スティーブ・フォッセトの操縦する、グローバルフライヤーは今までの世界記録を破る史上最長の距離を飛びボーネマウス空港に日没の頃着陸しました。彼は26389.3マイルを76時間45かけて飛行しました。最終目的地にケント国際空港まであと1マイルと言うところでジェネレーターが故障しました。この事はすべての電気回路がダウンすると言うことです。直ぐに彼は非常事態を宣言し、ボーネマウス空港にほんの一瞬着陸できる余裕を開けてもらい、着陸しました。バージンアトランティックの上級役員、スティーブ・リッジウェイは「もし、我々があと15分を超えて着陸を決定しなかったならば、機体はどこかの溝に落ちて居ただろう」と語っています。着陸時に二つのタイヤはバーストをし、窓は凍結状態で7メートル先の視界もママ成らない状態でした。そして燃料はというと、あと200ポンドしか残っておらず、そのまま飛んでいたとしても燃料切れでの緊急着陸にもなりかねない状態でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_night.gif)