でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

奪い合えば・・

2013-05-26 01:40:24 | Weblog

わがブログながら、記事のカラーのバラバラぶりったら。
えーと、作者1名。2面性あり。ご容赦を。
でも根っこは1本のつもり。フニャフニャだけどな!

閑話休題。
うちの職場がある文京区本郷は、
ただいまマンション建設ラッシュ。

23区のど真ん中にあって、
新宿にも東京にもまずまずのアクセスで
幼稚園から大学まで半端ないハイレベルで(赤門だもん)
そんなところにあるマンションがお安いはずもなく
たぶんお値段は8ケタ・・・

東京ってお金持ちが結構いるんだなあと思う。
でももちろん、大変なひとはもっといっぱいいるわけで。
その差はどんどん広がる一方。
苦しい人はどんどん苦しくなっていく。

何年か前から、win-winという言葉をよく聞く。
たとえば商売の取引で、たとえば経営者と労働者で。

どうも最近、この言葉があまり好きじゃない。
winnerがいれば、どこかにloserがいるはずだから。
それから目をそむけてはいないか。

winではなくて、だれもがFullになることはできないものかしら。

もちろんお金は必要。
でもそれだけじゃない。

望む人は誰でも仕事ができて、
同じ職種なら同じ条件で仕事ができて、
学びたい人は好きなだけ学ぶことができて
家族と過ごしたい人は思い切り家族と過ごせて

誰にでもチャンスがあって、
そしてだれでも、自分なりの「満足」を得られる

そんな風になれないものかしら。
そんな風にすることはできないものかしら。



先日聞いた演説の中で心に残った言葉。
東日本大震災の被災者が言っていたそうです。

奪い合えば足りなくなり
分け合えばいきわたり
譲り合えば余りある




バブル世代の責任。

2013-05-26 01:03:40 | Weblog

久しぶりに、仕事っぽい本を読みました。

基本給19万と聞かされて就職したら、
その19万には残業代80時間分が含まれていた。

工場でケガをして休んだら
懲戒解雇になった。

1か月に250時間残業して
それでも仕事が終わらない。

こんな「正社員」が増えているという。


厳しい厳しい就職活動を経て職に就いたのに
1年ぐらいで辞めてしまう若者が多いと聞いて
「就職活動が厳しすぎて、就職がゴールだと思っている」とか
「いまの若い子たちは叱られたことがないから、上司の指導に耐えられない」とか
その原因を、当の若者たちにだけ押し付けていた。

もちろん世の中、ブラック企業ばかりではない。
本当に認識が甘くてやめてしまった人もいるだろう。

でも「正社員」という言葉の裏で
想像もつかないような苦しみを背負う人たちがいる。

苦しかったら相談すればいいじゃないか

でも彼らの多くは、自分の置かれた環境が違法であることも
相談できる窓口があることも、おそらく知らない。

「いつでも相談にいらっしゃい」

といって待っているだけで本当にいいのか。

なんとか、もっと入り込んで
苦しい人を救い出すことはできないのか。

逃げずに、まじめに考えなければならないと思う。

ろくに会社訪問すらせずに、大手企業の内定を
らくらくと手にしていた私たちバブル世代。

会社がうまくいかないことを、
仕事がうまくいかないことを、
若い世代に押し付けていないだろうか。

そう結論付ければ逃げられると思うのは、もうやめにして
彼らが始めた小さな流れを、
せき止めることなく、もっと大きな流れにしていきたい。