テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

今宵の星空

2013-05-03 23:56:34 | 双眼鏡 望遠鏡
夕方から、雲が少なくなり、東の空が暗くなるにつれてアルクトゥルスが輝き出します。
双眼鏡を使えば、スピカも見え、太陽が完全に没してしばらく経つと、西の天球にシリウスの輝きが目立ち始め、双眼鏡では、ベテルギウス、カペラ、プロキオンが見えます。

こんな風に見えはじめの明るい星を探すには、低倍の実視野の広い双眼鏡が有利で、HM6.3×40が活躍します。今夜の条件はさほど良くありませんが、それでも天頂付近は充分に星々が見え、範囲を限定して見る場合、今度はSS10×50の口径と見掛け視野の広さが、見たい対象とまわりの微光星を豊かにくっきりと見せ、心地よいのです。

夜が更けきってくると、低い空には靄がかかり、ますます天頂付近の星しか綺麗に見えなくなってきます。今夜は未明まで月が出ないので、少しばかり残念な思いで、近所のお手軽観望地を後にします。