出ました、毎日かあさんの4冊め。
土曜日(発売日)に小田原のヨーカドーの3Fの書店に行ったらなんと売り切れ。
東京から戻ってくるダンナに「駅の本屋で買ってきて!」とお願いして、
無事手に入れることができました。
今回はサイバラの元夫である鴨ちゃんとの出会いから別れまでが描かれている。
出会いのころの絵は、昔よくサイバラのマンガで描かれていた
「イッちゃってる鴨ちゃん」だったのだけど、
その表情が寂しくなり、病気との闘いを経て満面の笑みになる。
そして「ただいま」と、鴨ちゃんは家に帰ってきた。
どんなに世界中を放浪してても「かあちゃんとお家が大好き」な鴨ちゃんが。
「君に出会えてよかった」と言って鴨ちゃんが息を引き取った後、
いつまでも泣き続けるサイバラに、こどもたちがしたことは、
「なんとかお母さんを笑わせよう」と、変な顔をしてみせることだった。
とても切なくて、悲しくて。
でも本当に、子供がいて、かあさんがいてよかったと思った。
最後に4人家族で過ごした幸せいっぱいの時間を支えに、
がんばってほしいなぁと心から思いました。
ところで、もちろん悲しい話だけではありません。
さまざまな子供たちの場面が満載。
「夏休みの自由研究」編は思わず布団で読んでたのに声をたてて笑いました。
いやぁ、今回もサイバラにしてやられました。