オーストラリアには約70種のバンクシアが分布し、そのうち南西部の比較的乾燥する地域に約60種が分布します。
南東部にも数種のバンクシアが分布し、南東部の気候は比較的、関東以西の太平洋側の気候に近く、日本でも鉢植えや地植えでも育てることができます。
’221204 埼玉県花と緑の振興センター東園
「バンクシア・スピヌロサ」(Banksia spinulosa)のブラシのようなオレンジ色の花が咲いています。
小さなが集まって大きな花に見える穂状花序です。
本種は関東以南では問題なく露地植えできるとのことです。
'211126 筑波植物園サバンナ温室
英名:ヘアピンバンクシア オーストラリア原産
ヤマモガシ科バンクシア属の常緑低木 樹高:1~3m
spinulosaは「針のような」という意味があり、鋸歯のある細い葉が特徴です。
フラワーアレンジメントやドライフラワーなどの花材として人気があるそうです。
花後にできるユニークな形をしたまばらな果実。
殻が固く閉じた実は、山火事で焼かれた時にだけ堅いタネのさやが開き、タネが飛ぶというユニークな繁殖をすることでも知られます。
種を取る時はオーブンで焼くそうです。
「ウォールム・バンクシア」(Banksia aemula=バンクシア・アエムーラ)
葉は光沢があり、大きなギザギザ鋸歯が目立つ
花は淡い黄色です。
「バンクシア・グランディス」(Banksia grandis)
「バンクシア・エリキフォリア」(Banksia ericifolia)
英名:ヒースバンクシア エリカのようにも見える葉形も独特です。
「バンクシア・インテグリフォリア」(Banksia integriforia)
英名:コーストバンクシア
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます