「ラショウモンカズラ(羅生門葛)」(Meehania urticifolia)
'220425 花冠の様子を平安京の羅生門で武将が切り落とした鬼女の腕にたとえたもの。
ネーミングの発想が凄いですね。本州~九州、朝鮮半島、中国に分布。
山地のやや明るい林内や林縁に生え、全体に香気がある。
シソ科ラショウモンカズラ属の多年草
花期:4~5月 花茎は直立し、高さ20~30cmになる。
'220413 花冠は紫色で長さ4~5cmほど。
下唇の中央裂片は、大きく、下方に反り返り、濃紫色の斑点がある。
'050910 葉はハート形で、ふちに鈍い鋸歯がある。
花後、地面にランナーとも呼ばれる細い茎を伸ばしてふえていく。
冬は葉が枯れて休眠し、春になると再び芽吹く。