【通信室】
ラウラが最強の生物兵器を持ちまわっている頃。
隊長である桐原は通信室にいた。
久しぶりに月のデワントンに通信を取る事が許されており。
のんびり会話を楽しんでいた。
プワァーオン
デワントン「はぁい私の愛する夫茂人~久しぶり!」
桐原少佐「こうして二人で話すのは久しぶりだな、娘達は元気か?」
デワントン「今は学校に行っているけど元気よ、月に帰ってきたら家へ帰っておいでいつでも待っているわ。」
桐原少佐「あぁ分かっている、早くデワが作った料理は食べたいさ。」
遠く離れても夫婦仲はいいようである。
デワントンは月で銭湯屋を営んでおりその反面。
即時対応で予備役軍人としての籍を持っている。
デワントン「帰ってきたらね・・・・・そう言えばラウラとミリア一級空士長の仲はどう?」
桐原少佐「あの事件以来仲は改善されたけど、なんかあると口喧嘩になり盛り上がったら格闘戦もう今の名物になっているよ。」
デワントンは桐原がこっそり出した手紙でミリアがニューエドワーズ基地にいる事を知っている。
一番ライバル視していたため関係を心配した。
予想通り口喧嘩から格闘戦に発展するいつもの日課になっている。
デワントン「やっぱりなのね、昔の派閥争いは昔の話なのに・・・・」
桐原少佐「あの話って本当だったのか?派閥があるって?」
デワントン「本当よマックスから、メルトランの事を教えてくれって言われたから派閥の話とかしたのよ。本当にあの頃は、カオスだったわ今思ったら・・・それが今も続くなんて。本当に私達がかつて教えたミリャンは別の直衛艦隊所属だったけど聞き分けのいい娘でマトモだったと思うわ。」
メルトランは同じ艦隊内では派閥を形成する事になる。
派閥の形成は分かりやすく同じ部隊のメンバーで構成される。
中立の立場に立つのは艦内の要員だが、派閥を形成し争うのは機動部隊。
ミリア隊はジナール空戦婦人部隊を引き連れて派閥を形成、同じ艦にいたエクレ隊を圧倒し従属させている。
他の派閥を黙らせている。
しかし
同じラプラミズ艦隊でミリア隊に匹敵するキヨラ隊はミリア隊に屈せず対抗していた。
特にラウラはミリアをライバル視しており嫌っていた。
その事情を知っているデワントンからすればどんな事態が発生するか怖くてしょうがなかった・・・・・・・・・
桐原少佐「ラウラもミリアと上手く関係を改善してもらいたいな。しかし・・・ラウラが結婚してその一族がジーナス家と何世代かして再会したら今と同じ事になりそうだ。」
デワントン「同感。」
関係が改善しても因縁は残る。
それは後の第2次ウィンダミア独立戦争のラウラの孫ハヤテ・インメルマンとミリアの孫ミラージュ・ファリーナ・ジーナスの関係が事実そうである。
当然知らないので、桐原とデワントンはため息をつくだけであった。
プシュー
桐原少佐「まぁダンシング・スカルはもうそろそろ惑星エデンから離れ別の惑星へ出発し、俺達は数日間の演習の後に月面クラビウスへ戻る予定・・・・・ってどうした?」
デワントン「茂人、後ろ後ろラウラがいますよ。」
ラウラ「隊長♪」
デワントンは急に妙な笑顔を浮かべた。
何かと聞くとデワントンはまるで無効に自分の子供がいるかのように後ろにラウラがいると伝える。
その指摘の通り、後ろには生物兵器春巻きを持っているラウラがいる。
桐原少佐「ベルタリア准尉か、どうしたんだ上機嫌で・・・・・・って春巻き?」
デワントン「あらぁやだぁおいしそうじゃない、ラウラが作ったの?」
ラウラ「そうです、やっぱフィアロ二級空士長は分かりますね。」
桐原少佐「どうも・・・・・・・・・・・・・・」
やり取りの後、桐原は春巻きを一つ取る。(電子機器があるので、ティッシュに来るんで取る。)
桐原とデワントンはこの春巻きが生物兵器だとは知らずに能天気に喜ぶ。
食べたら確実に死に近いところまで行く処を知らずに。
ラウラ「では失礼しま~す、フィアロ二級空士長。月面に帰ったら、会いましょうね。失礼しま~す。」
プシュー
デワントン「その時は私が料理をふるまうわね。」
とラウラは満足そうに出ていってしまった。
この場に残ったのは桐原とモニター越しのデワントンのみ。
桐原少佐「まるで200Wの明るさだな、ラウラは・・・・・・・・・・・・・・」
デワントン「で春巻きの味はどうです?」
桐原少佐「・・・・・・・・・・・・」
とラウラを評するが、デワントンが春巻きの味について聞いてきた。
桐原は春巻きを見る。
何か嫌な予感がして食べてはいけないと思う。
デワントン「どうしました?お食べにならないんですか?」
桐原少佐「なんか・・・・・・・・だが・・・・・・」
デワントン「なんか・・・・・・・だが?」
桐原少佐「嫌な予感しかしないんだ、なんというか・・・・・・口にダメージを与えるような・・・・・・・・・」
とデワントンが食べないのかと聞くと正直に嫌な予感しかしないと答える。
デワントンは若干怒った顔をして・・・・・
デワントン「ゼントラーディ軍500万隻に挑んだベテランパイロットが春巻きぐらいで恐れてどうするんです?食べて感想を聞かせてください。私も後で子供のためにレシピを作りたいので。それに部下がせっかく作ったのに残したら威厳なくしますよ。」
桐原少佐「それもそうだな、南無三!」
パク
といろんな事を述べて怒り桐原の口に春巻きを誘導した。
デワントンもラウラが作った春巻きの味を知りたいので桐原に食べてもらわないと困る。
だがこれが生物兵器と知らないのでそう思える事・・・・・・・・・
桐原が食べた途端・・・・・・・・・・
桐原少佐「・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!」
デワントン「どうなされましたか?」
桐原少佐「醤油の味しかしない肉汁、固くて歯ごたえの悪い豚肉が絶妙にマッチしてない!不味い不味い不味いぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」うぉぇぇぇぇぇ~~~~~~~~
デワントン「そんなに不味いの?・・・・・・レシピ取るの・・・・・やめようかな・・・・・・・・・・」
とレシピを取るのをやめたと同時にラウラが料理が下手と言う認識を持った。
これは月面できっちり教えないと地球人としての女性の常識がない。
デワントンは何気に母親みたいにラウラを文化的に教育すると意気込んだ直後・・・・・
桐原少佐「ていうか・・・・・俺味だけで食材や調味料とか分からない・・・・うっ・・・・・・・」
バタン
バルキリーマニア兼バルキリーパイロット桐原茂人少佐、春巻きの不味さで気絶したのである。
この味はとてつもない程であり、生物兵器・・・・・・
デワントン「きゃあ茂人~~~~~」
気絶する桐原のよそに、朝の点呼ラッパが鳴り始める。
同時に基地内部の悲劇の始まりの幕開けの合図である。
ラウラが最強の生物兵器を持ちまわっている頃。
隊長である桐原は通信室にいた。
久しぶりに月のデワントンに通信を取る事が許されており。
のんびり会話を楽しんでいた。
プワァーオン
デワントン「はぁい私の愛する夫茂人~久しぶり!」
桐原少佐「こうして二人で話すのは久しぶりだな、娘達は元気か?」
デワントン「今は学校に行っているけど元気よ、月に帰ってきたら家へ帰っておいでいつでも待っているわ。」
桐原少佐「あぁ分かっている、早くデワが作った料理は食べたいさ。」
遠く離れても夫婦仲はいいようである。
デワントンは月で銭湯屋を営んでおりその反面。
即時対応で予備役軍人としての籍を持っている。
デワントン「帰ってきたらね・・・・・そう言えばラウラとミリア一級空士長の仲はどう?」
桐原少佐「あの事件以来仲は改善されたけど、なんかあると口喧嘩になり盛り上がったら格闘戦もう今の名物になっているよ。」
デワントンは桐原がこっそり出した手紙でミリアがニューエドワーズ基地にいる事を知っている。
一番ライバル視していたため関係を心配した。
予想通り口喧嘩から格闘戦に発展するいつもの日課になっている。
デワントン「やっぱりなのね、昔の派閥争いは昔の話なのに・・・・」
桐原少佐「あの話って本当だったのか?派閥があるって?」
デワントン「本当よマックスから、メルトランの事を教えてくれって言われたから派閥の話とかしたのよ。本当にあの頃は、カオスだったわ今思ったら・・・それが今も続くなんて。本当に私達がかつて教えたミリャンは別の直衛艦隊所属だったけど聞き分けのいい娘でマトモだったと思うわ。」
メルトランは同じ艦隊内では派閥を形成する事になる。
派閥の形成は分かりやすく同じ部隊のメンバーで構成される。
中立の立場に立つのは艦内の要員だが、派閥を形成し争うのは機動部隊。
ミリア隊はジナール空戦婦人部隊を引き連れて派閥を形成、同じ艦にいたエクレ隊を圧倒し従属させている。
他の派閥を黙らせている。
しかし
同じラプラミズ艦隊でミリア隊に匹敵するキヨラ隊はミリア隊に屈せず対抗していた。
特にラウラはミリアをライバル視しており嫌っていた。
その事情を知っているデワントンからすればどんな事態が発生するか怖くてしょうがなかった・・・・・・・・・
桐原少佐「ラウラもミリアと上手く関係を改善してもらいたいな。しかし・・・ラウラが結婚してその一族がジーナス家と何世代かして再会したら今と同じ事になりそうだ。」
デワントン「同感。」
関係が改善しても因縁は残る。
それは後の第2次ウィンダミア独立戦争のラウラの孫ハヤテ・インメルマンとミリアの孫ミラージュ・ファリーナ・ジーナスの関係が事実そうである。
当然知らないので、桐原とデワントンはため息をつくだけであった。
プシュー
桐原少佐「まぁダンシング・スカルはもうそろそろ惑星エデンから離れ別の惑星へ出発し、俺達は数日間の演習の後に月面クラビウスへ戻る予定・・・・・ってどうした?」
デワントン「茂人、後ろ後ろラウラがいますよ。」
ラウラ「隊長♪」
デワントンは急に妙な笑顔を浮かべた。
何かと聞くとデワントンはまるで無効に自分の子供がいるかのように後ろにラウラがいると伝える。
その指摘の通り、後ろには生物兵器春巻きを持っているラウラがいる。
桐原少佐「ベルタリア准尉か、どうしたんだ上機嫌で・・・・・・って春巻き?」
デワントン「あらぁやだぁおいしそうじゃない、ラウラが作ったの?」
ラウラ「そうです、やっぱフィアロ二級空士長は分かりますね。」
桐原少佐「どうも・・・・・・・・・・・・・・」
やり取りの後、桐原は春巻きを一つ取る。(電子機器があるので、ティッシュに来るんで取る。)
桐原とデワントンはこの春巻きが生物兵器だとは知らずに能天気に喜ぶ。
食べたら確実に死に近いところまで行く処を知らずに。
ラウラ「では失礼しま~す、フィアロ二級空士長。月面に帰ったら、会いましょうね。失礼しま~す。」
プシュー
デワントン「その時は私が料理をふるまうわね。」
とラウラは満足そうに出ていってしまった。
この場に残ったのは桐原とモニター越しのデワントンのみ。
桐原少佐「まるで200Wの明るさだな、ラウラは・・・・・・・・・・・・・・」
デワントン「で春巻きの味はどうです?」
桐原少佐「・・・・・・・・・・・・」
とラウラを評するが、デワントンが春巻きの味について聞いてきた。
桐原は春巻きを見る。
何か嫌な予感がして食べてはいけないと思う。
デワントン「どうしました?お食べにならないんですか?」
桐原少佐「なんか・・・・・・・・だが・・・・・・」
デワントン「なんか・・・・・・・だが?」
桐原少佐「嫌な予感しかしないんだ、なんというか・・・・・・口にダメージを与えるような・・・・・・・・・」
とデワントンが食べないのかと聞くと正直に嫌な予感しかしないと答える。
デワントンは若干怒った顔をして・・・・・
デワントン「ゼントラーディ軍500万隻に挑んだベテランパイロットが春巻きぐらいで恐れてどうするんです?食べて感想を聞かせてください。私も後で子供のためにレシピを作りたいので。それに部下がせっかく作ったのに残したら威厳なくしますよ。」
桐原少佐「それもそうだな、南無三!」
パク
といろんな事を述べて怒り桐原の口に春巻きを誘導した。
デワントンもラウラが作った春巻きの味を知りたいので桐原に食べてもらわないと困る。
だがこれが生物兵器と知らないのでそう思える事・・・・・・・・・
桐原が食べた途端・・・・・・・・・・
桐原少佐「・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!!!」
デワントン「どうなされましたか?」
桐原少佐「醤油の味しかしない肉汁、固くて歯ごたえの悪い豚肉が絶妙にマッチしてない!不味い不味い不味いぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」うぉぇぇぇぇぇ~~~~~~~~
デワントン「そんなに不味いの?・・・・・・レシピ取るの・・・・・やめようかな・・・・・・・・・・」
とレシピを取るのをやめたと同時にラウラが料理が下手と言う認識を持った。
これは月面できっちり教えないと地球人としての女性の常識がない。
デワントンは何気に母親みたいにラウラを文化的に教育すると意気込んだ直後・・・・・
桐原少佐「ていうか・・・・・俺味だけで食材や調味料とか分からない・・・・うっ・・・・・・・」
バタン
バルキリーマニア兼バルキリーパイロット桐原茂人少佐、春巻きの不味さで気絶したのである。
この味はとてつもない程であり、生物兵器・・・・・・
デワントン「きゃあ茂人~~~~~」
気絶する桐原のよそに、朝の点呼ラッパが鳴り始める。
同時に基地内部の悲劇の始まりの幕開けの合図である。
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