「シクラメン」(Cyclamen persicum)は球根植物ですが、一般的な球根植物とは球根の構造が異なり、生産者はタネ(1~2㎜)から育てます。
12月に出荷するためには、株の大きさにもよりますが、6号鉢(18㎝)で13ヶ月前にタネを蒔くそうです。
シクラメンは暑さや寒さに弱い植物なので、温度管理が重要。
栽培はビニールハウスなど施設内で行い、冬季には暖房も必要なため加温設備を備えた施設が必須とのことです。
シクラメンには多くの品種がありますが、原種のシクラメンの場合は親株と同じ品種を育てることができます。
しかし、園芸品種の場合は、必ず親株と同じ品種とは限らないそうです。
先日、「あゆみ野農協安行園芸センター」(川口市内最大級の売り場面積を誇る植木・園芸の専門店)に行ったら様々な種類・サイズのシクラメンを大量に販売していました。
写真を撮るのが憚られる状況でしたので掲載写真は他所で撮った過去のものです。
別名:カガリビバナ(篝火花)、ブタノマンジュウ(豚の饅頭)
サクラソウ科シクラメン属の多年草(球根) 地中海沿岸地域原産
’ミニシクラメンふわもこ’
花期:10月~3月 花色は定番色の他、黄色、紫、青など
’ブルージュエリーシリーズ’
因みに都道府県別出荷量の割合(R3)は、長野県が14%で最も高く、次いで愛知県が11%、千葉県が6%の順
’マカロンショコラ’
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