田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

寒葵類

2023年01月24日 | 花さんぽ・花めぐり

1月19日、つくば植物園に咲いていた「カンアオイ(寒葵)類」です。

日本に分布(北海道除く)するカンアオイ類は50種ですが、そのうち49種が日本固有種とのこと。

国外では台湾に10種、中国に2種で全世界に62種(変種を含めると75種)のみです。最も日本固有種の数が多い植物です。

葉の下で、地面すれすれに真っ暗な口(萼)を開けて咲き、種ごとにそれぞれ著しく異なる花の色、形、香りであることが特筆すべき点です。

カンアオイの名前は「寒葵」に由来。これは徳川家の家紋のモチーフになっている葵(フタバアオイ)に近縁で、冬でも葉が残る常緑性であることに因みます。

これまで5種の寒葵をUPしました。今回は絶滅危惧植物温室などに咲いていた6種です。

写真の出来がかなり悪いものは過去に撮影したものにしました。

センカクアオイ(尖閣葵)

 

ナンゴクアオイ(南国葵)

 

ヤエヤマカンアオイ(八重山寒葵)

 

フジノカンアオイ(藤野寒葵)

二枚目の特に花のサイズが大きい個体(大花型)は別名:オオフジノカンアオイと呼ばれることもあるそうです。

 

イセノカンアオイ(伊勢の寒葵)

 

サンインカンアオイ(山陰寒葵)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿