「イスラム国」は問う(6)「日本のメディアは最悪」-邦人人質事件から
確かに最近のメディアはおかしい。
イスラム国の邦人人質事件が
マスコミから消えていくのは早かった。
以前なんどか同じようなことが起こった時は
救出されるまで報道されていたのに。
今度は救出どころか、いのちが奪われたというのに
むしろ「テロに屈するぐらいなら・・」
という論調になっていた。
そんなこと言ってないよ、という反論もあるかもしれない。
でも、国のトップがそういう発表をして、
それをただ放送するだけ。
それに対する質問もコメントもない。
コメントせずに放送する、ということは
肯定している、という意思表示。
このリンクに書いてあるように
世間の気持ちが変わったわけではない。
テレビがいつのまにか
大本営発表機になっているだけだろう。
いまの社会はテレビだけが情報源ではないから
ちょっと前よりは、メディアが世論を操作する力は弱くなっている。
いや、もう露骨に意図が見えるメディアから人心が離れて
twitterやfacebookが世論になっていっているのか。
昔の輪になって書かれた連判状のように、
誰が初めに言い出したかわからないまま
未確認情報や理性を失った感情がどんどん広がっていくほうが
マスコミに操作されるよりもっと怖い。
うまく気持ちがまとまらないけど、
なんだかいろいろと考えさせられました。
と言いつつ、この情報もtwitterからキャッチしているんだが。