Sv-51を中心にした3機小隊はアンサーズ背後を強襲した。
前方にいるデストロイド部隊と挟撃する気だろう・・・・
「いいか、前方の協力者と共闘するぞ!!」
「散々利用してコケにした統合軍の奴らめ許せん!!」
自由アルゼンチン軍の純粋な生き残り。
デストロイド部隊は彼らに協力している別の反統合勢力らしい。
彼らはバトロイド形態のバーニアを利用しながらホバリングで移動する。
ガンポッドを両手に構えながら、絶える事なく銃撃・・・・・
クリス「くそったれ!!」
アリサ「いい加減あんたらしつこいのよ!!」
エミリー率いる第3小隊のクリスとアリサは文句言いつつSv-51.Svー52と交戦する。
しかし、自由アルゼンチン軍の生き残りもあり・・・
腕もいいのか、二人の攻撃をやすやすと回避されてしまう。
ロザ「大丈夫、二人とも・・・」
アリサ「勿論・・・大丈夫よ・・・・」
クリス「と言っても俺達の前にいる第29飛行小隊の面々があぶねぇ・・・・」
ロザ「それは前にいるラウラ達も同じよ・・・・」
ロザはSv-51とSv-52と戦いながらアリサとクリスに気にかける。
二人とも大丈夫だと言っているが、現状は苦戦している。
第29飛行小隊に行かせない為の盾になっているのはいいが、相手を撃破する程ではない。
こちらは1機勝っているが、相手は上手くカバーしている。
本当に厄介と言えるほどに・・・・・
エミリー「事実上、我々は殿。殿とは言え、生きて帰れる殿だ!気を引き閉めて行け!」
ロザ「分かっています、隊長。我々は負けたりしません。」
アリサ「必ず生きて帰ります。」
クリス「死ぬなんてまっぴらごめんです。」
エミリー「よく行ったよ、君たち。だったら、あの3機を早い所撃墜するよ!」
だけど、ここで負けるわけにはいかない。
前を進む怪我人を乗せた第29飛行小隊がいるのだから。
絶対に退いてはならぬ、負けてはならぬ。
第3小隊は士気をあげて、自由アルゼンチン軍の可変戦闘機部隊に挑む。
このまま負けたら恥であると。
ここで負けたら第29飛行小隊の命が危険であると。
ただ、その自信を砕く事が起きる。
「最後の増援だな、蹴りをつける。」
ロザ「Sv-56と53と54の一個小隊、くそ。」
更なる小隊の登場。
今度は更に性能のいい、可変戦闘機を有する小隊。
第3小隊は更なる造園がきた結果、若干士気が下がってしまう。
面倒さい相手が来たと。
アリサ「更なる攻勢強い」
クリス「盾にならないと、第29小隊が・・・」
必死に戦う第3小隊。
一個小隊と二個小隊戦うのは無理がある、かなり厳しい戦いだぁ。
それでも負けたら洒落にはならない。
その事を認識し、第3小隊は体勢を建て直しつつ戦う。
厳しい戦いになるだろうが、弱気を吐いていられない。
今はそんな状況である。
ラウラ「後方がやられている、ロザ!」
一方、前方で戦っているラウラは後方で戦闘が起きている事に気がつく。
一体、後方で何が起こっているのか?
ラウラはそれが気になってしょうがなくなる、ただ・・・・・・
今は前方にいる歩兵部隊を随伴させているデストロイド部隊の相手をしなくてはならない。
ラウラ「上手くここを切り抜けられたら救援に向かうね。ロザ、それまで死なないで。」
今相手しているデストロイド部隊を排除し、いつでもロザを助けられるようにすると・・・
ラウラは決意し、ガンポッドを両手に持って戦った。
ロザ達が戦っているならば、もう時間はない。
一刻も早く助け出さねばならない。
ロザ「でも意思が強くても強くて数が倍ほど敵に勝てなくちゃ意味がないのよね。1機は叩き潰したいけど・・・・」
一方のロザ達は2個小隊相手に戦っていた。
戦況はあんまりいいとは言える状況ではなく追い込まれている状態であった。
このまま戦況を打開したい所なんだが・・・上手くいかない。
クリス「ぐっ・・・・被弾した。」
とうとう、仲間から被弾した機を出してしまう・・・・・・
最初に被弾したクリスはこれ以上無茶する事が出来ないので、エミリーから退却を許可され・・・
前方の方へ行ってしまう・・・・
この結果、戦力は大幅に低下してしまう。
3対6と、戦力差2倍の状況に陥ってしまった。
アリサ「今思ったけど、何故敵はここまでの戦力を振り向けるのかね?」
エミリー「案外、惑星エデンで交戦しもう既に南米軍管区司令部の方についていると思うけどファントムⅢは敵からすれば魅力的な物らしいわ・・・それに開発の中心になった人物がここにいるとなれば敵も・・・ハイエナのようにやってくるわけ。」
アリサ「だからか・・・・・・・・」
ロザ「とは言え、アムさんに対し悪口は言えないでしょ、今は軍人らしく守らないと!!」
アリサ「その通りよ、クリスが抜けた分しっかりカバーして!!」
苦しい戦況ながらも第3小隊の士気は旺盛であった。
一人で抜けたくらいで、負けているようでは情けない・・・・・・
男がなんだ・・・・・女が弱い扱いはなんでするか・・・・
弱い扱いする男なんか・・・・・消えてしまえ!!
ロザ達はそう思いながら戦っていた。
「敵は1機被弾して抜けたが、まだやるな・・・・・」
「連中は噂で聞いたが、旧式のVF-1を近代改修しエースを集めた部隊だと・・・・・」
「だから強いのか・・・・なるほどな・・・・・」
自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザ達を一連の活躍を見て高く評価する。
数に劣りながらも奮戦・・・・・・
敵である自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザの活躍に惚れ惚れした。
が・・・・・・・・・・
「所詮は統合政府の犬・・・・・」
「エースとは言え、それに似合った殺し方をしてやろう!!」
殺す事には変わりは無い、憎むべき統合軍の人間であるから・・・
更に自由アルゼンチン軍残存部隊の攻勢が強くなり、ロザ達を苦しめる。
攻撃はロザに集中し始め、ロザの状況がかなり悪化する。
ロザ「なんで急に私ばかり・・・・・・・」
あまりにも突然に自分を集中して攻撃するようになった。
一体何故、そのような事に・・・・・・
ロザはいろいろと敵の気持ちを考え、何故今の状態になった原因を探す・・・・
戦いながら考えていくうちに・・・・・・・・・
ロザ「まさか・・・・・・一人ずつ潰していくつもりなの?」
自分を含めた第3小隊を一人ずつ潰していくつもりだと言う結論に至った。
各個撃破・・・・・・・・・・まず最初のターゲットに選ばれたのは自分だと・・・・・・
ロザがそう思っている中でも敵の猛攻は続く・・・・・・・・・・・・・
ロザ「くっ・・・・あっ・・・・・」
ロザの後ろに巨大な岩・・・・・・
バックしながら後退していた時に気がつかなかった・・・・・・・・・
なんとかして離れようとするが・・・・目の前にガンポッドを構えたレプリカのSv-51が目の前に立っていた。
まるで巨大な怪鳥が人に変化した姿のように・・・・・・・・・
アリサ「ロザ!!」
エミリー「准尉!!」
ロザ「ぎっ!!」
「死ね!!統合政府の犬が!!!」
1機のSv-51の弾丸がロザのVF-1に目掛けて放たれる・・・・・・・
誰もが思っている・・・・勿論ロザ本人も・・・・・
自分が死を認識したのか、ロザの目から涙が流れる・・・・・・・
戦闘種族として生きてきて、地球人と出会い楽しい事を体験できた・・・・・
それが10年目にして自分の死を招いてしまうとは・・・・・・・・
なんて自分は愚かで死んでいくんだろう・・・・・・・・
ロザは両手を自分の顔を隠す形を取る・・・・・
死に直面するラウラであったが・・・・・・走馬燈なのかある事を思い出す・・・・・
ロザ「ベルタリア准尉・・・・・聞いていい?」
ラウラ「何?」
ロザ「ゼントラーディ軍時代の時に思っていたけど、どうして危険だけどエースの称号を欲しいままの操縦ができるの?」
ラウラ「あぁそれ・・・・・」
アンサーズに配属され、惑星エデンに向かう道中の事であった。
同じメルトランでクァドラン乗りであったラウラに興味を持った・・・
別の部隊でラウラから警戒心を持たれ、一時的に近づけない雰囲気であったが・・・
ロザは必死に話しかけ、段々とラウラの警戒心を解き・・・まともな話が出来るようにあった。
ラウラ「それはね・・・・」
ロザ「それは・・・・・・・・・」
ラウラ「僅かな時間を見逃さない事かな・・・・」
ロザ「僅かな時間?」
ラウラに何故危険ながらもエースの称号を得るような操縦する方法を・・・・
ロザからこのような質問をされたラウラは・・・
僅かな時間を利用して戦う事と言った。
返答にロザは困った顔をするが・・・・・
ラウラ「その時、分かるさ。」
ロザ「そう言われても・・・・・」
困っているロザにいずれ分かるとラウラが言う。
なんか納得しない感じの顔をするロザであるが・・・・・
ラウラがロザに握手を求めるような仕草をし・・・・・・・・
ラウラ「最初警戒していてごめんね・・・・・・・ロザは・・・・私の大事な友達の一人だよ・・・・だから・・・・死なないで・・・・それだけは言っておく・・・・」
ロザ「・・・・・・・私もだよ・・・・・私はラウラに勝てる程の戦果を取る・・・・・・・何度も言わせるまでいや・・・・死なない・・・・」
ラウラ「言わせてくれるじゃん・・・・こいつ・・・・・・・」
最初の頃、警戒していた時の事を謝る。
そして・・・・
ラウラとロザはお互いに握手しながら、お互いライバル視しようと誓った。
お互い死なない事も近いながら・・・・・・・
ロザはラウラにライバル視しているものの・・・・・・・
尊敬する人間である事には変わりはないし・・・
ゼントラーディ軍別の部隊だったとは言え仲良くしたいと思っていた。
これから楽しい毎日を迎えたたいためにも・・・・・・・・・・・
それを思い出したロザは目を開け、次第にゼントラーディの戦士の目に変貌し始める・・・・・・
自分に銃弾を向ける敵に敵意を強く持ちながら・・・・・・・・・
ロザ「舐めるな!!くそたれ!!たぁっ!!」
ロザは操縦桿を強く握り、銃弾が当たるすれすれで急激なスピードをする・・・・・・・
普通の人間なら耐え切れないようなGを使っているかのように・・・・・・・
結果・・・・・・・・ロザは銃弾を回避する事に成功・・・・・・
ガンポッドを両手に構え、両脚のバーニアを利用しホバーで移動を開始する。
「馬鹿な・・・・あの距離で回避するだと!?」
「人間のスピードじゃない・・・・奴はゼントラーディ人なのか?」
圧倒的で普通の人間なら死んでしまうような機動をするロザ。
自由アルゼンチン軍の兵士達はその機動を行うロザに驚いてしまう。
だが・・・驚くのはまだ早い。
さっきロザをガンポッドで殺そうとしたSv-51はロザの機動に驚き士気が低下した。
その隙をつかれ・・・・・
ガシャン
「頭部カメラをバルキリーの腕で・・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ロザ「よし・・・・・・・・」
急接近し頭部を破壊し、コックピットのある所に超至近距離射撃を行う。
至近距離からガンポッドの銃弾を受け、Sv-51は動かなくなる。
動かなくなったSv-51を捨てて次の獲物を狙う。
「くそ・・・・何故当たらん・・・・・・」
「奴は紙一重になっている・・・」
ズドドドドドドドドドドドド
「ぐぁぁぁぁぁ」
「化け物・・・・が・・・・」
後方にいたSv-52は他の部隊と共にロザを攻撃するが、ロザには当てられない。
そればかりか、動きもよくなり・・・・
その中で・・・・・Sv-52がロザの姿を見失ってしまう・・・
探している最中に、別の所からロザのバルキリーが出てガンポッドとミサイルを連射され落される。
「くそ生き残りの小隊が・・・・・・・」
「3対3数的には互角か・・・・・・」
数的に優れていたのに、ロザの覚醒により・・・・1個小隊は全滅する。
Sv-56の指揮官はロザの姿を見て焦りを感じ始める。
前方にいるデストロイド部隊と挟撃する気だろう・・・・
「いいか、前方の協力者と共闘するぞ!!」
「散々利用してコケにした統合軍の奴らめ許せん!!」
自由アルゼンチン軍の純粋な生き残り。
デストロイド部隊は彼らに協力している別の反統合勢力らしい。
彼らはバトロイド形態のバーニアを利用しながらホバリングで移動する。
ガンポッドを両手に構えながら、絶える事なく銃撃・・・・・
クリス「くそったれ!!」
アリサ「いい加減あんたらしつこいのよ!!」
エミリー率いる第3小隊のクリスとアリサは文句言いつつSv-51.Svー52と交戦する。
しかし、自由アルゼンチン軍の生き残りもあり・・・
腕もいいのか、二人の攻撃をやすやすと回避されてしまう。
ロザ「大丈夫、二人とも・・・」
アリサ「勿論・・・大丈夫よ・・・・」
クリス「と言っても俺達の前にいる第29飛行小隊の面々があぶねぇ・・・・」
ロザ「それは前にいるラウラ達も同じよ・・・・」
ロザはSv-51とSv-52と戦いながらアリサとクリスに気にかける。
二人とも大丈夫だと言っているが、現状は苦戦している。
第29飛行小隊に行かせない為の盾になっているのはいいが、相手を撃破する程ではない。
こちらは1機勝っているが、相手は上手くカバーしている。
本当に厄介と言えるほどに・・・・・
エミリー「事実上、我々は殿。殿とは言え、生きて帰れる殿だ!気を引き閉めて行け!」
ロザ「分かっています、隊長。我々は負けたりしません。」
アリサ「必ず生きて帰ります。」
クリス「死ぬなんてまっぴらごめんです。」
エミリー「よく行ったよ、君たち。だったら、あの3機を早い所撃墜するよ!」
だけど、ここで負けるわけにはいかない。
前を進む怪我人を乗せた第29飛行小隊がいるのだから。
絶対に退いてはならぬ、負けてはならぬ。
第3小隊は士気をあげて、自由アルゼンチン軍の可変戦闘機部隊に挑む。
このまま負けたら恥であると。
ここで負けたら第29飛行小隊の命が危険であると。
ただ、その自信を砕く事が起きる。
「最後の増援だな、蹴りをつける。」
ロザ「Sv-56と53と54の一個小隊、くそ。」
更なる小隊の登場。
今度は更に性能のいい、可変戦闘機を有する小隊。
第3小隊は更なる造園がきた結果、若干士気が下がってしまう。
面倒さい相手が来たと。
アリサ「更なる攻勢強い」
クリス「盾にならないと、第29小隊が・・・」
必死に戦う第3小隊。
一個小隊と二個小隊戦うのは無理がある、かなり厳しい戦いだぁ。
それでも負けたら洒落にはならない。
その事を認識し、第3小隊は体勢を建て直しつつ戦う。
厳しい戦いになるだろうが、弱気を吐いていられない。
今はそんな状況である。
ラウラ「後方がやられている、ロザ!」
一方、前方で戦っているラウラは後方で戦闘が起きている事に気がつく。
一体、後方で何が起こっているのか?
ラウラはそれが気になってしょうがなくなる、ただ・・・・・・
今は前方にいる歩兵部隊を随伴させているデストロイド部隊の相手をしなくてはならない。
ラウラ「上手くここを切り抜けられたら救援に向かうね。ロザ、それまで死なないで。」
今相手しているデストロイド部隊を排除し、いつでもロザを助けられるようにすると・・・
ラウラは決意し、ガンポッドを両手に持って戦った。
ロザ達が戦っているならば、もう時間はない。
一刻も早く助け出さねばならない。
ロザ「でも意思が強くても強くて数が倍ほど敵に勝てなくちゃ意味がないのよね。1機は叩き潰したいけど・・・・」
一方のロザ達は2個小隊相手に戦っていた。
戦況はあんまりいいとは言える状況ではなく追い込まれている状態であった。
このまま戦況を打開したい所なんだが・・・上手くいかない。
クリス「ぐっ・・・・被弾した。」
とうとう、仲間から被弾した機を出してしまう・・・・・・
最初に被弾したクリスはこれ以上無茶する事が出来ないので、エミリーから退却を許可され・・・
前方の方へ行ってしまう・・・・
この結果、戦力は大幅に低下してしまう。
3対6と、戦力差2倍の状況に陥ってしまった。
アリサ「今思ったけど、何故敵はここまでの戦力を振り向けるのかね?」
エミリー「案外、惑星エデンで交戦しもう既に南米軍管区司令部の方についていると思うけどファントムⅢは敵からすれば魅力的な物らしいわ・・・それに開発の中心になった人物がここにいるとなれば敵も・・・ハイエナのようにやってくるわけ。」
アリサ「だからか・・・・・・・・」
ロザ「とは言え、アムさんに対し悪口は言えないでしょ、今は軍人らしく守らないと!!」
アリサ「その通りよ、クリスが抜けた分しっかりカバーして!!」
苦しい戦況ながらも第3小隊の士気は旺盛であった。
一人で抜けたくらいで、負けているようでは情けない・・・・・・
男がなんだ・・・・・女が弱い扱いはなんでするか・・・・
弱い扱いする男なんか・・・・・消えてしまえ!!
ロザ達はそう思いながら戦っていた。
「敵は1機被弾して抜けたが、まだやるな・・・・・」
「連中は噂で聞いたが、旧式のVF-1を近代改修しエースを集めた部隊だと・・・・・」
「だから強いのか・・・・なるほどな・・・・・」
自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザ達を一連の活躍を見て高く評価する。
数に劣りながらも奮戦・・・・・・
敵である自由アルゼンチン軍の兵士たちはロザの活躍に惚れ惚れした。
が・・・・・・・・・・
「所詮は統合政府の犬・・・・・」
「エースとは言え、それに似合った殺し方をしてやろう!!」
殺す事には変わりは無い、憎むべき統合軍の人間であるから・・・
更に自由アルゼンチン軍残存部隊の攻勢が強くなり、ロザ達を苦しめる。
攻撃はロザに集中し始め、ロザの状況がかなり悪化する。
ロザ「なんで急に私ばかり・・・・・・・」
あまりにも突然に自分を集中して攻撃するようになった。
一体何故、そのような事に・・・・・・
ロザはいろいろと敵の気持ちを考え、何故今の状態になった原因を探す・・・・
戦いながら考えていくうちに・・・・・・・・・
ロザ「まさか・・・・・・一人ずつ潰していくつもりなの?」
自分を含めた第3小隊を一人ずつ潰していくつもりだと言う結論に至った。
各個撃破・・・・・・・・・・まず最初のターゲットに選ばれたのは自分だと・・・・・・
ロザがそう思っている中でも敵の猛攻は続く・・・・・・・・・・・・・
ロザ「くっ・・・・あっ・・・・・」
ロザの後ろに巨大な岩・・・・・・
バックしながら後退していた時に気がつかなかった・・・・・・・・・
なんとかして離れようとするが・・・・目の前にガンポッドを構えたレプリカのSv-51が目の前に立っていた。
まるで巨大な怪鳥が人に変化した姿のように・・・・・・・・・
アリサ「ロザ!!」
エミリー「准尉!!」
ロザ「ぎっ!!」
「死ね!!統合政府の犬が!!!」
1機のSv-51の弾丸がロザのVF-1に目掛けて放たれる・・・・・・・
誰もが思っている・・・・勿論ロザ本人も・・・・・
自分が死を認識したのか、ロザの目から涙が流れる・・・・・・・
戦闘種族として生きてきて、地球人と出会い楽しい事を体験できた・・・・・
それが10年目にして自分の死を招いてしまうとは・・・・・・・・
なんて自分は愚かで死んでいくんだろう・・・・・・・・
ロザは両手を自分の顔を隠す形を取る・・・・・
死に直面するラウラであったが・・・・・・走馬燈なのかある事を思い出す・・・・・
ロザ「ベルタリア准尉・・・・・聞いていい?」
ラウラ「何?」
ロザ「ゼントラーディ軍時代の時に思っていたけど、どうして危険だけどエースの称号を欲しいままの操縦ができるの?」
ラウラ「あぁそれ・・・・・」
アンサーズに配属され、惑星エデンに向かう道中の事であった。
同じメルトランでクァドラン乗りであったラウラに興味を持った・・・
別の部隊でラウラから警戒心を持たれ、一時的に近づけない雰囲気であったが・・・
ロザは必死に話しかけ、段々とラウラの警戒心を解き・・・まともな話が出来るようにあった。
ラウラ「それはね・・・・」
ロザ「それは・・・・・・・・・」
ラウラ「僅かな時間を見逃さない事かな・・・・」
ロザ「僅かな時間?」
ラウラに何故危険ながらもエースの称号を得るような操縦する方法を・・・・
ロザからこのような質問をされたラウラは・・・
僅かな時間を利用して戦う事と言った。
返答にロザは困った顔をするが・・・・・
ラウラ「その時、分かるさ。」
ロザ「そう言われても・・・・・」
困っているロザにいずれ分かるとラウラが言う。
なんか納得しない感じの顔をするロザであるが・・・・・
ラウラがロザに握手を求めるような仕草をし・・・・・・・・
ラウラ「最初警戒していてごめんね・・・・・・・ロザは・・・・私の大事な友達の一人だよ・・・・だから・・・・死なないで・・・・それだけは言っておく・・・・」
ロザ「・・・・・・・私もだよ・・・・・私はラウラに勝てる程の戦果を取る・・・・・・・何度も言わせるまでいや・・・・死なない・・・・」
ラウラ「言わせてくれるじゃん・・・・こいつ・・・・・・・」
最初の頃、警戒していた時の事を謝る。
そして・・・・
ラウラとロザはお互いに握手しながら、お互いライバル視しようと誓った。
お互い死なない事も近いながら・・・・・・・
ロザはラウラにライバル視しているものの・・・・・・・
尊敬する人間である事には変わりはないし・・・
ゼントラーディ軍別の部隊だったとは言え仲良くしたいと思っていた。
これから楽しい毎日を迎えたたいためにも・・・・・・・・・・・
それを思い出したロザは目を開け、次第にゼントラーディの戦士の目に変貌し始める・・・・・・
自分に銃弾を向ける敵に敵意を強く持ちながら・・・・・・・・・
ロザ「舐めるな!!くそたれ!!たぁっ!!」
ロザは操縦桿を強く握り、銃弾が当たるすれすれで急激なスピードをする・・・・・・・
普通の人間なら耐え切れないようなGを使っているかのように・・・・・・・
結果・・・・・・・・ロザは銃弾を回避する事に成功・・・・・・
ガンポッドを両手に構え、両脚のバーニアを利用しホバーで移動を開始する。
「馬鹿な・・・・あの距離で回避するだと!?」
「人間のスピードじゃない・・・・奴はゼントラーディ人なのか?」
圧倒的で普通の人間なら死んでしまうような機動をするロザ。
自由アルゼンチン軍の兵士達はその機動を行うロザに驚いてしまう。
だが・・・驚くのはまだ早い。
さっきロザをガンポッドで殺そうとしたSv-51はロザの機動に驚き士気が低下した。
その隙をつかれ・・・・・
ガシャン
「頭部カメラをバルキリーの腕で・・・・ぐぁぁぁぁぁぁぁぁ」
ロザ「よし・・・・・・・・」
急接近し頭部を破壊し、コックピットのある所に超至近距離射撃を行う。
至近距離からガンポッドの銃弾を受け、Sv-51は動かなくなる。
動かなくなったSv-51を捨てて次の獲物を狙う。
「くそ・・・・何故当たらん・・・・・・」
「奴は紙一重になっている・・・」
ズドドドドドドドドドドドド
「ぐぁぁぁぁぁ」
「化け物・・・・が・・・・」
後方にいたSv-52は他の部隊と共にロザを攻撃するが、ロザには当てられない。
そればかりか、動きもよくなり・・・・
その中で・・・・・Sv-52がロザの姿を見失ってしまう・・・
探している最中に、別の所からロザのバルキリーが出てガンポッドとミサイルを連射され落される。
「くそ生き残りの小隊が・・・・・・・」
「3対3数的には互角か・・・・・・」
数的に優れていたのに、ロザの覚醒により・・・・1個小隊は全滅する。
Sv-56の指揮官はロザの姿を見て焦りを感じ始める。
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