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春の花:石楠花

2020年04月20日 | 花さんぽ・花めぐり

例年より1週間ほど早く、愛媛県内有数の花の名所、大洲市肱川町の丸山公園(しゃくなげ谷)で、約3000本の「シャクナゲ」が満開となっているそうです。

豪華で大きな花をたくさん咲かせる「シャクナゲ(石楠花、石南花)」(ツツジ科)。

大変美しい常緑低木~高木です。花の美しさと豪華さで「花木の王様」と言われています。

日本の在来種や変種、園芸品種を「シャクナゲ」、欧米で改良された園芸品種を「西洋シャクナゲ(ロードデンドロン)」としていますが、私には正確に区別ができないので全てシャクナゲとします。

原産地はヨーロッパやアジア、北アメリカ、日本など。

品種が豊富で5,000を超す園芸品種があるそうです。樹高は50cm~5m。

開花時期は、4~6月。雄しべが10~14本。花色はピンクや白、赤、黄、オレンジ、紫、茶など多様です。

これだけ大きい木に、多くの花を咲かせると圧倒される華やかです。

葉は輪生しやや下垂し、葉形は広楕円形で肉厚、光沢があり、葉裏には細かい毛が生えていてます。

シャクナゲの葉は「ロードトキシン」という毒性をもっています。