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夏~秋の花:花縮砂

2020年09月19日 | 花さんぽ・花めぐり

ハナシュクシャ(花縮砂)」 は、ショウガ科ヘディキウム(シュクシャ)属の栽培品種の総称で半耐寒性多年草。

「ヘディキウム」はギリシャ語で「甘い雪」、香りのよい純白の花を咲かせることに因んでいます。

和名の「ハナシュクシャ」は、漢方薬として利用される「シュクシャ(縮砂)」(ショウガ科)に似ることに因みます。

鑑賞用に栽培されるものを英名「ジンジャー・リリー」または「ホワイトジンジャー」、省略して「ジンジャー(ジンジャ)」と呼ばれます。

日本には鑑賞用の品種として白花種が江戸時代に渡来。沖縄、九州では一部で野生化しています。

白花種は単に「ハナシュクシャ(花縮砂)」と言われるジンジャーの代表的な種。

学名:「ヘディキウム・コロナリウム」(Hedychium coronarium

花屋さんなどでは切り花を単に「ジンジャー」と呼ぶことが多いようです。食用の生姜とは別種。

インド~マレーシア原産

草丈(偽茎):1~2m。花期は8月~10月。花の芳香は香水として利用されます。

白、赤やピンク、橙色の品種など花色も豊富で濃淡もあります。

また、種間交雑の品種があるため白花種以外は品種名を特定するのは難しい。

ニクイロシュクシャ(肉色縮砂)」? 

ベニバナシュウシャ(紅花縮砂)」?

キバナシュクシャ(黄花縮砂)」(H. gardnerianum)

淡い黄色の花弁に赤い雄しべが特徴とのこと。

間違っていたらご容赦下さい。



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