ムーチー到着

１月７日（旧暦の１２月８日）は沖縄のムーチーの日であった。
ムーチービーサ（ビーサは「冷え」という感じ）とも言われて、
この時期は沖縄も結構寒いものだが、今年も割と寒かったみたい。
「沖縄だから大して寒くないでしょ」と思ったアナタ、
沖縄には暖房器具がほとんどないのよん。
１５度ぐらいの気温は関東あたりではたいしたことないが、
那覇のウチの実家の暖房器具は５千円ぐらいのストーブひとつである。
寒いときの沖縄は東京より寒いんです。
（そういう日は年に数日しかありませんが・・正月にカキ氷食べてたし）

さて話を戻してムーチー。サンニンの葉で包んで蒸したお餅のこと。
父がむかし岩国で仕事をしているときに母が送ってあげたことがあるが、
サンニンの香りの好き嫌いが分かれたらしい。
私も、幸いにダンナもこの香りは気に入っている。
家で手作りする人もいるが、我が家はおいしい店に買いに行っている。
長男の嫁が平和通りの知る人ぞ知る名門店「やまや」で買ってきたムーチー。
（この店は、お盆やムーチーの時期などはおばぁでごった返して熱気むんむん）
小田原の我が家に本日到着。
白ムチ（餅粉だけの餅）甘ムチ（黒糖などで甘みをつけた餅）、そして紅イモムチの三色。おいしくいただきました。

しかし葉っぱをはがすとき、手につくのよ、モチが。
この状態をウチの方言ではむちゃむちゃするといいます。
なんとなくねばっこい雰囲気が伝わるだろうか。