でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

すごい人と飲んじゃったよー

2011-09-25 01:11:09 | Weblog

このブログでも何度か紹介しました
パントマイムの山本光洋さんが
今回は、南足柄市文化会館にやってきました。

本来であれば会員制、
しかも子供向けのイベントだったので
チケットが取れるかどうかぎりぎりまでわからなかったのですが
なんとか入手しました。

南足柄市文化会館といえば、
うちら夫婦にとっては、正面玄関よりも
楽屋口から入った回数が多い
「演劇集団らせん」の上演会場。

今回初めて客席側から舞台を見ました。

私が立った時にはとてつもなく広く見える舞台。
光洋さんがひとりで立つと

「え、この舞台ってこんなに小さかったっけ?」

と思うほど、空間が埋まっていく。

そこから先は1時間半の光洋さんの世界。

手の甲にキューピーの頭をくっつけて、
指人形のようにする芸は、前回のライブでもすごくいいなぁと思った。
文章で書くとイメージしづらいと思いますが、
光洋さんが演じると、体が雄弁に語りだすのです。

普通に指で歩くように見せているはずなのに、
しなやかで、軽やか。

「記念撮影」というマイムはある男の成長記録。
途中で家族が増えて、子供を呼び寄せるときには、
目線と表情で、子供の身長や性別が見えてくる。

最後はもちろんのチャーリー山本のあやつり人形。
それまで光洋さんのおしゃべりやマイムで大笑いしていた子供たちが
静まり返りました。

糸を結びつけるマイムが始まると、
本当に操り人形のように動き出すからだと顔。
そう、顔もなんだかこう、サンダーバード人形みたいに小刻みに動くのです。
ほんとにすごかったですねー。

ちなみに舞台トークでおっしゃってましたが
近くで芸を見ていた子供に
「わざとでしょ!」と聞かれたことがあるそうです。
光洋さんは答えたそうです。

「わざとだよ」

ガツンと言ってやりましたよ!って

しかもその後、Tenに打ち上げにいらっしゃるというので
うちら夫婦も会場からTenに直行。
片づけを終えていらした光洋さん、自らの小道具をご持参でご来店。
すでにTenで飲んでて、かなりいい感じで仕上がっていた仲間も交えて
大笑いしながら一緒に飲む。

うちら夫婦から見れば、山本光洋さんといえば
「高泉さんと一緒に青山円形劇場の「ア・ラ・カルト」に出演している
大スターですよ
あの、eplsでなかなか取れない伝説の舞台の出演者ですわ

その人がTenのカウンターで、舞台の苦労話などしていただきつつ、
一緒に酔っぱらって大笑いしてくれて。すごく楽しくて嬉しかった

楽しい夜でした。おつかれさまですー