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夏の花:桔梗

2023年07月24日 | 花さんぽ・花めぐり

’230620 つくば植物園

以前、濃い青紫色の花が咲く「キキョウ’アストラブルー’」↑を取り上げました。

’アストラブルー’は草丈も20~40㎝ほどとコンパクトです。

’230715 つくば植物園 今回は原種の「キキョウ(桔梗)」↑(Platycodon grandiflorus)です。

分布:北海道~九州・奄美諸島、朝鮮・中国・ウスリー

別名:キチコウ(漢名:桔梗)、アリノヒフキ(蟻の火吹き)、アサガオ(朝貌)

英名:バルーンフラワー(ぷっくりとふくらんだ蕾の形に由来) 

万葉集で秋の七草と呼ばれる「アサガオ(朝貌)」はこの花と言われている。

キキョウ科キキョウ属(1種1属)の多年草

日当たりのよい山野の草地に生える。多湿を嫌い、乾燥を好む。

自生地はほとんど消滅し、野生は稀少。絶滅危惧Ⅱ類(VU)

花期:6~9月上旬 草丈:50~100㎝ほど。

茎の先が分枝して、鐘形で青紫色の花を数個つける。

葉は互生し、稀に対生。長卵形で裏面は白色を帯び、縁に鋸歯がある。茎や葉が傷つくと白い液を出す。

根は漢方薬で鎮咳、去痰の薬として古くから栽培されている。 



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