テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

首なし鶏マイク

2013-05-05 19:29:28 | 脱線して底抜け
Wikiで世界一の項目を興味深く見ていたところ出くわしたのが、標題の鶏。
首を切られた後も18ヶ月間に渉って生き、成長し、見せ物として荒稼ぎをした鶏だそうです。
詳しくはWikiや、そこから公式ページなどのリンクを参照していただくとして、鳥類のような高等な脊椎動物で、このような状態になるのは極めて珍しいことなのではないでしょうか。いくら脳幹の機能が残っていたとはいえ、生理的な機能がかくも長い間保たれていたのは、驚きと云うほか有りません。さすがは恐竜の係累、末裔です。
それにしても、首を落とされた翌日、まだ動き回る首なし鶏にスポイトで給餌する、チキンを食べたかったロイド・オルセン氏の心境は如何なものであったのでしょうか。
できるならそんな状況に巡り会いたくはないものです。

子供の頃は偏食というか、飼っていたヒヨコが大きくなった雄鳥が、ある日菓子折に変身したトラウマで、鶏肉が食べられなかったのですが、数年後近所にできた非常に秀逸な焼鳥屋さんのおかげで、それからは普通に食しています。ただ”マイク”の同類がそこらに現れたら、きっついトラウマになることは疑いなく、剣呑な思いです。