”緑黄色野菜の王様”といわれ、スーパーでもよく見かけるよになってきた「ケール(Kale)」(Brassica oleracea var. acephala)
海外では「スーパーフード(superfood)」として広く認知されています。
地中海沿岸原産。キャベツやブロッコリーの原種である「ヤセイカンラン(野生甘藍)」(Brassica oleracea) に近い種です。
和名:リョクヨウカンラン(緑葉甘藍)、特に縮れた葉のものはハゴロモカンラン(羽衣甘藍)
ケールはキャベツのように丸く結球(葉を丸めること)をせず、葉が広がりながら大きくなり、最終的には50cmほどに成長します。
日本へは江戸時代に入りましたが、当時は食用ではなく観賞用でした。後に、「ハボタン(葉ぼたん)」へと品種改良され、その美しさから今では世界各国で栽培されるようになっています。
1月の糖度は平均値で約9%とイチゴと同じくらい。収穫時期:11~6月
ビタミンCとβカロテンなどが豊富で、青汁の原料にされるほか、洋風煮込み、サラダなどにも。
アブラナ科:属(二年草)なので春先に黄色い花を咲かせます。
その直前にできる花芽は、小さなブロッコリーのようで食べても美味しいそうです。
’カーリーケール’(curly kale)
サラダで食べる「スイートサラダケール’レッド’」(Sweet Salad Kale'Red’)
他に’コラードケール’、’カーボロネロ’、’オーナメンタルケール’など多様な品種があります。