独特の香り(臭気)がある「ニラ(韮)」は中国原産のヒガンバナ科の多年草。
ニラ料理の定番と言えば「ニラ卵」ですが、餃子などのスタミナ系料理にも欠かせません。
野菜として古くから栽培されています。
一部は逸出して野生化し、河川敷や道路脇などに群生していることがあります。
夏から秋になると葉の間から30 ~ 50cmほどの1本の花茎を伸ばし、とう立ちし、花が咲き始めます。
花期は8~9月が盛期で、花径1cm足らずの白い小さな花が花茎の先端に20~ 40個集まって半球形になります。
花弁が3枚、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見えます。
食用にする場合には花を咲かせると、養分が取られ株が消耗するので蕾を摘み取り、花ニラ(ハナニラ属のハナニラとは別)として食します。
葉は平らで細長く30~40cmほどになります。
通常4~5年は同じ場所に植えたままで栽培でき、1年間で4~5回収穫できるとのこと。
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