マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第9話 敵哨戒艦隊強襲命令.前編

2016-11-30 13:28:51 | 超時空要塞マクロスサイドストーリーズ
南アタリア島から冥王星までフォールドした事件から1週間後。
マクロスは通常航行で地球への帰還を目指していた。
マクロスの艦内には5万人の一般市民のために、街が建造されていった。
人々は最初不安がっていたが、どんどん立ち直りを見せて行った。

                 【機種転換訓練所】
南アタリア島に駐留していた戦闘機パイロットやヘリパイロットそして輸送機のパイロット達が機種転換の訓練入隊のため並んでいた。
軍人だけではない、飛行機の操縦ライセンスを持っている一般市民も入隊のために並んでいた。
後に行われた2次募集ではリン・ミンメイと一緒に救助され話題になった一条輝もいた。

ディー曹長「なんで駄目なんですか?」
SDF-1マクロス第3管制室オペレーター.ディー・ヴァーミル曹長

「オペレーター出身者は駄目だ!一般募集に並べ次。」

女性兵の姿があった。
彼女はディー・ヴァーミル・・18歳。
友人のマリア・フラートと共に機種転換のため訓練所に訪れていた。
元々彼女は戦闘機の操縦経験もないために跳ねられてしまった。

ディー曹長「なんなのよ、あのくそ野郎。」

マリア「はははは、2次の募集があるから今度また受ければいいじゃない。」

ディー曹長「それもそうね。」

女性も戦闘機に乗るような時代になった。
可変戦闘機はOTMの技術によりGの負担が減らされた。
その結果2009年からまだ少数ではあるが女性パイロットの採用が始まったのである。

                   【哨戒宙域】

『こちらキャッツアイ4号機、敵哨戒艦隊を確認。数は3隻です。危険回避のため、離脱します。以上』

SDF-1マクロスが出撃させたキャッツアイの一つが敵の哨戒艦隊を発見した。
マクロスの消息を見つけ出すためにブリタイが派遣した部隊である。
敵は小規模であり一瞬大した事のないように見えるが実はそうでもない。
もし哨戒艦隊にマクロスが発見されれば敵本隊に通報され包囲される。
実働可能艦載機数の少ないマクロスからすれば絶体絶命の危機である。

キャッツアイの報告を受けたマクロスはこの哨戒部隊にどう対処するかの作戦会議が始まる。
1時間ほどの会議で出た結果は・・・・・・・・・

           【Uボートアタック】

発案者はSDF-1マクロス艦長のグローバルだ。
攻撃潜水艦プリンス・マルコ艦長経験のあるグローバル艦長はイタリア海軍士官時代ドイツのUボート並びに戦術を研究していた。
敵艦隊を損害少なく強襲するには隠密で強襲し、援軍呼ぶ暇なく殲滅することである。
しかし、巨体の大きいマクロスが強襲するわけにはいかない。

グローバル艦長「強襲は2個小隊単位の可変戦闘機部隊で行う。」

可変戦闘機だ。
小型で小回りの利く可変戦闘機であれば、今の現状のマクロスの隠密強襲作戦に有効な唯一の兵器である。
2個小隊=可変戦闘機:6機、数は少数であり隠密作戦に必要な適切な戦力であり。
実質30機しか運用できないマクロスの戦力としてはありがたい数である。

斥候艦とは言え推定500m級クラスの大きさである。
地球統合海軍の空母ニミッツ級航空母艦の2倍程度の大きさである。
6機程度の火力では3隻の斥候艦に対抗するのは火力不足である。
多くの将校たちが苦渋の末に許可をしたある兵器を使用する。

それは・・・・・・・反応兵器

反応兵器=反応弾

世界の核兵器所有国の核兵器を宇宙空間用に改良した決戦兵器である。
放射性物質を半減させた、開発者曰く綺麗な核兵器である。
初の実戦は火星からの帰還中の帰還船団を全滅させた反統合同盟軍に対する報復戦である。
綺麗な核兵器とは言え、大量殺戮兵器であり日本の自治体を一発撃っただけで数千人が死亡する威力である。
後に第1次星間大戦と呼ばれるこの戦争の序盤に実戦投入し、これらの兵器の製造方法を失ったゼントラーディ人に大きな衝撃を与えた。
地球統合軍や冥王星にデ・フォールドしたマクロスは決戦に備え温存する方針であったはずだが・・・・・・・・・


グローバル艦長「2個小隊6機のうち、4機は反応弾を搭載し強襲する。」

マクロスが所有する反応弾の0.5割程度の反応弾を搭載し強襲するプランである。
当初は大きく荒れたが、マイストロフ大佐の意見もあり僅か0.5割の反応弾で強襲することに纏まった。
残りの2機はジャミング弾を搭載し、散布後反応弾搭載可変戦闘機部隊の護衛機になると言う。

大体作戦プランもまとまり、後はそれを実行するパイロット集めと部隊の編成である。
すると・・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「部隊の編成は各飛行隊の腕のいいパイロットで編成する、当然指揮官は俺が勤め副官はSVF-13ブランジャーズの滝田を連れていく。」

その場にいたロイ・フォッカーは自ら志願する。
副官として名前は呼ばれたのはSVF-13ブランジャーズの隊長滝田英史である。
統合戦争時代はVF-0フェニックスを駆り、戦場のギャンブラーと反統合同盟軍の将兵から恐れられるほどの腕前を持っていた。
これらの腕前もあってかロイ・フォッカーからの信頼は厚い。

マイストロフ大佐「しかし2名は決まったが残りの4名はどうするのかね?」

マイストロフ大佐はロイ・フォッカーやグローバル艦長に質問をする。
ロイ・フォッカーと滝田英史が決まっているが、残りの4名が決まらなくては作戦の実行はできない。
明らかに戦力不足である。
するとロイ・フォッカーは笑顔で・・・・・・・・・

ロイ・フォッカー「いますよ俺がお勧めする腕のいいパイロットがね。」

ロイ・フォッカーの進める腕のいいパイロット。
一条輝はまだ入隊はしてないので入らないが、フォッカーにはこの作戦を上手く成功できる腕のいいパイロットを知っている。

果たして・・・・・・・・・・・・・
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