「キンモクセイ(金木犀)」と「ギンモクセイ(銀木犀)」の花が咲き始めました。(モクセイ科)
「金木犀」は「銀木犀」の変種。強い香りが漂い、秋の深まりを感じさせてくれます。開花期は9月下旬~10月中旬です。
小さい橙黄色の花を密生して咲かせます。雄株の方が花の数が多いそうです。(※日本には雄株のみ移入)(撮影:07.10.13)
葉は対生で、広披針形。葉は波打っており、縁にわずかに鋸歯があります。(撮影:07.10.13)
見事な「金木犀」の木
(撮影:’04.10.10)銀木犀は金木犀より花数が少なく、わずかに鋸歯が強いそうですが、花が咲かないと判別が難しい。
「ウスギモクセイ(薄黄木犀)」ギンモクセイの変種。花の色は金・銀木犀の中間のような薄いクリーム色。こちらは日本に雄株と雌株があり、花の後、翌年の初夏にかけて2cmほどの緑色の楕円形の実を結びます。
他に花が白い「シマモクセイ」、「ヒイラギモクセイ」があります。
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