宮城県丸森町のお寺の境内に、約1万株のヒメシャガが自生していて、
淡い紫色の可憐な花を咲かせているとのニュース(5/13)
22日まで「ヒメシャガまつり」が開催されています。一度見に行きたいものです。
'220508「ヒメシャガ(姫射干)」(Iris gracilipes) 日本原産
シャガに似ていて小型ですが矮性種ではありません。別種で花も葉も違います。
アヤメ科アヤメ属の多年草 日本固有種 準絶滅危惧(NT)
シャガの草丈は50~60cmほどですが、本種は小ぶりで、草丈20~30cmほど。
葉は硬く細長く光沢はありません。シャガの葉は光沢があります。
花期:5~6月 花径3~4cmほどで淡青紫色、白花もあるそうです。
こちらが同じアヤメ属の「シャガ(射干)」(Iris japonica)です。中国原産
ヒメシャガは落葉性で冬には地上部が枯れますが、シャガは常緑で冬を越します。
「アメリカシャガ」(Neomarica northiana=ネオマリカ・ノーシアナ) ブラジル原産
名前にシャガとついていますが、シャガとは別属(ネオマリカ属)です。
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