春に咲くオレンジや黄色の豪華な花で、艶やのある肉厚で美しい緑色の葉を持つ、常緑性多年草の「クンシラン(君子蘭)」。ランと名前が付いていますが、ヒガンバナ科。
原産地は南アフリカ。和名の君子蘭は、本来「クリビア・ノビリス(写真:最下段)」のことですが、花が下向きで観賞価値が劣ります。
そうしたことから「クリビア・ミニアタ(受け咲き君子蘭)」(Clivia miniata)が、一般的に「クンシラン」と呼ばれ、主に出回っています。
花径は直立し、草丈は30~50cmで15~20花をつけます。
花期は3~5月で、花色はオレンジ(橙から緋赤色)、黄(クリーム)、緑です。
こちらは黄花(クリーム色)クンシラン。斑入り葉のものもあります。
また、葉が肉厚で幅広く短く、花茎も短い、開花期の草丈が20~30cmの小型のクンシランもあります。
花が緑色の品種
’201116 本来の「クンシラン(君子蘭)」は「クリビア・ノビリス」↑(Clivia nobilis)
’250109 花弁の先端が薄い緑色になる「クリビア・ガルデニイ」↑(Clivia gardenii)
クリミア・ガーデニーとも呼ぶ。
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