(いま子どもたちは)沖縄の未来:1 基地のこと話そうよ
朝日新聞に掲載された二人の女の子。
普天間高校を先月卒業したばかりです。
うちの姪も同じ普天間高校の同級生。
さっそくで聞いてみると、
一人の子はなんと部活もクラスも同じだったそうです。
この二人の女の子は、
基地の存在に疑問を覚えて、
高校生だけで話し合ったり、県民大会に出たりしているとのこと。
そして沖縄の未来について話し合う
Making Futureというグループを作った。
その相談をしたのが、地元のミスドだったというのがかわいい。
二人だけでなく、ほかの高校生にも声をかけて、
真剣に基地についての話し合いをしたそうです。
私はこの子たちの親の世代。
生まれた時から、そこには米軍基地があって
何の疑問も抱かずに育ってきました。
いまでも、単純に「基地反対!」と言い切ることは難しい
複雑な思いを抱いているのだけど、
この子たちの真剣な思いを読んでいると、
オトナとして何か身が引き締まる思いがしました。
いっぽう、同級生のわが姪のほうは、
車の免許を取りに行ったり、家でクッキーを焼いたり
友達とドライブに行ったり、のんびりしてるように見えるけど
こちらもこちらで、いろいろと考えているのかもしれないなぁ。
のんびりしている子の上にも、
しっかりしている子の上にも、
今日もごく普通に、ヘリコプターが轟音を響かせながら
民家のすぐ近くを飛び続けています。