いまの家に引っ越してきてから、
本当にお散歩の機会が増えました。
っていうか、土日はほとんど散歩してる。
散歩コースのひとつである
「おしゃれ横丁」で「しゃれいち」という
イベントがあったので覗いてきました。
おしゃれ横丁は駅前に近い、小さな商店街なのですが
うちが良くいく呉地珈琲さんが100円でコーヒーを売ってたり
いちど行ってみたかった鳥屋さんのから揚げを200円で買えたり
なかなか充実
クレープ屋のメニュー数に圧倒されたり。
おっちゃん、すべてのトッピングをあの車内におさめてるのでしょうか。見事。
商店街の良さに気付いたのは、東京に出てきてから。
いまでも住んでいる人とちゃんとつながっている商店街が
生きている地域に住みついて、その良さにはまった。
スーパーに慣れ切っていた私は
トマトを一個ずつ買えない(一皿単位)八百屋さんや
威勢が良すぎて注文しづらい魚屋さんにはなかなか馴染めなかったけど
湯気を立てて大皿に乗っているお総菜屋さんや
いつも店先でペーパーバックを読んでいる不思議なお豆腐屋さん
ひとつひとつに体温があった。
ショッピングモールも嫌いではないのだけど
商店街のこういう感覚、消えないでほしいのです。
たくさんの商店街が、日本中から消えていく時代。
なんとか小田原には踏ん張ってほしいなぁ。