あっという間に連休も後半戦。
今年の連休、前半はダンナの実家がある群馬と
その本家がある長野へ。
長野に住んでいる伯父さんが3月に亡くなり
今まで行くことができなかったので、
納骨に立ち会うことにしました。
JR篠ノ井線「西条(にしじょう)」の駅から
車で15分ぐらい。山道を進みます。
長野ももう暑かったけど、山桜が咲いていました。
車を止めてから少し奥にあるお墓で
納骨を済ませ
もともと父も住んでいた家があった場所へ。
いまは家族もみんな山を下り、
その場所には何もなく、倒された柱が積まれている。
みんなで「この辺に廊下があったね」などと話していると
(もちろん私は全く知らない)
ふーっと風が吹いて
山桜がいっせいに花びらをふりまいた。
長野のじいちゃんとばあちゃんがみんなに
「おかえりなさい」って言ってます。
ところで、この家はほんとにほんとに山奥で、
緑が深いなぁと思いながらぼんやり眺めていると
長野のイトコさんが急に
「わらび生えてる!」というが早いが
サクサクと斜面(70°ぐらい?)を登って、ものの5分で
片手いっぱいにわらびを摘んできた。
私の目では「どこにわらびがいるの?」
これがわらびサーチアイか! (By「とりぱん」)
そして叔母さんも「あ、こっちもある!」と
サクサクと斜面を下りて、
これまたものの5分で大量のわらびとともに帰還。
※おばちゃんはどう若く見積もっても70代。
うちらにはみどりいろ一色に見えている山が、
おばちゃんたちには宝の山なんだなぁ。
生きる力の強さを感じた、長野の時間でした。