日本の切り花の出荷量は、1位:キク、2位:カーネーション、3位:バラ、4位がガーベラです。(令和5年産)
ガーベラは切り花用として流通している品種が2000品種以上もあり、そのうち90%以上がオランダなど国外から輸入された品種ですが、切り花のほとんどは、輸入された苗などを日本国内の農家が栽培したものです。因みに都道府県別出荷量割合は、1位が静岡県(42%)です。
近年のガーベラは、大輪、八重咲き、細弁、アネモネ咲き弁、ミニなど多彩です。
キクの花みたいですね。
花色もピンク、赤、白、黄色、緑、オレンジ、ブラウンやバイカラーもあり、周年流通しています。
メリクロンと呼ばれる組織培養の栽培技術が進み、生産も需要も伸び、ユリ(6位)を凌ぐまでになりました。
「ガーベラ」(Gerbera jamesonii hybrida)は、キク科ガーベラ属の総称で、原種(G. jamesonii) は南アフリカ原産の燈赤色の花。
和名は「ハナグルマ(花車)」、「オオセンボンヤリ(大千本槍)」ですが、ほとんど認知されていないと思います。
半耐寒性多年草(宿根)
四季咲き性(主に4月~6月、10月~11月に多く開花)、花径は4〜15cm
’クラシックガーベラ’スーパークリムソン’ 昔からある地植え向きの高性種で、宿根草扱い。
スパイダータイプ?
花弁の中心から外側にかけて色が変化しているバイカラーと呼ばれるタイプ
ミニガーベラ 草丈は10cm~15cm、花径は4cm~5cmほど。
写真はありませんが、花径が約15cmほどの大輪の’ジャイアントスピナー・シリーズ’があります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます