屋だ。人殺しはしない…」

                 キラーン

とカッコつける。
何処かで聞いた事あるようなセリフであるが。
この空域に青い大型のバルキリーが接近してくる。
キオはカッコつけているが、着々と青いバルキリーの脅威が迫ってくる。

「絶対に潰してやるわ、ジャンク屋の馬鹿男。」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク屋VS鳳仙花 第2部

2017-02-12 22:28:01 | マクロスVFV
キオがデストロイド・ディホークを見ていた隙に兄のラージャと共にポツンと家族が消えてしまった。
兄弟二人は家族が何処に行ってしまったのか?と言う事で探しに行った。
すると・・・・・・・・

ジュリ「キオ~ラージャ~」

近くで自分達を呼ぶ声が聞こえるので後ろを振り返ってみた。
そこにいたのは何かを口に咥えているジュリであり後ろには親父とお袋が続いていた。
そしてジュリが手に持っていた物は何か美味しい臭いがしていた。
まるで美味しそうな臭い。

ライナ「キオとラージャ、ここにいたのね?」

キオ「それはこっちんぽセリフだっての、手言うかお袋達は何を食べているんだよ?」

ライナ「何って小竜鳥の丸焼きに決まっているじゃない。」

サンダース「甘垂れで美味しいって評判なんだ、お前達も食うか?」

ラ―ジャ「遠慮なく。」

家族が食べていたのは小竜鳥の丸焼きであった。
スズメのような大きさでありお手軽に食べられるジャンクフードだという。
二人は家族の誘いに乗って小竜鳥の丸焼きに齧り付く。

そして家族はどんどん奥へバザーの会場へ向かっていく。
すると・・・・・・・・・

キオ「やべぇオークションが始まっているじゃねぇかよ、こうしてはおけねぇな。」

既にオークションが始まっていた。
良く見るといろんな物がたくさん置いてあり、大目玉的存在なのはまるまる1機のヴァリアブルグラージである。
どれもキオからすれば貴重なお宝であり目がワクワクの炎で燃えていた。

そしてオークションが始まるとキオは中々動かなかった。
その理由は・・・・・・・・・

キオ「俺はこれからある先に凄いお宝があるから無駄に軍資金は使わない。」

キオ曰くこれからある先に凄いお宝があるから無駄に軍資金を使わないという事である。
たしかに出品された品はVF-!のスーパーパックやアーマードパックであり、大目玉であるヴァリアブル・グラージであるが。
キオはそこを我慢してもっといい品を見定める。

するとライナがある事を言い出した。

ライナ「キオちょっといい?」

キオ「なんだお袋?」

ライナ「今回もってきた軍資金ってどれくらいなの?」

キオ「それか?」

ライナが言いだした事は今日のために持ち出した軍資金の事である。
ライナは家庭の母であるため出費には厳しいのである。
家庭の母であるライナはキオに今回の持ち出したお金の事を聞くがどんでもない金額で驚く。

キオ「9000ギャランだよ、そんくらい。」

ライナ「9000ギャラン!?それうちの全財産の3割程じゃないのよ!!」

キオが今回のために持ち出した金額は9000ギャラン。
ジャンク屋ラッキオ屋の全財産の3割程の大金である。
この言葉を聞いたライナは一瞬立ちくらみしそうになってしまった。
倒れそうになったが後ろにいたサンダースとラージャが支える。

とんでもない金額を持ちだしたキオに対しジュリの暗いジト目の視線が送られた。
一方オークションは次の品が出てきた。

「さぁて次の品は今回の大物だよ!なんと新統合軍最新鋭の無人観測型ゴーストだ!特殊合金で造られ、最新鋭のセンサーを搭載しつい最近製造されたと思われる新品!100ギャランから始めるぞ!」

キオ「最新鋭のゴーストだって!!買う買う!」

キオは最新型の無人観測型ゴーストにくぎつけになる。
既にキオの心は勝負師の目をしていた。

キオ「まずは500ギャランだ!!いやここは・・・・・・」

ライナ「キオ・・・・・・・・・・・・・我が家を潰すつもりなの?」

サンダース「そうだぞゴースト如きでうちの家計を悪化させんでくれ。」

キオの両親は必死にキオを説得する。
だが・・・・・・・・・・

キオ「新統合軍だからいいんだろ、俺はそこにロマンを感じるんだ!!」

既にキオは止められる状態じゃなかった。
兄ラージャは呆れ、ジュリは馬鹿じゃないのと言うメッセージを送るようなジト目でキオを見る。

キオ「ここは一気に9000ギャランで投入だ!」

キオは全軍資金を投入してまででも最新型のゴーストを手に入れようとする。
ここまでの大金なら滅多に手に入れる事はない。
キオは一声を上げようとするが・・・・・・・・・

                8000ギャランでそのゴーストを買った!!!

キオ「げっ抜け駆けされた!!」

一人の女がトランクを持って言う。
その女は古風な日本風だが、耳がとんがっておりゼントラーディ人の女性・・・・いや母親と同じメルトランである。

「決まりだ!!ではこのゴーストはそこのお嬢さんに譲る事にしよう!!」

既にレフリーは日本風のメルトランの女性にゴーストの所有権を与えようとした。
メルトランの女性はフッと美しく笑う。
金額は8000ギャランでこっちは9000ギャランまだ勝負はついてはいなかった。

                   ちょっと待った!!!!!!!!

「何!?」

キオ「俺は9000ギャランを払うぜ!俺の勝ちだ!」

「おぉぉ9000ギャランだ!他にいませんか?・・・・・・・いないようですね・・・・そこのお兄さんに決まりだ!!」

キオは突然大声を挙げてレフリーをこっちにむかせ9000ギャランを払うと宣言。
誰もいないようなので最新型のゴーストの所有権はキオの物になった。
さっきまで自分の所有物に決まったかのように思っていたメルトランの女性はキオに抗議するかのような目をする。
すると諦めたのかフンとバザー会場から出て行ってしまった。

サンダースとライナはガクっとなったが、キオは大はしゃぎしていた。
だがメルトランの女性は遠くからキオを物凄く睨んである事を言う。

「このままでは・・・・・・・・・軍の力を持ってしてでも力づくで奪還しなくては・・・・・・・・・・」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジャンク屋VS鳳仙花 第1部

2017-02-12 22:26:48 | マクロスVFV
シェルバン戦役の影響でウォルガー星系は荒れてしまった。
宇宙海賊と傭兵が横行し新統合軍の警備隊の堕落、この星系は銀河一の危険地帯と化した。
西暦2038年、ジャンク屋のラッキオ屋を営む家族の次男キオ・ラッキオは廃棄された輸送艦から謎のバルキリーを発見する。
新統合軍でもシェルバン共和国などの軍隊の物ではない謎のバルキリー.VF-Xフラッシュライトとのファーストコンタクトであった。
だがその直後、新統合軍とシェルバン共和国の両軍につけ狙われる事になる。

そこでキオは知り合いの傭兵で第1次星間大戦のあの天才エースのクローンと噂されるガイ・ジェナスに3号機を引き渡しもしも危険な目にあった時のための保証を確定した。

家族一家は自衛のためにも可変戦闘機を複数購入し自分達の家業であるジャンク屋を続けた。
多くの仕事と戦闘を経て少年キオは成長していったが・・・・・・・ある歴史に乗らないような小さな事件に巻き込まれる事になる。

                                  【惑星ナービス新統合軍基地】
ここはナービスのとある基地。
軍事機密であり基地名は伏せられている場所である。
最新兵器実戦テストを行う場所であり、一般人は立ち入り禁止である・

「開発主任、残念ながらYF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になりました。」

「なんだと?一体どこで行方不明になったというのかね?」

「ハッ目下調査中であります。」

基地内が少々荒れている。
原因は最新鋭機YF-18に関する情報を入れたゴーストが行方不明になってしまったという。
現在調査中であり、1時間後には実働部隊も出撃する事態にまで発展してしまった。
これがラッキオ一家に一嵐を吹かせる事になる。

                      【ガリレオ級汎用空母サーベラス/現.ラッキオ屋母艦】

キオ「惑星ナービスでレアなジャンクパーツのオークションがあるのか楽しみだな~」

ジャンク屋ラッキオ屋の長男であるキオ・ラッキオ。
惑星ナービスで開かれているレアなジャンクパーツを手に入れるためお金を握りしめていた。
仲間を見捨てられないという熱血漢。
母親はメルトランである。

ジュリ「もうキオったらそればっかりなの?」

ジュリ・メルドーラ、不幸体質の少女。
サンダースがスピカ3の戦場跡で見つけたらしく、以前の記憶はないが軍服を着た事もあり軍人だと思われる。
以来キオと兄弟のように仲良し。

キオ「レアなパーツが銀河中から集められているんだ、戦闘中に無傷に近い程に廃棄されたデストロイドディホークが修理されたものがあるとかメカ好きとしてはワクワクするんだ。」

ジュリ「ワクワク?」

ラージャ「まったくジュリもキオの破天荒さとメカ好きにも呆れますね。」

キオの真面目すぎる兄ラージャ・ラッキオ。
真面目でクールであり破天荒すぎる性格、だが異母兄弟であり純粋な地球人である。
母親は若い頃病気で亡くしており父親が直ぐに再婚したためである。

                       ゴクゴクゴクゴク

サンダース「うぅぅ効くなぁぁぁ、ラージャ・ジュリそれがキオのいい所じゃないか。」

ラージャ「そうですか?」

サンダース「おうよ。」

サンダース・ラッキオ。
ラッキオ屋の主人である熱血漢であり暑苦しい男である。
かつて愛する妻をラージャが産まれた後に亡くなりラージャの了承の元メルトランと再婚した。

ライナ「キオは昔から好奇心が旺盛で困った子であるけど、仕事はちゃんとやってくれているから本当にいい子よ。」

ライナ・ラッキオ、サンダースの後妻の第1次星間大戦に参戦した経歴を持つメルトランである。
ただし戦士ではなく通信兵であり、28年経った今でも当時のままの若さを維持している。
先妻のラージャと養子的扱いのジュリを大切にしている。

家族一同はキオの興奮を止める事はなくほっといているが・・・・・
ラージャは・・・・・・・・・

ラージャ「しかし、暴走し過ぎるのもどうかと思いますが・・・・・・・・・・」

                            【惑星ナービス バザー会場】
                         ドゴォォォン

「馬鹿野郎!ここでぶっ放すんじゃねぇ!!」

「わりぃわりぃ砲弾が勝手に動いちまった・・・・すまねぇな。」

惑星ナービス、ウォルガー星系有数のジャンクマーケットのバザーが開かれる惑星である。
治安が悪いがジャンクパーツが高値で売れたり軍からの横流し品が売られているなどここの星系一の盛り上がりを見せていた。
密かに入国しているシェルバン人やシェナス人の傭兵やジャンク屋を見かける事がある。

キオ「おうおう盛り上がっているねぇ~」

キオはバザー会場に来て物凄い程に感動していた。
目の前にはお宝の山がたくさんあり過ぎた、中には軍専用の戦闘食品まで売られているのだ。

ラージャ「ウォルガー星系のバザー会場ですからね、ここの星系一の盛り上がりが・・・・・・・・ってキオは何処に行きました?」

ライナ「あ・そ・こ・よ。」

キオは家族から離れある物を見ていた。
それは・・・・・・・・・

キオ「あれはデストロイド・ディホーク、噂は本当だったんだな最新型。」

ラージャ「まったく・・・・・・・・私の話を聞いてませんか・・・・・・・」

キオの好き勝手癖に呆れる兄ラージャ。
すると何か様子が違う事を感じる。
ジュリがいないのである。

ラージャ「キオ、ここにいた父さんと母さんそしてジュリは見かけませんでした?」

キオ「そう言えばいないな~あいつら何処へ行ったんだ?」

キオとラージャは周囲を見渡す。
だが家族は見つからない。
一体何処へ行ってしまったのだろうか?
二人は家族を探しに周囲を探してみた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マクロスVFV 漆黒の堕天使め!

2016-09-29 00:26:34 | マクロスVFV
この漆黒の堕天使め!


この写真は反統合系ゲリラ組織グレイボックが鎮圧された際、敵のアジトから任務が達成し帰還する黒いVFー19エクスカリバーA型。
この黒い赤い目をしたバルキリーに乗るのはマクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスの直系の孫であり天才として名高いコミリア・マリア・ファリーナ・シーン大佐とロット・シーン少将の長女のアテナ・マリア・ファリーナ・シーン少尉である。

漆黒の堕天使

彼女はそう反統合系ゲリラ組織に恐れられている。
彼女がバルキリーを操れば彼女に勝てる人間はいないと言う。


(撮影はアジト制圧後にて)

彼女は冷たい目つきをしている、彼女は16歳の時高校に入れてもらえず新統合軍に入隊させられた。
彼女は普通にハイスクール生活を送りたいのに、親がそれを阻まれたのが原因だ。

後日、彼女とのインタビューによればジーナス家や両親が嫌いだと言う事だ。
それが原因なのか彼女はジーナス家の娘ではなく、己自身の腕で飛んでいるとの事。
彼女の目の瞳は何が映るのだろうか?

今後も我々は彼女の同行を調べるつまりだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする