南アタリア島上空でフォールドし冥王星へ到達した地球統合軍戦艦SDF-1マクロス。
地球ではその事実を知らないまま、南アタリア島の住民は反統合同盟残党によるテロで全員死亡と発表した。
マクロスは空母CVSー101プロメテウスと強襲揚陸艦SLVー111ダイダロスを接続する。
そして・・・・・・・・・・・・・・・
【空母プロメテウス】
「どうだ?」
「あぁ生体反応レーダーが反応しているんだ、この先なんだが・・・・・・・・・」
接続を完了したプロメテウスとダイダロスの水密区画に生存者反応が確認された。
グローバル艦長はプロメテウスとダイダロスの乗員の生存者がいると確認し、救出部隊を派遣した。
救出部隊がたどり着いた先は水密区画。
プロメテウスとダイダロスは潜水も可能であり、水密区画が存在する。
ここならば生存者がいてもおかしくない・・・・・・・救出部隊は空気が漏れないように通路を接続し救出を試みようとした。
ウィィィィィィィン
「救出部隊です、あなた方を助けにきました!!」
通路を接続し、水密区画のドアを開けて救出部隊が生存者のいる区画に到達する。
生存者達は震えながらもやっと来た救出部隊の来訪に歓喜する。
1時間もしないうちにプロメテウスとダイダロスの両艦の生存者の救出が完了する。
生存者はプロメテウスとダイダロス合わせて4000名弱、半数以上は亡くなったがこれほどの人命が生きている事は奇跡である。
生存した統合軍海兵隊員曰く寒さと死の恐怖から解放されて凄く安堵したとの事。
しかし、マクロスには深刻な問題が発生していた。
グローバル艦長「パイロット不足?」
ロイ・フォッカー「あぁ搭乗する前に異星人の攻撃を受けて戦死した乗員がいて、全体的に欠員が出ているんだ。」
バルキリーのパイロット不足。
マクロスにはマクロス直属の航空隊のために可変戦闘機が納品されていた。
しかし、パイロットが届く前に戦闘が始まってフォールドしたばかりか。
機体に乗る前に戦闘に巻き込まれて戦死したと言うケースがあった。
実質的マクロスが運用できる艦載機の数は、僅か30機程度であった。
マイストロフ大佐「陸軍のデストロイド部隊はなんとか定員に間に合っていますが・・・・可変戦闘機が不足になると・・・哨戒警戒が出来なくなりますな。」
可変戦闘機の不足によりキャッツアイの護衛に必要な機数が足りなくなり、最適な策敵活動ができなくなる。
いつ連中が襲来してくか分からない状況下に置かれたら、マクロスが地球の帰還前に撃沈されるか拿捕される可能性がある。
このままどうするか・・・・・・・・・・・・・・
自分に案があります!!!
一人の青年将校が手をあげた。
マイストロフ大佐「ハーカナ少佐なんだ?」
アルーノ少佐「南アタリア島に駐留していた地上用戦闘機パイロットや輸送機やヘリのパイロットを機種転換と臨時志願兵による補充はいかがでしょうか?」
空母プロメテウス.航空課主任アルーノ・ハーカナ少佐
機種転換・・・・・・・
南アタリア島に戦闘機のパイロットや輸送機やヘリのパイロットが所在していた。
彼らを可変戦闘機に機種転換させればなんとかなるかもしれない。
ただ・・・・・
朴徳昌「志願兵による訓練は論外だ、採用には反対だ!!」
SDF-1マクロス.人事課.朴徳昌.中佐
いきなり志願兵に可変戦闘機を乗らせる事に反対な朴中佐だ。
可変戦闘機の1機分のコストはデストロイド中隊が創設出来る程である。
これほど高価な機体を素人に任せるわけにはいかない・・・・・・・
アルーノ少佐「今は議論を噛ましている場合じゃない!一刻も早く戦力を拡充し、地球帰還できるようにするべきだ!」
朴徳昌「いや機種転換のみでいい!!」
二人は言い争いをする。
他の将官達もお互い分裂して言い争いをするが・・・・・・・
艦長であるグローバル艦長の一言で決着する。
グローバル艦長「志願兵による戦力拡充を許可をする。」
朴徳昌「何!?」
志願兵による戦力拡充の許可を正式に下した。
反対派は一斉に反論したが・・・・・・・・
グローバル艦長「今は錬度どうこうではなく、なるべく戦力が必要だ。戦力不足のまま、地球へ帰るのは不可能だ・・・・・・・分かってくれ・・・・・・」
反対派の将校も黙りこむ。
賛成派も反対派は考え方は違うが地球へ帰還する気持ちは同じである。
反対派の何人かも次々に志願制の賛成に回る。
最後まで反対を続けていた朴中佐も折れ賛成に回る。
そしてこの会議から数日後。
桐原中尉「こちら2、敵小型艦のダメージを確認。敵は後少しで撃沈が出来ます。」
早瀬未沙『了解しました、トドメのミサイル攻撃をするので退避してください!』
桐原中尉「了解。」
ゼントラーディ軍の斥候艦がマクロスの防空エリアに侵入し12機の4個小隊が迎撃線を展開した。
多少被弾したものの、斥候艦であるためあっけなく撃退に成功した。
桐原の小隊は戦死者なく、無事に帰還する事が出来た。
コォォォォォォン
千葉軍曹「よぅ派手にやってくれたな。」
帰還しプロメテウスの甲板に張り付いている桐原のVF-1バルキリーを触って言う千葉軍曹。
彼も南アタリア島の戦闘から生存していた。
桐原中尉「数が少ないから派手にやらないと人員不足分の仕事量は補えないからな。」
桐原も感じるように人員不足により正規バルキリーパイロットの仕事量が増加していた。
派手に機体を動かして敵を迎撃しないとその分の仕事量が減らない。
千葉軍曹「文句言うな、そろそろ補充の兵士の訓練が始まるそうだ。彼らが配属されれば解決される。」
桐原中尉「解決か・・・・・・・・・そいつらは使えればいいんだが。」
まず最初に機種転換組が来月配属される予定である。
それまでは正規バルキリー組が重労働並の任務を強いられる事になる。
その頃、マクロス艦内では一条輝とリン・ミンメイが救出される。
運命の歴史の歯車は少しずつ動き始めていた。
地球ではその事実を知らないまま、南アタリア島の住民は反統合同盟残党によるテロで全員死亡と発表した。
マクロスは空母CVSー101プロメテウスと強襲揚陸艦SLVー111ダイダロスを接続する。
そして・・・・・・・・・・・・・・・
【空母プロメテウス】
「どうだ?」
「あぁ生体反応レーダーが反応しているんだ、この先なんだが・・・・・・・・・」
接続を完了したプロメテウスとダイダロスの水密区画に生存者反応が確認された。
グローバル艦長はプロメテウスとダイダロスの乗員の生存者がいると確認し、救出部隊を派遣した。
救出部隊がたどり着いた先は水密区画。
プロメテウスとダイダロスは潜水も可能であり、水密区画が存在する。
ここならば生存者がいてもおかしくない・・・・・・・救出部隊は空気が漏れないように通路を接続し救出を試みようとした。
ウィィィィィィィン
「救出部隊です、あなた方を助けにきました!!」
通路を接続し、水密区画のドアを開けて救出部隊が生存者のいる区画に到達する。
生存者達は震えながらもやっと来た救出部隊の来訪に歓喜する。
1時間もしないうちにプロメテウスとダイダロスの両艦の生存者の救出が完了する。
生存者はプロメテウスとダイダロス合わせて4000名弱、半数以上は亡くなったがこれほどの人命が生きている事は奇跡である。
生存した統合軍海兵隊員曰く寒さと死の恐怖から解放されて凄く安堵したとの事。
しかし、マクロスには深刻な問題が発生していた。
グローバル艦長「パイロット不足?」
ロイ・フォッカー「あぁ搭乗する前に異星人の攻撃を受けて戦死した乗員がいて、全体的に欠員が出ているんだ。」
バルキリーのパイロット不足。
マクロスにはマクロス直属の航空隊のために可変戦闘機が納品されていた。
しかし、パイロットが届く前に戦闘が始まってフォールドしたばかりか。
機体に乗る前に戦闘に巻き込まれて戦死したと言うケースがあった。
実質的マクロスが運用できる艦載機の数は、僅か30機程度であった。
マイストロフ大佐「陸軍のデストロイド部隊はなんとか定員に間に合っていますが・・・・可変戦闘機が不足になると・・・哨戒警戒が出来なくなりますな。」
可変戦闘機の不足によりキャッツアイの護衛に必要な機数が足りなくなり、最適な策敵活動ができなくなる。
いつ連中が襲来してくか分からない状況下に置かれたら、マクロスが地球の帰還前に撃沈されるか拿捕される可能性がある。
このままどうするか・・・・・・・・・・・・・・
自分に案があります!!!
一人の青年将校が手をあげた。
マイストロフ大佐「ハーカナ少佐なんだ?」
アルーノ少佐「南アタリア島に駐留していた地上用戦闘機パイロットや輸送機やヘリのパイロットを機種転換と臨時志願兵による補充はいかがでしょうか?」
空母プロメテウス.航空課主任アルーノ・ハーカナ少佐
機種転換・・・・・・・
南アタリア島に戦闘機のパイロットや輸送機やヘリのパイロットが所在していた。
彼らを可変戦闘機に機種転換させればなんとかなるかもしれない。
ただ・・・・・
朴徳昌「志願兵による訓練は論外だ、採用には反対だ!!」
SDF-1マクロス.人事課.朴徳昌.中佐
いきなり志願兵に可変戦闘機を乗らせる事に反対な朴中佐だ。
可変戦闘機の1機分のコストはデストロイド中隊が創設出来る程である。
これほど高価な機体を素人に任せるわけにはいかない・・・・・・・
アルーノ少佐「今は議論を噛ましている場合じゃない!一刻も早く戦力を拡充し、地球帰還できるようにするべきだ!」
朴徳昌「いや機種転換のみでいい!!」
二人は言い争いをする。
他の将官達もお互い分裂して言い争いをするが・・・・・・・
艦長であるグローバル艦長の一言で決着する。
グローバル艦長「志願兵による戦力拡充を許可をする。」
朴徳昌「何!?」
志願兵による戦力拡充の許可を正式に下した。
反対派は一斉に反論したが・・・・・・・・
グローバル艦長「今は錬度どうこうではなく、なるべく戦力が必要だ。戦力不足のまま、地球へ帰るのは不可能だ・・・・・・・分かってくれ・・・・・・」
反対派の将校も黙りこむ。
賛成派も反対派は考え方は違うが地球へ帰還する気持ちは同じである。
反対派の何人かも次々に志願制の賛成に回る。
最後まで反対を続けていた朴中佐も折れ賛成に回る。
そしてこの会議から数日後。
桐原中尉「こちら2、敵小型艦のダメージを確認。敵は後少しで撃沈が出来ます。」
早瀬未沙『了解しました、トドメのミサイル攻撃をするので退避してください!』
桐原中尉「了解。」
ゼントラーディ軍の斥候艦がマクロスの防空エリアに侵入し12機の4個小隊が迎撃線を展開した。
多少被弾したものの、斥候艦であるためあっけなく撃退に成功した。
桐原の小隊は戦死者なく、無事に帰還する事が出来た。
コォォォォォォン
千葉軍曹「よぅ派手にやってくれたな。」
帰還しプロメテウスの甲板に張り付いている桐原のVF-1バルキリーを触って言う千葉軍曹。
彼も南アタリア島の戦闘から生存していた。
桐原中尉「数が少ないから派手にやらないと人員不足分の仕事量は補えないからな。」
桐原も感じるように人員不足により正規バルキリーパイロットの仕事量が増加していた。
派手に機体を動かして敵を迎撃しないとその分の仕事量が減らない。
千葉軍曹「文句言うな、そろそろ補充の兵士の訓練が始まるそうだ。彼らが配属されれば解決される。」
桐原中尉「解決か・・・・・・・・・そいつらは使えればいいんだが。」
まず最初に機種転換組が来月配属される予定である。
それまでは正規バルキリー組が重労働並の任務を強いられる事になる。
その頃、マクロス艦内では一条輝とリン・ミンメイが救出される。
運命の歴史の歯車は少しずつ動き始めていた。
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