「サザンカ(山茶花)」(Camellia sasanqua) 日本固有種
ツバキ科ツバキ(カメリア)属の常緑小高木 花期:10~12月(原種)
原種は白花で5~7弁の一重咲き、平開します。自生地の北限は山口県萩市です。
ツバキと比べると、花弁や雄しべがばらばらに落ちるのが、サザンカのいちばん分かりやすい特徴です。
江戸時代から多くの園芸品種(300品種以上)が作出され、耐寒性の強い品種もあり、開花期は晩秋~春です。
大別すると11月~12月に開花するサザンカ群、11月~2月のカンツバキ群、2月~4月のハルサザンカ群に分かれます。
推定樹齢200年以上の古木も全国に現存しています。
'211114にUPした「満開の山茶花」でツバキとの違いや他の品種も取り上げていますのでそちらもご覧ください。
今回の2品種(カンツバキ群)はつくば植物園の生垣に使われており、11月中下旬ころが見頃です。
ヒノデフジ’(日の出富士)
花弁の外側に赤色を帯びて華やぎがあります。
’フジノミネ’(富士の峰)
千重咲き中輪。木は立ち性。白花品種では古くから最も多く利用されてきた。
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