2021年3月中旬
月面クラビウス基地の軍事施設の一つ機種転換センター
ここでは別機種から可変戦闘機パイロットになる兵士を育成する機関である。
主にマイクローン化したゼントラーディ兵士が通っている。
毎年多くの機種転換希望者が入校し、立派な可変戦闘機パイロットになり
配属先の部隊へ向けて旅立っていく・・・・・
無論、地球人もゼントラーディ人関係なくだ・・・・
特に月面クラビウス基地はゼントラーディ人の兵士から人気がある。
そのゼントラーディ人兵の一人であるラウラ・ベルタリアは・・・・
教官である桐原茂人の補佐であるカゴメ・バッカニアと共にある事を勉強していた。
それは・・・・・
ラウラ「軍事心理学?」
カゴメ「戦場では身体だけでなく、精神的に傷を負う兵士が出てくるわ。ラウラもしっかりその点を勉強しないと・・・・」
ラウラ「結構分厚いんだね、これ勉強するの大変そうだよ。」
カゴメ「全部じゃなくていいのよ、ある程度基礎は勉強すればいいわ。」
ラウラ「とりあえず頑張ってみるね。」
軍事心理学、国際安全保障論、危機管理論、軍備管理・軍縮論などの軍事学門
ラウラは可変戦闘機の訓練や歩兵としての訓練・・・拳銃の訓練・・・
バイクや自動車の運転資格など、短期間で濃い内容の分野を学んでいた。
結構ハードな内容だが、ラウラ的に最初は苦労したが・・・・
次第に慣れていって、今では楽しく学習している。
が・・・・・・最近、過去の名将やエースパイロット・・・・
地球の今までの戦争の歴史など、自分の好きな部門を勉強するようになってしまい。
授業中に居眠りをしてしまう事が増えてきた。
流石に不味いので補講の意味で軍事学の勉強をカゴメを教師として・・・・
ラウラの足りない部分を補っている。
無論、ラウラと同じく自分の趣味に走る生徒が多く・・・・
教官の補佐をしている士官が個別教師として生徒の指導をしている。
カゴメ「資源とエネルギーは経済活動を行い、資本の価値を増幅し国力を高め・・・・・ラウラ・・・」
ラウラ「ん?」
カゴメ「興味がなくて寝ていたでしょ・・・・・怒るわよ。」
ラウラ「ごめんごめん、うっかり眠ってしまったよ。」
カゴメ「うっかりじゃなくて、いつもでしょ。まったくもう・・・・・・」
ラウラの学習は本当に酷いと言って言いもので・・・
好きな物にしかやらない、好きじゃない教科だと寝てしまう・・・・・
カゴメも頭を抱えてしまう・・・・・・
このままいけば試験合格できなくなってしまう・・・・・・・・・
リアナ「とんだ災難だね、カゴメ。」
新統合宇宙軍リアナ・メロディ少尉
カゴメ「ゼントラーディ人だからしょうがないのもあるけど、このままではラウラ・・・試験合格できなくて桐原少佐の部隊編入できなくなるわ。」
リアナ「それは確かに災難ね。」
その日の勤務終了時間・・・・・
カゴメは機種転換センターの教官補佐で黒髪ショートの似合うリアナに心配事を言う。
このままいけば、ラウラは可変戦闘機乗りの試験に合格できなくて・・・・・
ラウラの教官.桐原茂人が指揮する予定の部隊に編入する事が出来なくなる。
リアナ「いっその事親戚のエルマー・バッカニアの所にタレントの卵として、売りに出せば?」
カゴメ「いやいやそれはそれで不味い・・・」
リアナ「不味いか・・・・確か嫌がってたね・・・ベルタリア曹長。」
今後、どう指導すればいいのか迷う・・・・・・・
ラウラはかなり難しい娘だ・・・・
かつてのゼントラーディ軍の意識は強く残っている・・・・・・
下手に言ってしまうと、ラウラの大きな反発を生む結果になってしまう。
カゴメは悩むような顔をして今後どうラウラを教育しようか悩む・・・・
ただでさえ授業中の居眠りで茂人に対し迷惑ばっかりだし・・・・・
頭を抱えながら悩んでいるとリアナは・・・・
リアナ「まぁ難しい問題だけど、カゴメ自身の何故軍人が学問を学ぶのかの持論を言ったら?」
カゴメ「私の持論を言うか・・・・・聞いてくれるかしら?」
リアナ「やるしかないんじゃない、あたしら軍人はそんな風に教育されているし。ゼントラーディ人だからと言う理由で私たちの軍のルールと教育方針変えちゃいけないから、カゴメ・・・・・・なんとしてもラウラって娘に地球流のルール叩き込んであげてね。」
カゴメ「分かったわ。」
自分の軍人が何故学問を学ぶ必要があるのかに関し・・・・
カゴメの持論をラウラに言った方がいいと言う。
ラウラはゼントラーディ人とは言え、ゼントラーディ系地球人1世なのだ。
更に言ってしまえば新統合軍の軍人であり・・・・・・・仲間である。
仲間であるが故に徹底的に地球流のルールを叩き込ませなきゃいけない
とは言え・・・・・性格が多少臆病であるカゴメはうまくできるのか不安になっていた。
下手したらこれがきっかけで大きな対立関係になってしまわないか・・・・・
そう思っていると・・・・・
リアナ「カゴメは上手く人を説得できるスキルあるんだから上手くいけるよ。」
とアドバイスをくれた。
親友であるリアナから励ましの言葉をもらったカゴメは・・・・
明日の授業できっちり、ラウラに軍人が学問を学ぶ必要性を説いてやると・・・
ものすごいやる気を出した。
翌日
ラウラは何か勉強したのか、ただ夜中遊んで寝坊したのか・・・・・
数学の従業の際、スヤスヤと寝ていた。
放課後・・・・・・・
カゴメ「ラウラ・・・・あなた可変戦闘機パイロットになりたいんでしょ。もう少し授業に真剣に聞いてください。このままでは試験落ちるわよ。」
ラウラ「だって・・・・・・・・」
カゴメ「だってじゃありません、真剣問題ですよ。」
カゴメはラウラの補講に入る前に今日の授業態度に関し・・・・
もう少し真剣に授業に取り組むように注意した。
ゼントラーディ人であるラウラは不満そうな表情を浮かべながらも真剣に聞いているようで
今回こそ反省して改心して今後真面目に授業を聞いて学力向上するのではと・・・・
カゴメは少しは期待する眼差しをラウラに送るが・・・・
ラウラはとんでもない事を言った。
ラウラ「そんな勉強しなくても、軍人はただ命令に従って戦えばいいのでは?」
ラウラは兵士が学問をする事を否定するような発言をした。
更に軍人はただ命令に従って戦えばいいと・・・
この発言を聞いたカゴメは唖然と怒りを覚える・・・・・
が一瞬の事であり、すぐに冷静さを取り戻し・・・・・
カゴメ「反論する事を言うけど、軍人はただ命令に従って戦えばいいわけじゃないわ。」
ラウラ「どう言う事?命令に従って・・・・」
カゴメ「常に相手の思考を考えたり、戦略的に正しいか間違っているのかの判断するのに考える力が必要なのよ。」
自分がラウラに伝えたい軍人が学問を学ぶ必要性を言い始めた。
ラウラと激しい口論はせず、納得できるような根拠と分かりやすさで
軍人が学問を学ぶ必要性に関する自分の持論を伝える
めんどくさがりのラウラだが・・・・・・・・
カゴメの鋭い目線を見てから・・・・真剣に話を聞いている。
ラウラ「軍人が学問を学ぶ必要って、生き延びたり・・・・作戦をうまく成功させる知恵を生み出す必要があるからなのか・・・・・・」
カゴメ「単に戦っても有効な戦いができないばかりか、相手の罠に嵌りやすくなるのよ。学問を学んで考える力や知識を得て、優秀な軍人になるのよ。」
ラウラ「そうなのか・・・・・・・・さっき言いすぎたかも・・・・・・」
話をしていくうちに学問に否定的であったラウラはカゴメの持論説得に理解し始めたのか・・・・・・・
さっき言った発言を一部撤回している節も見られるようになる。
このまま、上手く説得し、試験に向けて真剣になってもらおう。
カゴメはラウラが勉学に真剣に取り組めるように最後の一言を言った
カゴメ「ラウラの好きなエースパイロットの面々はきちんと学校に出て勉強しているのよ。教養もあってこそ真のエースパイロットなのよ。」
ラウラ「教養もあってこそ、真のエースパイロット・・・・・・・」
勉学にきちんと真剣に取り組み教養あってこその真のエースパイロット・・・・・・
名将や今までのエースパイロットが好きなラウラからすれば食いつく・・・・・
カゴメはラウラの性格を分析し、そう判断した。
ラウラは何を思ったのか・・・・・・・
ラウラ「私きちんと勉強するよ、勉強して地球のエースパイロットに負けないようなエースになりたい。」
カゴメ「その意気よラウラ、その勢いで勉強して頂戴。」
ラウラ「分かったわ。」
教養もあってこそ真のエースパイロット発言を聞いてからラウラは机に向かって勉強する。
可変戦闘機においてもエースの名声の欲しいラウラからすれば・・・・・
エースに相応しいよう、きちんと勉強しようと考えている。
その姿を見て少し安心した。
このまま勉学に励んで試験合格して立派な可変戦闘機パイロットになってほしい。
カゴメはそう思った。
その後ラウラはしっかり勉学に励み
自分が苦手だった分野に真剣に悩みながら理解しようと悪戦苦闘しながらも・・・・
次第に理解できる問題の数を増やしていった。
リアナ「無事に説得に成功したってわけね、カゴメ・・・・」
カゴメ「最初は上手くいくかどうか不安だったけど、リアナのアドバイスのおかげでラウラは勉学に前向きになったわ。」
リアナ「まぁ同じ新統合軍の仲間だから当たり前の事をしたまでだけどね。」
ラウラの補講時間が終わってアドバイスをくれたリアナに報告する。
リアナのアドバイスのおかげでラウラは勉学に前向きになるようになった。
前向きになってくれたおかげで補講の時のストレスを軽減できるようになつた。
など数えたらきりがない
カゴメはリアナにものすごく感謝した。
リアナ「まぁ大したもんじゃないけどね。」
カゴメ「大したものじゃなくても中々いいから最高よ。」
リアナ「そう言ってもらえるとかなりうれしいでわね。」
カゴメの感謝の言葉にリアナは照れながらも喜んだ。
リアナ本人からしたら当たり前の事をしたまでだが・・・・・・・・・
もっともリアナは軍士官学校出身であり、軍人が学問を学ぶ必要性について考えている。
軍人のけじめも人間のけじめも・・・・・・・
ただ自分で考えた結論をカゴメに伝えたまで・・・・・・
それだけのことである。
リアナ「まぁまたベルタリア候補生が問題ありと言う事あったら、いつでも言ってね。あたしがなんとかするから。」
カゴメ「それは物凄く頼もしいです。」
リアナはまたラウラが問題ありな事があったら相談に乗って欲しいという。
まだまだラウラには不安要素がある。
真のエースパイロットは教養が必要と言う以外、不安な面が目立つ。
だか・・・らカゴメが対処した際、ラウラを止める事ができなければ・・・
とは言え・・・・・・・
リアナ「ベルタリア曹長は大丈夫でしょ、伸びる娘だし。ゼントラーディ軍時代の高い技能あわせれば」
カゴメ「それもそうだね、私たちは教官を補佐しつつ、ラウラ達の様子を見守ろう。」
ラウラはゼントラーディ軍のエースであり・・・身体的能力が高い・・・・・
カゴメの話をきちんと聞けたのならば・・・・・・
将来的に有能なエースだけではなく、優秀な軍人になる。
二人はラウラを見てそ思った。
ラウラだけに限った話ではなく・・・・
機種転換センターには同じようなタイプが大勢おり・・・・・
毎年教官や補佐は悩んでいる。
まぁ中々改善するような話ではないが・・・・・
とは言え・・・・・・
桐原少佐「最近ラウラのやつ授業態度よくなったな・・・・」
カゴメ「はい、このまま機種転換センターの試験合格してほしいです。」
少しでも改善されるなら大きな前進・・・・
一見小さく見えるもんだけど、それがどんどん積み重なって大きな物になる。
ラウラは今までふざけてきたけど、少しずつ真面目に勉強するようになった。
カゴメは教官補佐としてラウラに試験合格して欲しいと思った。
上手く夢を成功した姿が見たいただそれだけである。
月面クラビウス基地の軍事施設の一つ機種転換センター
ここでは別機種から可変戦闘機パイロットになる兵士を育成する機関である。
主にマイクローン化したゼントラーディ兵士が通っている。
毎年多くの機種転換希望者が入校し、立派な可変戦闘機パイロットになり
配属先の部隊へ向けて旅立っていく・・・・・
無論、地球人もゼントラーディ人関係なくだ・・・・
特に月面クラビウス基地はゼントラーディ人の兵士から人気がある。
そのゼントラーディ人兵の一人であるラウラ・ベルタリアは・・・・
教官である桐原茂人の補佐であるカゴメ・バッカニアと共にある事を勉強していた。
それは・・・・・
ラウラ「軍事心理学?」
カゴメ「戦場では身体だけでなく、精神的に傷を負う兵士が出てくるわ。ラウラもしっかりその点を勉強しないと・・・・」
ラウラ「結構分厚いんだね、これ勉強するの大変そうだよ。」
カゴメ「全部じゃなくていいのよ、ある程度基礎は勉強すればいいわ。」
ラウラ「とりあえず頑張ってみるね。」
軍事心理学、国際安全保障論、危機管理論、軍備管理・軍縮論などの軍事学門
ラウラは可変戦闘機の訓練や歩兵としての訓練・・・拳銃の訓練・・・
バイクや自動車の運転資格など、短期間で濃い内容の分野を学んでいた。
結構ハードな内容だが、ラウラ的に最初は苦労したが・・・・
次第に慣れていって、今では楽しく学習している。
が・・・・・・最近、過去の名将やエースパイロット・・・・
地球の今までの戦争の歴史など、自分の好きな部門を勉強するようになってしまい。
授業中に居眠りをしてしまう事が増えてきた。
流石に不味いので補講の意味で軍事学の勉強をカゴメを教師として・・・・
ラウラの足りない部分を補っている。
無論、ラウラと同じく自分の趣味に走る生徒が多く・・・・
教官の補佐をしている士官が個別教師として生徒の指導をしている。
カゴメ「資源とエネルギーは経済活動を行い、資本の価値を増幅し国力を高め・・・・・ラウラ・・・」
ラウラ「ん?」
カゴメ「興味がなくて寝ていたでしょ・・・・・怒るわよ。」
ラウラ「ごめんごめん、うっかり眠ってしまったよ。」
カゴメ「うっかりじゃなくて、いつもでしょ。まったくもう・・・・・・」
ラウラの学習は本当に酷いと言って言いもので・・・
好きな物にしかやらない、好きじゃない教科だと寝てしまう・・・・・
カゴメも頭を抱えてしまう・・・・・・
このままいけば試験合格できなくなってしまう・・・・・・・・・
リアナ「とんだ災難だね、カゴメ。」
新統合宇宙軍リアナ・メロディ少尉
カゴメ「ゼントラーディ人だからしょうがないのもあるけど、このままではラウラ・・・試験合格できなくて桐原少佐の部隊編入できなくなるわ。」
リアナ「それは確かに災難ね。」
その日の勤務終了時間・・・・・
カゴメは機種転換センターの教官補佐で黒髪ショートの似合うリアナに心配事を言う。
このままいけば、ラウラは可変戦闘機乗りの試験に合格できなくて・・・・・
ラウラの教官.桐原茂人が指揮する予定の部隊に編入する事が出来なくなる。
リアナ「いっその事親戚のエルマー・バッカニアの所にタレントの卵として、売りに出せば?」
カゴメ「いやいやそれはそれで不味い・・・」
リアナ「不味いか・・・・確か嫌がってたね・・・ベルタリア曹長。」
今後、どう指導すればいいのか迷う・・・・・・・
ラウラはかなり難しい娘だ・・・・
かつてのゼントラーディ軍の意識は強く残っている・・・・・・
下手に言ってしまうと、ラウラの大きな反発を生む結果になってしまう。
カゴメは悩むような顔をして今後どうラウラを教育しようか悩む・・・・
ただでさえ授業中の居眠りで茂人に対し迷惑ばっかりだし・・・・・
頭を抱えながら悩んでいるとリアナは・・・・
リアナ「まぁ難しい問題だけど、カゴメ自身の何故軍人が学問を学ぶのかの持論を言ったら?」
カゴメ「私の持論を言うか・・・・・聞いてくれるかしら?」
リアナ「やるしかないんじゃない、あたしら軍人はそんな風に教育されているし。ゼントラーディ人だからと言う理由で私たちの軍のルールと教育方針変えちゃいけないから、カゴメ・・・・・・なんとしてもラウラって娘に地球流のルール叩き込んであげてね。」
カゴメ「分かったわ。」
自分の軍人が何故学問を学ぶ必要があるのかに関し・・・・
カゴメの持論をラウラに言った方がいいと言う。
ラウラはゼントラーディ人とは言え、ゼントラーディ系地球人1世なのだ。
更に言ってしまえば新統合軍の軍人であり・・・・・・・仲間である。
仲間であるが故に徹底的に地球流のルールを叩き込ませなきゃいけない
とは言え・・・・・性格が多少臆病であるカゴメはうまくできるのか不安になっていた。
下手したらこれがきっかけで大きな対立関係になってしまわないか・・・・・
そう思っていると・・・・・
リアナ「カゴメは上手く人を説得できるスキルあるんだから上手くいけるよ。」
とアドバイスをくれた。
親友であるリアナから励ましの言葉をもらったカゴメは・・・・
明日の授業できっちり、ラウラに軍人が学問を学ぶ必要性を説いてやると・・・
ものすごいやる気を出した。
翌日
ラウラは何か勉強したのか、ただ夜中遊んで寝坊したのか・・・・・
数学の従業の際、スヤスヤと寝ていた。
放課後・・・・・・・
カゴメ「ラウラ・・・・あなた可変戦闘機パイロットになりたいんでしょ。もう少し授業に真剣に聞いてください。このままでは試験落ちるわよ。」
ラウラ「だって・・・・・・・・」
カゴメ「だってじゃありません、真剣問題ですよ。」
カゴメはラウラの補講に入る前に今日の授業態度に関し・・・・
もう少し真剣に授業に取り組むように注意した。
ゼントラーディ人であるラウラは不満そうな表情を浮かべながらも真剣に聞いているようで
今回こそ反省して改心して今後真面目に授業を聞いて学力向上するのではと・・・・
カゴメは少しは期待する眼差しをラウラに送るが・・・・
ラウラはとんでもない事を言った。
ラウラ「そんな勉強しなくても、軍人はただ命令に従って戦えばいいのでは?」
ラウラは兵士が学問をする事を否定するような発言をした。
更に軍人はただ命令に従って戦えばいいと・・・
この発言を聞いたカゴメは唖然と怒りを覚える・・・・・
が一瞬の事であり、すぐに冷静さを取り戻し・・・・・
カゴメ「反論する事を言うけど、軍人はただ命令に従って戦えばいいわけじゃないわ。」
ラウラ「どう言う事?命令に従って・・・・」
カゴメ「常に相手の思考を考えたり、戦略的に正しいか間違っているのかの判断するのに考える力が必要なのよ。」
自分がラウラに伝えたい軍人が学問を学ぶ必要性を言い始めた。
ラウラと激しい口論はせず、納得できるような根拠と分かりやすさで
軍人が学問を学ぶ必要性に関する自分の持論を伝える
めんどくさがりのラウラだが・・・・・・・・
カゴメの鋭い目線を見てから・・・・真剣に話を聞いている。
ラウラ「軍人が学問を学ぶ必要って、生き延びたり・・・・作戦をうまく成功させる知恵を生み出す必要があるからなのか・・・・・・」
カゴメ「単に戦っても有効な戦いができないばかりか、相手の罠に嵌りやすくなるのよ。学問を学んで考える力や知識を得て、優秀な軍人になるのよ。」
ラウラ「そうなのか・・・・・・・・さっき言いすぎたかも・・・・・・」
話をしていくうちに学問に否定的であったラウラはカゴメの持論説得に理解し始めたのか・・・・・・・
さっき言った発言を一部撤回している節も見られるようになる。
このまま、上手く説得し、試験に向けて真剣になってもらおう。
カゴメはラウラが勉学に真剣に取り組めるように最後の一言を言った
カゴメ「ラウラの好きなエースパイロットの面々はきちんと学校に出て勉強しているのよ。教養もあってこそ真のエースパイロットなのよ。」
ラウラ「教養もあってこそ、真のエースパイロット・・・・・・・」
勉学にきちんと真剣に取り組み教養あってこその真のエースパイロット・・・・・・
名将や今までのエースパイロットが好きなラウラからすれば食いつく・・・・・
カゴメはラウラの性格を分析し、そう判断した。
ラウラは何を思ったのか・・・・・・・
ラウラ「私きちんと勉強するよ、勉強して地球のエースパイロットに負けないようなエースになりたい。」
カゴメ「その意気よラウラ、その勢いで勉強して頂戴。」
ラウラ「分かったわ。」
教養もあってこそ真のエースパイロット発言を聞いてからラウラは机に向かって勉強する。
可変戦闘機においてもエースの名声の欲しいラウラからすれば・・・・・
エースに相応しいよう、きちんと勉強しようと考えている。
その姿を見て少し安心した。
このまま勉学に励んで試験合格して立派な可変戦闘機パイロットになってほしい。
カゴメはそう思った。
その後ラウラはしっかり勉学に励み
自分が苦手だった分野に真剣に悩みながら理解しようと悪戦苦闘しながらも・・・・
次第に理解できる問題の数を増やしていった。
リアナ「無事に説得に成功したってわけね、カゴメ・・・・」
カゴメ「最初は上手くいくかどうか不安だったけど、リアナのアドバイスのおかげでラウラは勉学に前向きになったわ。」
リアナ「まぁ同じ新統合軍の仲間だから当たり前の事をしたまでだけどね。」
ラウラの補講時間が終わってアドバイスをくれたリアナに報告する。
リアナのアドバイスのおかげでラウラは勉学に前向きになるようになった。
前向きになってくれたおかげで補講の時のストレスを軽減できるようになつた。
など数えたらきりがない
カゴメはリアナにものすごく感謝した。
リアナ「まぁ大したもんじゃないけどね。」
カゴメ「大したものじゃなくても中々いいから最高よ。」
リアナ「そう言ってもらえるとかなりうれしいでわね。」
カゴメの感謝の言葉にリアナは照れながらも喜んだ。
リアナ本人からしたら当たり前の事をしたまでだが・・・・・・・・・
もっともリアナは軍士官学校出身であり、軍人が学問を学ぶ必要性について考えている。
軍人のけじめも人間のけじめも・・・・・・・
ただ自分で考えた結論をカゴメに伝えたまで・・・・・・
それだけのことである。
リアナ「まぁまたベルタリア候補生が問題ありと言う事あったら、いつでも言ってね。あたしがなんとかするから。」
カゴメ「それは物凄く頼もしいです。」
リアナはまたラウラが問題ありな事があったら相談に乗って欲しいという。
まだまだラウラには不安要素がある。
真のエースパイロットは教養が必要と言う以外、不安な面が目立つ。
だか・・・らカゴメが対処した際、ラウラを止める事ができなければ・・・
とは言え・・・・・・・
リアナ「ベルタリア曹長は大丈夫でしょ、伸びる娘だし。ゼントラーディ軍時代の高い技能あわせれば」
カゴメ「それもそうだね、私たちは教官を補佐しつつ、ラウラ達の様子を見守ろう。」
ラウラはゼントラーディ軍のエースであり・・・身体的能力が高い・・・・・
カゴメの話をきちんと聞けたのならば・・・・・・
将来的に有能なエースだけではなく、優秀な軍人になる。
二人はラウラを見てそ思った。
ラウラだけに限った話ではなく・・・・
機種転換センターには同じようなタイプが大勢おり・・・・・
毎年教官や補佐は悩んでいる。
まぁ中々改善するような話ではないが・・・・・
とは言え・・・・・・
桐原少佐「最近ラウラのやつ授業態度よくなったな・・・・」
カゴメ「はい、このまま機種転換センターの試験合格してほしいです。」
少しでも改善されるなら大きな前進・・・・
一見小さく見えるもんだけど、それがどんどん積み重なって大きな物になる。
ラウラは今までふざけてきたけど、少しずつ真面目に勉強するようになった。
カゴメは教官補佐としてラウラに試験合格して欲しいと思った。
上手く夢を成功した姿が見たいただそれだけである。
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