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冬の実①:西洋柊

2019年12月11日 | 花さんぽ・花めぐり

晩秋に色づき始め、真冬に目立つ赤い実をつけるモチノキ科の「セイヨウヒイラギ(西洋柊)」(別名:クリスマスホーリー)。

クリスマスの装飾用に使われる常緑小高木。

実は非常に苦いので、冬の間も鳥に食べられることは少ないそうです。

柊の実('17.11.16黒い実 再掲)同じモクセイ科の「ネズミモチ」の実に似ています。

柊の花。魔除けの意味を込めて、節分に飾られる「ヒイラギ(柊)」はモクセイ科で、春に黒い実が生る全く異なる植物です、

また、西洋柊の葉は互生ですが、柊は対生です。

中国・朝鮮半島原産のモチノキ科の「シナヒイラギ(支那柊)」(別名:チャイニーズホーリー、ヒイラギモチ、ヒイラギモドキ)の実も秋から冬にかけて赤くなります。

「支那柊」の花。開花期:4~6月。もこもこした感じに咲きます。

葉は柊のような棘が2カ所程度あるものや、全縁のものが混在します。

北アメリカ原産の「アメリカヒイラギ(亜米利加柊)」(別名:アメリカンホーリー)の実。

柊以外はモチノキ科で西洋柊や支那柊とも似ていて正直違いが良く判りません。

「亜米利加柊」の花。葉は楕円形で「支那柊」のような光沢はなく、鈍い緑色をしています。

アメリカでは西洋柊をクリスマス飾りの代用としました。

 

 

 

 

 

 

 



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