あーちゃんが「クロスステッチ(刺繍の一種)」を飾る額を「ジョイフル本田(守谷市)」に買いに行くと言うので付いて行くことにしました。
妻が出かけようとすると必ず「ワシも(付いて行く)」と言って、どこにでも付いていく定年退職夫:「濡れ落ち葉」ではありませんよ。
守谷市に予てより行きたい蕎麦屋があったからです。もちろん、車の運転は私です。
その店は古民家の手打ち麺処「蕎鈴庵(きょうりんあん)」です。
この店の職人さんは、都内でも有数の老舗上野「藪そば」で修行し、その道40数年だそうです。手打ちなので売り切れ次第で閉店になってしまいます。
もう一つの特徴が私の好きな「古民家」の蕎麦屋さんということです。大変落ち着きくつろげます。
180年前の奥会津三島町の茅葺屋根の旧家(農家)を解体し、移築再生しています。店内には色々な古民具なども置かれています。(右奥は唐箕)
店内は昭和レトロな懐かしい雰囲気で、太い柱や梁は見事です。店の中央には「いろり」もあり、なんと言っても天井が高く、開放感があります。
奥には小上がりの座敷もありました。
大変美味しい蕎麦で、味・濃さも丁度良く、私にはぴったりでした。特に揚げたての「かき揚げ」が最高でした。
蕎麦とつゆは、阿武隈鍾乳洞の地下天然水を使っていて、醤油は昔ながらの手造りしょうゆとのこと。
私が食べた「おろし蕎麦」(紋甲いか、小海老のかき揚げ入り)です。
あーちゃんは「天そば(並)」(海老と野菜のてんぷらがのっています)です。
おしながきの1頁です。他にも色々な品がありました。がっつり系もありますよ。
通常は奥会津から直送されるそば粉を使用しているようですが、今日は岩手県北上産でした。
庭には、「サルナシの実(写真)」や「ブドウ、姫りんご、胡瓜」が生っていました。
お店の場所:守谷市薬師台6-1-9(☎0297-46-3638) 定休日:(木)
関東鉄道常総線「新守谷駅」から約2km、目の前が「大井沢小学校前」のバス停でした。