5月末、夢の島熱帯植物館屋外のハーブ園に「イタリアンパセリ」の花が咲いていたので、「パセリ」のことを調べてみました。
「パセリ(Parsley)」(Petroselinum) 和名:オランダゼリ(和蘭芹)は、飾りとしてのイメージが強いが、とても栄養価が高い野菜。
セリ科オランダゼリ属の二年草 地中海沿岸原産
紀元前から栽培され、薬用や香味料などに利用されていたそうです。
日本には18世紀初にオランダから渡来。国内自供率は100%で、収穫量が最も多いのは千葉県(約42%) 全く知らんかった!
日本でパセリといえば細かい縮れがあって丸くカールした「モスカルードパセリ(moss curled parsley)」(P. crispum)が一般的で、「縮葉種」や「カーリーパセリ」などと呼ばれる。
平たい葉で三つ葉のような「イタリアンパセリ(plain leaved parsley)」(P. neapolitanum)も風味や香りが柔らかいので人気で、「平葉種」や「フレンチパセリ」、「プレーンリーブド種」、「フラットシーフパセリ」などと呼ばれる。
草丈:60㎝ 花期:5月下旬〜7月 5cmほどのセリ科特有の複散形花序をつける。花序には、径2~3mm ほどの黄緑色の小さな花が多数つく。
「モスカルードパセリ」の花
「イタリアンパセリ」の花