先日バラを撮らせてもらったお家の花である。
射るような深い青色、思わず足を止めて見とれてしまわないだろうか。
花の色はその種類によってある程度決まっているものだが、個人的にはブルー系の花にはからきし弱い。
あじさいにあっては白やピンクとは比べ物にならない程、ブルーににやけてしまい、のめり込むとでもいいたい按配になる。
実際にはまだ見たことはないが、「ブルーローズ」が開発されたのも、花の女王であるバラにおいて神秘な青色を発現させたいとする嗜好の似た人が果てぬ夢を実現させたのかもしれない。
色で人間は感情を左右される部分があるようだが、花の青色はどっか魂を浮遊させる働きがあるのではないかという気さえする。