楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

かわいいの正体

2011-09-06 23:48:32 | 日記
 
娘の持ち物である。不職布の小物入れらしきものとリンゴのメモ用紙。
オバサンが見てもかわいいとは思うが、オバサンが持つのは似合わない。
“かわいい”には“幼さ”や“保護の気持ち”あるいは“非攻撃性”が内包されていて、人間の警戒本能を取っ払ってしまう効果があるのだ。
いい大人が“かわいい”にうつつをぬかすのはちと“はしたない”印象がある。
(はしたないなんて言葉、いまどき通用するのか疑わしいが)
だから、自分の子供を可愛いと思うのは当然のことで、他人が見ても飛びぬけてかわいいNちゃんにメロメロなのは分かるけど、我が子の写真に「かわいい・・・」と声に出しながら本気で見入ってる姿には、やっぱりちょっと引いてしまうのだよ、Nちゃんのパパ?
いやいや、話は戻るが、そして、かわいいものへの愛着心は断然男性より女性の方が強い。
特に若い女性は無防備に頻繁に「かわいい」を連発する。“甘え”の構造が垣間見えるという声もあるかもしれない。
しかし、極論だが、あるいは“平和”への思いが女性の方が強いからではないかという気もするのである。
実際のところ性別・年齢に関係なく「これ、かわいいねえ」と心を和ませてくれるものとの出会いは歓迎である。
下の自転車に乗ったワンコ、実は「プランタースティック」だったのだが、鉢の花が枯れて処分する際、これだけ取りのけて、差し込み部分の長い針金をカット、置物に変身させた。かわいくね?(赤面
つまり、「かわいいとは小さいことと見つけたり」である。怒った竜の置物でも小さなフィギアではかわいくならざるを得ない。
ああ、「かわいい」は「なごみ」とよく似たりとも言えるかな。
コメント (2)
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