'230606「シナノキ(科の木、級の木)」(Tilia japonica)は、日本各地の山地に自生する落葉高木。
”シナ”は結ぶ・縛るなどの意味のアイヌ語で樹皮の繊維で作るロープに由来するとされる。
アオイ(旧シナノキ)科シナノキ属 日本固有種(北海道~九州)
'071123 葉腋から長い柄のある花序にへら形の長い総包葉が一枚つくことが特徴。
'060610 花期:6月 葉腋から散房状の集散花序を下向きに出し、淡黄緑色の花をつける。
雄しべは花弁より長く飛び出している。花からは良質のシナ蜂蜜が採れる。
葉は互生し心円形で、先は尾状にとがり縁に鋭い鋸歯があり無毛、基部は心形。
'210428 樹皮は帯褐灰色で縦に裂け、成木では鱗状に剥がれてく。
'230428よく似た「オオバボダイジュ」↑(日本原産)は、雄しべが花弁より短く、この仲間では葉が最大で葉裏に粉白色の星状毛が密生します。