楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

言葉のお話

2012-09-08 20:57:25 | お土産
 
写真は週明けにもらってた社員の香川土産なんですが、左側の“しおらんぐ”って?と調べてみたら塩入りのラング・ド・シャーのことらしいんですよね。今回は“直島しおらんぐ“ですが、伊豆とか新潟とかもあるようです。
そして右側“たべてんまい”、米の粉サブレなんですが、包装紙に香川(讃岐)のお国言葉が印刷されてましてね、何気に目を通してみると、ざっと70%ほどは阿波弁と一緒なんですよね。方言にうるさい娘によると、アクセントが微妙に違うらしいんですが、おお、けんびき=肩こりというのもちゃんと紹介されてる。由緒正しい方言ということになるのかな。
「おとまし=面倒くさい」が徳島では「おとまし=情けないとかおぞましい」とかの意味で使われると思うので少し違いはあるようですが、いわす=こらしめる、おしなげに=おしいことに、しょわしない=忙しい、じょんならん=自由にならない、ちょっきし=ちょうど、どくれる=すねる、まがる=邪魔になる、めげる=ものがこわれる、もぶれつく=つきまとう、やいと=お灸などの言葉を目にした時には思わず笑ってしまいました。
もっとも、若い子はあまり使わないだろうし、私にしても「分かる」という感覚が余計に可笑しかったんですけどね。
ところで、目はどうしたかって?あきまへん、あいかわらずでね。痛みは和らぎましたけど、充血と腫れが引きゃあせん。
たまたま電話がかかってきた友人に話すと「ほら、年のせいやな」とぴしゃり。
ま、それもあるやろ。気長に自然治癒力での回復待つしかないわな。
それでも気分がクサクサするので、気晴らしに買い物に行ってきましたのよ。
イスに座って書類を広げられる大きめの机が欲しくて、ケーズデンキ後のびっくり倉庫宝島まで車走らせてきました。
で、早速入手したデスクで整理にかかったのが徳島新聞から切り抜きしている白川静文字学入門 漢字物語。
共同通信編集委員の小山鉄郎さんが毎週火曜日に分かりやすい解説文を書いてくれてるんですが、これがすこぶるおもしろい。
例えば「格」と言う字。構成している「各」から読み解いていきます。
この「各」の「夂(ち)」は「止」を上下逆にした字です。「止」は足跡の形で「足」の意味。つまり「夂」は下向きの足です。「口」は顔の「くち」ではなく神への祈りの言葉を入れる器「口」(サイ)のことです。
と言う風に続いて行くのですが、まさに知的好奇心をくすぐられるとはこういうことじゃないでしょうかね。
又の機会に何かとくっつけてまた取り上げるつもりです。今日はお目々のためにこれまで。んじゃ。
コメント (2)
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